ガンダムの頃(その1)
ヤマトとガンダムに共通するもの
ダイバーシティ東京に展示してあった実物大ガンダム立像
(訪問日:2016年7月9日)
今日の深夜、24時35分からNHK総合で『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』(第1話 「ジオンの子」)の放送が始まる。
しかも広島では、その1時間後の25時40分からRCCで『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(第16話「さらばテレサよ!二人のデスラーに花束を」)が放送される。
テレビ局が違うとはいえ、ガンダムの後にヤマトが放送されるという、夢のような番組編成が実現した!!
テレビではないが、NHKFMで5月2日(木・休)の午後0時15分から9時間にわたって「今日は一日“ガンダム”三昧」が放送されるそうじゃ。
↓『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』については、こちら↓
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」公式サイト
↓『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』については、こちら↓
TVアニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』
↓「今日は一日“ガンダム”三昧」については、こちら↓
「今日は一日“ガンダム”三昧 今日は一日○○三昧(ざんまい)」NHK
今年、2019年は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』放送開始から40年という記念の年。
40年前の1979年といえば、わしが高校1年生、主人公のアムロ・レイと同じ15歳じゃった。
「ガンダムの頃」では、ガンダムのストーリーや、放送された時代(1979年~80年)について書いていきたいと思う。
第1回目の今回は、「天空(そら)から堕(お)ちてくるもの」。
ヤマトとガンダムに共通するイメージとして、「天空から堕ちてくるもの」がある。
ヤマトは遊星爆弾で、ガンダムはスペースコロニー。
どちらも、番組の冒頭でこれらが地球上に落下するところから物語が始まるんじゃの。
このころの世界は東西冷戦下にあって、第3次世界大戦=核戦争の危機が身近にあった。
…というても、今の若い人にはピンとこんかもしれんの。
第2次世界大戦後、世界はアメリカ(資本主義)と旧ソ連(社会主義)を中心にした東西両陣営に2極化。
このふたつの社会体制が、互いににらみ合う関係を「冷戦(れいせん。冷たい戦争)」と呼んだ。
そんな世界では、核戦争が起きる危険性が多分にあった。
もし、どちらか一方が先に核攻撃を仕掛けた場合、もう一方がそれに対して報復をする。
世界中の空を、核兵器が相手の国めがけて飛んでいき、相手の国のそれが自分たちの頭の上に飛んでくる。
それはつまり、世界を滅ぼしてしまう最終戦争になりかねないものだった。
それをイメージさせたのが、ヤマトでは遊星爆弾で、ガンダムではスペースコロニーじゃったんじゃの。
…以下、余談。
天空から、回転しながら墜ちてくる遊星爆弾が地面に激突。
地面がえぐれ、上空にキノコ雲ができるまでを手間暇かけて描いたのがヤマト。
天空から引き(=絵を引っ張って動かすだけ)で墜ちてきたスペースコロニーが地面に激突。
爆発するところを動画でなく、透過光だけで処理したのがガンダム。
この差が、お金を人手を充分にかけて制作されたヤマトと、そうでなかったガンダムとの差でもあるんじゃの。
ただ、この差は、ストーリーの面白さとは全然関係のない話じゃが…。
↓『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』テレビ放送についての関連記事は、こちら↓
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』テレビ放送決定!
今日は、ヤマトとガンダムに共通するイメージとして、「天空から堕ちてくるもの」について話をさせてもらいました。
タイトルの「ガンダムの頃」は、当時、数多くのガンダム特集を組んだアニメ雑誌『アニメック』の元編集長・小牧雅伸(こまき まさのぶ)さんの本『アニメックの頃』(NTT出版 2009年)から拝借しました。
わしにとっては、テレビ版ガンダムから受けた影響も大きかったが、この雑誌から受けた影響も大きかったんじゃの。
ほいじゃあ、またの。
ヤマトとガンダムに共通するもの
ダイバーシティ東京に展示してあった実物大ガンダム立像
(訪問日:2016年7月9日)
今日の深夜、24時35分からNHK総合で『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』(第1話 「ジオンの子」)の放送が始まる。
しかも広島では、その1時間後の25時40分からRCCで『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(第16話「さらばテレサよ!二人のデスラーに花束を」)が放送される。
テレビ局が違うとはいえ、ガンダムの後にヤマトが放送されるという、夢のような番組編成が実現した!!
テレビではないが、NHKFMで5月2日(木・休)の午後0時15分から9時間にわたって「今日は一日“ガンダム”三昧」が放送されるそうじゃ。
↓『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』については、こちら↓
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」公式サイト
↓『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』については、こちら↓
TVアニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』
↓「今日は一日“ガンダム”三昧」については、こちら↓
「今日は一日“ガンダム”三昧 今日は一日○○三昧(ざんまい)」NHK
今年、2019年は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』放送開始から40年という記念の年。
40年前の1979年といえば、わしが高校1年生、主人公のアムロ・レイと同じ15歳じゃった。
「ガンダムの頃」では、ガンダムのストーリーや、放送された時代(1979年~80年)について書いていきたいと思う。
第1回目の今回は、「天空(そら)から堕(お)ちてくるもの」。
ヤマトとガンダムに共通するイメージとして、「天空から堕ちてくるもの」がある。
ヤマトは遊星爆弾で、ガンダムはスペースコロニー。
どちらも、番組の冒頭でこれらが地球上に落下するところから物語が始まるんじゃの。
このころの世界は東西冷戦下にあって、第3次世界大戦=核戦争の危機が身近にあった。
…というても、今の若い人にはピンとこんかもしれんの。
第2次世界大戦後、世界はアメリカ(資本主義)と旧ソ連(社会主義)を中心にした東西両陣営に2極化。
このふたつの社会体制が、互いににらみ合う関係を「冷戦(れいせん。冷たい戦争)」と呼んだ。
そんな世界では、核戦争が起きる危険性が多分にあった。
もし、どちらか一方が先に核攻撃を仕掛けた場合、もう一方がそれに対して報復をする。
世界中の空を、核兵器が相手の国めがけて飛んでいき、相手の国のそれが自分たちの頭の上に飛んでくる。
それはつまり、世界を滅ぼしてしまう最終戦争になりかねないものだった。
それをイメージさせたのが、ヤマトでは遊星爆弾で、ガンダムではスペースコロニーじゃったんじゃの。
…以下、余談。
天空から、回転しながら墜ちてくる遊星爆弾が地面に激突。
地面がえぐれ、上空にキノコ雲ができるまでを手間暇かけて描いたのがヤマト。
天空から引き(=絵を引っ張って動かすだけ)で墜ちてきたスペースコロニーが地面に激突。
爆発するところを動画でなく、透過光だけで処理したのがガンダム。
この差が、お金を人手を充分にかけて制作されたヤマトと、そうでなかったガンダムとの差でもあるんじゃの。
ただ、この差は、ストーリーの面白さとは全然関係のない話じゃが…。
↓『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』テレビ放送についての関連記事は、こちら↓
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』テレビ放送決定!
今日は、ヤマトとガンダムに共通するイメージとして、「天空から堕ちてくるもの」について話をさせてもらいました。
タイトルの「ガンダムの頃」は、当時、数多くのガンダム特集を組んだアニメ雑誌『アニメック』の元編集長・小牧雅伸(こまき まさのぶ)さんの本『アニメックの頃』(NTT出版 2009年)から拝借しました。
わしにとっては、テレビ版ガンダムから受けた影響も大きかったが、この雑誌から受けた影響も大きかったんじゃの。
ほいじゃあ、またの。
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