通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

古新聞利用法

2023年08月01日 | 日記
昨日は、
中国新聞の定期購読をやめる
という話をさせてもろうた。

新聞の定期購読をやめて困るのが、
読み終えた古新聞がなくなること。

古新聞は結構、使い出があるので、
ため込んでおいたんじゃの。





今日は、
古新聞利用法
についての話でがんす。





古新聞の利用法で有名なところは、
窓掃除。




(前川つかさ「第158話 古新聞利用法」『大東京ビンボー生活マニュアル 5巻』講談社 1989年 112ページ)


水、またはぬるま湯に浸した新聞紙で
窓を水拭きし、
その水分が乾く前に
乾拭き(からぶき)をする。

新聞紙に使われているインクが
窓についている油分を分解し、
ツヤ出しの効果もある。

そのうえ、繊維の粗い新聞紙が
汚れを絡め取ってくれるという
すぐれものじゃ。



つぎに、ゴミ袋。




新聞紙で作ったゴミ袋

市販のものではなく、
新聞紙を折ってゴミ袋を作る。

広島市ではこのまま燃えるゴミとして
出してもOKじゃ。



そして、食事をする。




(前川つかさ「第14話 いわし雲」『大東京ビンボー生活マニュアル 1巻』講談社 1987年 76ページ)


今から35年ほど前、
わしがひとり暮らしを始めたころ、
フローリングのワンルームが
ほとんどなかったころの話。

畳の上に新聞紙を敷いて
その上で食事をしていたもんじゃ。

冬になってコタツを買ってからは
その上で食事をするようになったが。

子どもが小さいころは、
食事をするときに
テーブルの下に新聞紙を敷いていた。

子どもが食べこぼしたものが
テーブル下に敷いた
新聞紙の上に落ちるので、
その新聞紙ごと捨てれば
ぞうきんで拭いたりする手間が省ける
というわけじゃの。



あと、トイレの落とし紙。

…なに、「落とし紙」を知らん?

落とし紙は、今でいう
トイレットペーパーのことじゃ。

わしが小(こ)まいころは、
「ちり紙」いうて
呼びよったもんじゃが。

落とし紙は、
トイレットペーパーのように
ロール状ではなく
1枚の紙になっていて、
今では絶滅(?)してしもうた
ボットン便所(汲み取り式便所)には
かならず置いてあった。

ちり紙が足りない時は
新聞紙が置いてあったりもした。

…なに、あんなかたい新聞紙で
お尻が拭(ふ)けるわけないじゃん
じゃと?

そのとおり!

お尻を拭くには
新聞紙はかたいので、
手でよくよく揉(も)んでから
使っていたもんじゃ。



あまり知られていないところでは、
濡れた靴の中に詰める。

雨の日の朝、
出勤に使った靴は濡れる。

会社に着いたときに
会社用の靴に履き替えて、
濡れた靴の中に
小さくちぎった新聞紙を入れておくと、
夕方にはたいてい乾いている
というわけ。

ほいじゃけぇ、会社には
会社用の靴、替えの靴下、古新聞を
常備しておくんじゃがの。





以下、余談。


新聞にはチラシ(広告)
もついてくるが、
そのチラシの利用法。

今のチラシはほとんどが両面印刷だが、
むかしのチラシは
片面印刷がほとんどだった。

片面印刷ということは、
表面に印刷して、裏面は白紙。

裏面に伝言や絵を書いたり、
また、適当な大きさに切って、
メモ帳などに使っていたもんじゃ。




チラシで作ったゴミ箱





以下、さらに余談。


中国新聞では、印刷されていない
無地の新聞紙だけを売っている。

その名も「Needspaper
(ニーズペーパー)」。

新聞は取っていないけれども
新聞紙は必要という方は、
ご購入を検討されてはいかがかの?



↓Needspaper(ニーズペーパー)については、こちら↓

「オンラインストア」中国新聞印刷株式会社





今日は、
古新聞利用法
について話をさせてもろうたでがんす。



ほいじゃあ、またの。

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