広島みなと夢花火大会 中止
宇品(うじな)花火大会
宮島水中花火大会も中止
「2018広島みなと夢花火大会が、台風12号接近のため中止になりました」
「う~ん、残念!」
「今年は、とあるルートから特別鑑賞チケットが手に入って、「やった」って小躍りしよったのに」
「いつものように、席を探して右往左往することなく、指定席に座って、ビール片手にゆっくりと花火を楽しめると思うたのにねぇ」
「残念なのは残念…じゃが、汗水たらして手に入れたものじゃないけぇ、こんなもんかもしれん、とある意味で割り切れることはできる」
「今年、2018年は広島港開港70周年という記念の年」
「中止の決定がずれ込んだのも、今年はなんとか開催したいという思いがあったんかもしれんのう」
「チラシにも、「豪雨災害でお亡くなりになられた方々の慰霊・鎮魂と、被災地の復興祈願という想いを持って開催いたします」とうたってあったね」
↓2018広島みなと夢花火大会については、こちら↓
広島みなと 夢 花火大会 ~花火ミュージアム~
「今は、「広島みなと夢花火大会」という名前になっとるが、わしが小(こ)まいころは「宇品の花火大会」じゃった」
「宇品まで見に行きよったん?」
「わしゃ小学2年まで皆実町(みなみまち)6丁目、ゆめタウンから道路を隔てて南側あたりに住んどったが、宇品まで見に行ったことは、考えてみりゃ、一度もなかったのう」
「ほいじゃ、どっから見よったん?」
「うちの家からすぐ近くにあって、京橋川(きょうばしがわ)に架かる御幸橋(みゆきばし)から見るよった。遠くから花火を眺めるだけで、音はほとんど聞こえんかったような気がする」
「御幸橋から見るってのは、今でもネットで検索すると穴場スポットに出てくるね」
(御幸橋から宇品方面(川下)を見たところ)
「宇品といえば、元宇品(もとうじな)と呼ばれとるところが豪雨の被害を受けて大変らしいね」
「ちょっと説明しとくと…、
宇品はもともと、宇品島と呼ばれる広島湾に浮かぶ島じゃった。
NHKの『ブラタモリ』でもあったように明治時代、広島市街から宇品島までを埋め立てて今の宇品ができた。宇品島じゃったところが、今は「元宇品」と呼ばれとる。
…で、新聞報道によると、複数の場所で土砂崩れが発生。狭い島の中に、狭い道路。土砂を撤去するための重機を通すための道が確保できとらんということじゃ」
「あれから3週間がたついうのに、まだまだこんなところがあるんじゃね」
「この記事を読んで、宇品の花火大会を見に行くのはちょっとのう…、って心の隅がちょっと痛くなったところがあったんじゃ、正直な話」
(元宇品)
「広島で行われる花火大会といえば、日本の花火大会百選のひとつで、水中花火が目玉になっている「宮島水中花火大会」(8月25日開催予定)があるね」
「こっちは、早々に中止が決定した。わしが記憶する限り、中止するのは初めてじゃと思うが」
「なんで? 宮島は今回の西日本豪雨の影響がほとんどないのに、観光客が減って、宿泊施設のキャンセルもあって困っとるいう話を聞いたけど?」
「宮島の問題じゃのうて、交通手段の問題じゃ」
「交通手段? あぁ、宮島に渡るにはJR宮島口駅まで行かにゃいけんね」
「帰宅時には、JRだけで上下線で20本ちかく臨時列車を走らせよったのが、今年は臨時列車の運行が難しいそうじゃ」
「今は、JR山陽本線が間引き運転しとる状態じゃもんね」
「宮島は今年、平清盛生誕900年ということで力が入っとっただけに、残念じゃろうの」
↓宮島水中花火大会については、こちら↓
「宮島水中花火大会」一般社団法人宮島観光協会
「宮島といえば、明日は厳島神社の管弦祭があるよ」
「管弦祭は毎年、旧暦の6月17日(2018年7月29日)に行われるんじゃ」
「そうか。昨夜はきれいな満月が見えたね」
「台風が近づいてきとるが、管弦祭はできるんかのう? こっちも心配じゃ」
訪問日:2018年2月12日
【参考文献】
『宮島花火大会が中止』中國新聞 2018年7月26日
『元宇品も復旧遠く』中國新聞 2018年7月27日
「今日は、中止となった広島みなと夢花火大会について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
