山口弁? 防府弁?
映画『マイマイ新子と千年の魔法』
片渕須直監督、来広
「今日(8月5日)から11日までの1週間、映画『マイマイ新子と千年の魔法』(2009年、監督・脚本:片渕須直(かたぶち すなお))が八丁座で上映されているので見に行ってきた」
「これは、昨年の11月からロングラン上映を続けている「『この世界の片隅に』片渕須直監督ありがとう上映」ということで、1週間限定で上映されるそうです」
先着でもらえるポストカード
↓映画『マイマイ新子と千年の魔法』については、こちら↓
映画「マイマイ新子と千年の魔法」公式サイト
「この映画は、高樹のぶ子(たかぎ のぶこ)さんの小説『マイマイ新子』を原作に、片渕監督がアニメ映画化しちゃったんじゃね」
「『マイマイ新子』は昭和30年の山口県防府市(ほうふし)が舞台じゃけぇ、『この世界の片隅に』と同じように、セリフも徹底してリアルな山口弁にされとってんじゃ」
「原作はどうなん?」
「山口弁はほとんど使われとらん」
「山口弁を使うのは、片渕監督のこだわりなんかね?」
「広島弁が、西の安芸弁と東の備後弁に分かれとるように、山口弁も、長州藩の城下町があった山陰側の萩(はぎ)と、瀬戸内側の防府とじゃったら違いがあるんじゃないか、と勝手に想像してしまうんじゃがの」
「いうても、広島弁が分かりゃ、山口弁もある程度は理解できるじゃろ」
「映画で聞く限り、とくに聞きづらいと思う言葉はなかったのう。例えば…」
作ってくれちゃった=作ってくださった
そうなんじゃろ=そうなんでしょ
「…という具合に、ほぼ広島弁じゃん、っていう言葉も出てきたの」
(注:映画で気になった言葉を記憶しているだけなので、間違いがあるかもしれません)
「あぁ、これなら分かるね」
「あと、聞いて、「あぁ、懐かしいのう」って感じた言葉に、「へぇでから」いうのがあった」
「「へぇでから」? どういう意味?」
「「へぇでから」は「それから」いう意味じゃの」
「広島弁でいうところの「ほいでから」かね」
「ほうじゃの。わしの先輩で、防府市の東隣にある徳山(とくやま)出身の人がおって、その人がよう(=よく)使いよっちゃったんじゃ」
「それで懐かしいって思うたんじゃね」
「調べてみたら、「へじゃけど=そうだけど」「へで=それで」なんて言葉もあるそうじゃ」
「広島弁でいうと、「ほうじゃけど=そうだけど」「ほいで(ほいでから)=それで」じゃね」
↓映画『マイマイ新子と千年の魔法』の山口弁については、こちら↓
「台詞を山口弁に書き換える」メイキング・オブ・マイマイ新子
「余談じゃが、今夜9時30分から八丁座で「フィルムマラソン585 片渕須直監督特集」がある」
「となると、片渕監督も来られる?」
「もちろん。というより、今夜6時30分からは福屋八丁堀本店でトークショーがあって、その後にフィルムマラソンに参加。明日、6日の昼1時15分の回上映後にも、トークショーがあるんじゃ」
「片渕監督、今日から明日にかけては広島におってんじゃね。で、フィルムマラソンはどんな作品を上映してんじゃろ?」
「今、紹介した『マイマイ新子と千年の魔法』と今も上映中の『この世界の片隅に』。あとはオムニバス映画『MEMORIES』の中の1作『大砲の街』(演出・技術設計)、『アリーテ姫』(2000年、監督・脚本)の4作品を上映してんじゃそうな」
「お父さん、行かんの?」
「フィルムマラソンは、たいてい夜9時から朝6時くらいまで上映してんじゃが、わしの体にゃ辛いけぇ、はぁ(=もう)行かんことにした」
「年にゃ勝てんね」
「ま、チケットも完売したいうことじゃし、見に行かれる方は楽しんできてください」
↓八丁座については、こちら↓
広島の映画館サロンシネマ、八丁座
「今日は、八丁座で1週間限定上映されている映画『マイマイ新子と千年の魔法』と山口弁について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
