味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

健全なエリート育成の教材に『南洲翁遺訓』を。

2012-02-07 15:24:48 | ブログ

タイトル---健全なエリート育成の教材に『南洲翁遺訓』を。第1144号 24.02.07(火)

 2月5日、第1139号で、山内昌之東大教授の論考「国家とは何か」が読売新聞に掲載されました。それをご紹介した次第でした。その時、「健全なエリート育成を」と題して、鹿児島出身の財成家・松方正義氏のプロフィールを紹介しています。

 そういう提起は大事なことだと思います。そこで、そういった機関での教材に『南洲翁遺訓』を取れ入れて欲しいものです。例えば三年間の教育期間内に『南洲翁遺訓』全てを暗記させるということも大事だと思うからです。現今の教育に見られる解答技術を習得させるだけでは、人物とはなり得ないからです。清廉にして腰のどっしりとした人物の養成こそが求められているのです。市民運動家では駄目なのです。

 因みに私の空手道場である私塾では幼児たちに、第一章から暗記させているのです。教育のしかたによっては子供たちはたちどころに覚えてしまいます。

 山内教授は「政治家の人材供給源に私塾の松下政経塾」がある、と紹介していますが、当該政経塾出身で代表する人物とは誰なのでしょう。卒業した諸氏を拝見するになるほどという人物がいるでしょうか。

 『南洲翁遺訓』は、京セラ稲盛名誉会長も経営上の視点からも役立つとして、採用しているのです。『南洲翁遺訓』は宗教、イデオロギーを超越して、誰からも絶賛出来る内容なのです。

 

 30年『南洲翁遺訓』を学んできた私は、 

 『南洲翁遺訓』とは、

 

 ----西郷隆盛の人物像と、西郷隆盛の肺腑から出でた言々を、荘内の藩士たちが咀嚼し、練りに練って、命に代えて、荘内精神の奥義として世に吐露したものなのであります。

 このようにブログ第1132号(24.01.30)に書いた次第です。