比治山（その2）【花見に行こうや2018】

比治山（ひじやま）

2018年　春

満開





「毎年春、桜を求めて広島のあちこちをぶらぶら歩くこのシリーズ」

「前回は、比治山の夜桜を紹介しましたが…」

「昼間の比治山の桜を2回に分けて紹介します」

「今回は、山陽文徳殿・御便殿跡・ムーアの広場・雲霓橋・スカイウォークじゃ」











【山陽文徳殿（さんようぶんとくでん）】







「広島電鉄の市内電車・比治山線の比治山下電停から比治山を上っていくと、左手（山沿い）に山陽文徳殿がある。この建物は1934年（昭和9年）、江戸時代後期の歴史家・頼 山陽（らい さんよう）没後100年記念として建てられたものじゃ」





【御便殿跡（ごべんでんあと）】











「山陽文徳殿からさらに上って、左手に進むと御便殿跡がある」

「御便殿は、天皇の休憩所じゃったね」

「日清戦争時、臨時首都となった広島に明治天皇が来られたときに御便殿が建てられた。戦争終了後、比治山に移され観光名所となっとったんじゃが、広島に落とされた原子爆弾の投下によって壊滅。今は広場として整備されとる」

「花見の名所で、ゴザの貸し出しなんかもしとってんよ」

「広島市まんが図書館と広島市現代美術館も、すぐ近くにあるんじゃ」





【ムーアの広場】







「御便殿跡から、現代美術館の周りを歩いて行くと、ムーアの広場がある」

「この巨大なアーチを造られたのが、ヘンリー・ムーアさんじゃね」

「ここでも花見をされとってじゃ」











【雲霓橋（うんげいきょう）】







「さらに進むと、雲霓橋に着く。このあたりでも花見をされよってじゃ」

「すぐ近くにスカイウォークがあります」





【スカイウォーク】



























「雲霓橋の近くにあるスカイウォークは、段原地区と比治山を結ぶ、全長207メートルのエスカレーター」

「ここを下ったところに広場があって、ここも花見をするにはええ場所じゃね」





↓スカイウォークについては、こちら↓

「比治山スカイウォークのご案内」広島市





訪問日：2018年3月31日





「今日は、比治山の桜の見どころ、山陽文徳殿・御便殿跡・ムーアの広場・雲霓橋・スカイウォークについて話をさせてもらいました」

「次回は、富士見台展望台・旧陸軍墓地・桜のとおりぬけ（遊具広場横）・桜の広場・汐見台の予定じゃ。ほいじゃあ、またの」





（2018年4月8日　コメント追加）