映画『マイマイ新子と千年の魔法』
片渕須直監督、来広
「今日(8月5日)から11日までの1週間、映画『マイマイ新子と千年の魔法』(2009年、監督・脚本:片渕須直(かたぶち すなお))が八丁座で上映されているので見に行ってきた」
「これは、昨年の11月からロングラン上映を続けている「『この世界の片隅に』片渕須直監督ありがとう上映」ということで、1週間限定で上映されるそうです」
先着でもらえるポストカード
↓映画『マイマイ新子と千年の魔法』については、こちら↓
映画「マイマイ新子と千年の魔法」公式サイト
「この映画は、高樹のぶ子(たかぎ のぶこ)さんの小説『マイマイ新子』を原作に、片渕監督がアニメ映画化しちゃったんじゃね」
「『マイマイ新子』は昭和30年の山口県防府市(ほうふし)が舞台じゃけぇ、『この世界の片隅に』と同じように、セリフも徹底してリアルな山口弁にされとってんじゃ」
「原作はどうなん?」
「山口弁はほとんど使われとらん」
「山口弁を使うのは、片渕監督のこだわりなんかね?」
「広島弁が、西の安芸弁と東の備後弁に分かれとるように、山口弁も、長州藩の城下町があった山陰側の萩(はぎ)と、瀬戸内側の防府とじゃったら違いがあるんじゃないか、と勝手に想像してしまうんじゃがの」
「いうても、広島弁が分かりゃ、山口弁もある程度は理解できるじゃろ」
「映画で聞く限り、とくに聞きづらいと思う言葉はなかったのう。例えば…」
作ってくれちゃった=作ってくださった
そうなんじゃろ=そうなんでしょ
「…という具合に、ほぼ広島弁じゃん、っていう言葉も出てきたの」
(注:映画で気になった言葉を記憶しているだけなので、間違いがあるかもしれません)
「あぁ、これなら分かるね」
「あと、聞いて、「あぁ、懐かしいのう」って感じた言葉に、「へぇでから」いうのがあった」
「「へぇでから」? どういう意味?」
「「へぇでから」は「それから」いう意味じゃの」
「広島弁でいうところの「ほいでから」かね」
「ほうじゃの。わしの先輩で、防府市の東隣にある徳山(とくやま)出身の人がおって、その人がよう(=よく)使いよっちゃったんじゃ」
「それで懐かしいって思うたんじゃね」
「調べてみたら、「へじゃけど=そうだけど」「へで=それで」なんて言葉もあるそうじゃ」
「広島弁でいうと、「ほうじゃけど=そうだけど」「ほいで(ほいでから)=それで」じゃね」
↓映画『マイマイ新子と千年の魔法』の山口弁については、こちら↓
「台詞を山口弁に書き換える」メイキング・オブ・マイマイ新子
「余談じゃが、今夜9時30分から八丁座で「フィルムマラソン585 片渕須直監督特集」がある」
「となると、片渕監督も来られる?」
「もちろん。というより、今夜6時30分からは福屋八丁堀本店でトークショーがあって、その後にフィルムマラソンに参加。明日、6日の昼1時15分の回上映後にも、トークショーがあるんじゃ」
「片渕監督、今日から明日にかけては広島におってんじゃね。で、フィルムマラソンはどんな作品を上映してんじゃろ?」
「今、紹介した『マイマイ新子と千年の魔法』と今も上映中の『この世界の片隅に』。あとはオムニバス映画『MEMORIES』の中の1作『大砲の街』(演出・技術設計)、『アリーテ姫』(2000年、監督・脚本)の4作品を上映してんじゃそうな」
「お父さん、行かんの?」
「フィルムマラソンは、たいてい夜9時から朝6時くらいまで上映してんじゃが、わしの体にゃ辛いけぇ、はぁ(=もう)行かんことにした」
「年にゃ勝てんね」
「ま、チケットも完売したいうことじゃし、見に行かれる方は楽しんできてください」
↓八丁座については、こちら↓
広島の映画館サロンシネマ、八丁座
「今日は、八丁座で1週間限定上映されている映画『マイマイ新子と千年の魔法』と山口弁について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」