通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

厳島神社から宮島桟橋まで ぶらり宮島

2014年01月07日 | 広島の話題
「前回は、厳島神社を紹介したけど…」

「今回は、厳島神社から宮島桟橋までの紹介じゃ」





「厳島神社を出ると…」





「右手(東)側に亀居山放光院大願寺(ききょざん ほうこういん だいがんじ)があるんじゃの」

「目に飛び込んでくるのが、巨大な松。これは「九本松」いうて、伊藤博文(いとう ひろぶみ)公がお手植えされたと伝えられる、高さ18メートルもあるものなんよ」





「江戸時代も終わりの1866年(慶応2年)、幕府方の勝海舟(かつ かいしゅう)と長州藩の広沢真臣(ひろさわ さねおみ)らが、第2次長州戦争の講和会談をしたのが、この書院じゃ」

「外から見るだけで、入ることはできんけどね」





「本堂の軒下には、25分の1サイズの錦帯橋の模型が架けられとる。これは、明治時代、パリ万博にも出展されたものじゃそうな」





「あと、正月には、必ず猿回しが来るよのう」

「子どもたちが、お猿さんの登場を待っとるんじゃね」





「西松原(にしのまつばら)からは、横からの大鳥居が見える」





「ここで大願寺まで戻って、厳島神社の南側を通って宮島桟橋へ」

「不明門(あけずのもん)を過ぎたあたりで、東回廊越しに大鳥居が見えるんよ」







「右手(西)側にある塔の岡には、五重塔と千畳閣(せんじょうかく)が見える」





「石鳥居をくぐると、お待ちかね、表参道商店街」

「さー、今日はなにを買おうかね」

「それって、なにを食べようかね、の間違いじゃないんか?」





「大きな松明(たいまつ)が飾ってある店もある」

「鎮火祭(ちんかさい)で使われた松明の燃え残りを、「火災除けの護符」にしとってんじゃね」

「鎮火祭は毎年12月31日の大晦日(おおみそか)、午後6時から厳島神社の御笠浜(みかさのはま)で行われる「火難避け」の祭りじゃの」





「出た! 宮島の大杓子(しゃもじ)」



宮島の大杓子

 この杓子は、宮島町が伝統工芸である宮島細工を後世に遺すとともに、杓子発祥の地である宮島のシンボルとして製作した世界一の大杓子で、平成八年十二月の厳島神社、世界遺産に登録を機に展示しました。

◎大きさ
 長さ 七、七メートル
 最大幅 二、七メートル
 重さ 二、五トン

◎材質
 ケヤキ(樹齢二七〇年)

◎製作期間
 昭和五五年五月~昭和五八年三月
 (二年一〇ヶ月間)

◎製作者
 宮島細工協同組合(延べ三〇〇人)

(説明版より)




「杓子といえば、宮島じゃのう」

「甲子園の高校野球の応援なんかで、杓子を打ち鳴らして応援しよるよね」

「これは、杓子で飯を取るところから「勝ちを召し取る(=飯取る)」とか、打ち鳴らした時に「カチカチ(=勝ち勝ち)」と鳴る音から、験(げん)担ぎで使われとるんじゃ」





「大杓子の前は、記念撮影スポットのひとつでもある」





「こんなおしゃれなトイレの案内板もあります」

「商店街を抜けて、宮島桟橋へ」







↓宮島については、こちら↓

一般社団法人宮島観光協会 嚴島神社等の観光施設や歴史・自然をご紹介





訪問日:2014年1月4日





【参考文献】

『宮島本(宮島検定) 改訂版』(2008年 廿日市市商工会議所)






「今日は、厳島神社から宮島桟橋までについて話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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