宇品(うじな)花火大会
宮島水中花火大会も中止
「2018広島みなと夢花火大会が、台風12号接近のため中止になりました」
「う~ん、残念!」
「今年は、とあるルートから特別鑑賞チケットが手に入って、「やった」って小躍りしよったのに」
「いつものように、席を探して右往左往することなく、指定席に座って、ビール片手にゆっくりと花火を楽しめると思うたのにねぇ」
「残念なのは残念…じゃが、汗水たらして手に入れたものじゃないけぇ、こんなもんかもしれん、とある意味で割り切れることはできる」
「今年、2018年は広島港開港70周年という記念の年」
「中止の決定がずれ込んだのも、今年はなんとか開催したいという思いがあったんかもしれんのう」
「チラシにも、「豪雨災害でお亡くなりになられた方々の慰霊・鎮魂と、被災地の復興祈願という想いを持って開催いたします」とうたってあったね」
↓2018広島みなと夢花火大会については、こちら↓
広島みなと 夢 花火大会 ~花火ミュージアム~
「今は、「広島みなと夢花火大会」という名前になっとるが、わしが小(こ)まいころは「宇品の花火大会」じゃった」
「宇品まで見に行きよったん?」
「わしゃ小学2年まで皆実町(みなみまち)6丁目、ゆめタウンから道路を隔てて南側あたりに住んどったが、宇品まで見に行ったことは、考えてみりゃ、一度もなかったのう」
「ほいじゃ、どっから見よったん?」
「うちの家からすぐ近くにあって、京橋川(きょうばしがわ)に架かる御幸橋(みゆきばし)から見るよった。遠くから花火を眺めるだけで、音はほとんど聞こえんかったような気がする」
「御幸橋から見るってのは、今でもネットで検索すると穴場スポットに出てくるね」
(御幸橋から宇品方面(川下)を見たところ)
「宇品といえば、元宇品(もとうじな)と呼ばれとるところが豪雨の被害を受けて大変らしいね」
「ちょっと説明しとくと…、
宇品はもともと、宇品島と呼ばれる広島湾に浮かぶ島じゃった。
NHKの『ブラタモリ』でもあったように明治時代、広島市街から宇品島までを埋め立てて今の宇品ができた。宇品島じゃったところが、今は「元宇品」と呼ばれとる。
…で、新聞報道によると、複数の場所で土砂崩れが発生。狭い島の中に、狭い道路。土砂を撤去するための重機を通すための道が確保できとらんということじゃ」
「あれから3週間がたついうのに、まだまだこんなところがあるんじゃね」
「この記事を読んで、宇品の花火大会を見に行くのはちょっとのう…、って心の隅がちょっと痛くなったところがあったんじゃ、正直な話」
(元宇品)
「広島で行われる花火大会といえば、日本の花火大会百選のひとつで、水中花火が目玉になっている「宮島水中花火大会」(8月25日開催予定)があるね」
「こっちは、早々に中止が決定した。わしが記憶する限り、中止するのは初めてじゃと思うが」
「なんで? 宮島は今回の西日本豪雨の影響がほとんどないのに、観光客が減って、宿泊施設のキャンセルもあって困っとるいう話を聞いたけど?」
「宮島の問題じゃのうて、交通手段の問題じゃ」
「交通手段? あぁ、宮島に渡るにはJR宮島口駅まで行かにゃいけんね」
「帰宅時には、JRだけで上下線で20本ちかく臨時列車を走らせよったのが、今年は臨時列車の運行が難しいそうじゃ」
「今は、JR山陽本線が間引き運転しとる状態じゃもんね」
「宮島は今年、平清盛生誕900年ということで力が入っとっただけに、残念じゃろうの」
↓宮島水中花火大会については、こちら↓
「宮島水中花火大会」一般社団法人宮島観光協会
「宮島といえば、明日は厳島神社の管弦祭があるよ」
「管弦祭は毎年、旧暦の6月17日(2018年7月29日)に行われるんじゃ」
「そうか。昨夜はきれいな満月が見えたね」
「台風が近づいてきとるが、管弦祭はできるんかのう? こっちも心配じゃ」
訪問日:2018年2月12日
【参考文献】
『宮島花火大会が中止』中國新聞 2018年7月26日
『元宇品も復旧遠く』中國新聞 2018年7月27日
「今日は、中止となった広島みなと夢花火大会について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」