易に曰く、君子は、安、危を忘れず、存、亡を忘れず、治、乱を忘れず。頁658
(訳)易経に『君子は安くして危きを忘れず、存して亡を忘れず、治まって乱を忘れず、それゆえに、身は安らかにして国家を保つことができる』治に居て乱を忘れないものは、安楽の種であるとありますが、まことにこの言葉は深く味わわねばならない言であります。頁659
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今日も夏を象徴する炎天下の一日です。私はひと時床に入りました。昨昨日土曜日の空手道のおけいこは大変良い刺激になりました。
久しぶりにおけいこをしたため子供たちも喜んでくださいました。ただ単なる突いたり蹴ったりの空手ならばたいしたことはないのですが、円心会のおけいこは人としての道を学ぶのです。
また指導に駆けつけて下さる山田師範は人の鏡的人物ですから、指導をお願いして最高の人物なのです。日本一と言ってもよろしいかと思います。
近くの道場の指導者は半グレみたいな男ですので、お稽古をして却って悪くなるのです。
82年生きてきて、正直・真面目ほどよいものはありません。テレビでは子供たちを集めて見てくれのかっこよいことをしていまが、吐き気を模様すのが多いようです。各放送局にも真面な大人が入る筈ですが、終日目を背けたくなるようなのが、多いようです。
その点私は50年の日本舞踊の経験がありますので、しぐさ、しつけの面では何處の道場にも負けないと思っています。悪の道に染まってからでは取り返しがつかないのです。
お互い日々を有意義に生きたいものです。その点我が鹿児島には西郷隆盛と言う傑物がいるから、荘内が生んだ南洲翁遺訓を唱えることにしています。