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2016 10/8の拝観報告5(こぬか薬師 御開帳)


写真は、ご開帳の際の本堂

寺町の聖光寺を出て、河原町通→御池通→油小路通→釜座通と進み、近くの近パーキングに駐車します。
15:35にやって来たのが、こぬか薬師こと薬師院です。

こちらは毎年10/8に本尊 薬師如来像のお厨子の御開帳があります。

どうやらこの日限定の御朱印がありましたが、書置きの300枚はあっという間になくなり、あとは後日郵送ということだったそうです。

到着すると法要は終わり、その後のご本尊のお参りをする人の数も、もはやまばらなぐらいでした。
しかし本堂に入って、近くでお厨子にお参りが出来たので、急いでやってきてよかったです。

現地には至誠館さんがおられました。
至誠館さんからもですが、この日であった他の方からも蛸薬師の御開帳についていろいろ聞いていました。
もう明日お参りすればいいかと思っていました。

そう思って15:55にはこちらを出て、自宅に帰ったのですが・・・。

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2016 10/8の拝観報告4(聖光寺)


写真は、書院

14:30に西翁院を出て、丸太町通→川端通→五条通→河原町通→寺町通と進み、15:00にやって来たのが聖光寺です。
こちらも浄土宗特別大公開での公開でした。
公開が13:00~16:00でしたので、13:00~14:30のNHKカルチャーに参加していた我々には、このタイミングしかありませんでした(笑)。

こちらも初回に公開があったのですが、昨年はなし。
かなり初回が良かったので、すっ飛んで来ました(笑)。

まず玄関では御朱印待ちの列が。
そして書院でお薄とお茶菓子を頂きました。
こちらではWAN初代と再度なみへいさんに出会いました。
やはりこの日は、あちこちで活動中のアマ会員さんに出会います(笑)。

内容は以前と同じですが、やはり見所が多いので飽きないですね。
清海曼陀羅もいいです。

さてこちらで清海曼陀羅をみていると「あの~~~すいませんが、amadeusさんですか?」と久しぶりに声を掛けられました。
「はい、そうです」とお返事すると、声を掛けて来られたのは以前からコメントを頂いているbosunさんでした。
いつもブログ見ていますとのこと。
ありがたいです。
またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。

そんなこともありながら、15:20にはこちらを出ました。
今度は京loveさんと2人で次へと参りました。

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2016 10/8の拝観報告3(西翁院 NHKカルチャー)


写真は、表門

12:20に知恩院を出て、東大路通→丸太町通→岡崎道と進み、12:40頃にやって来たのが金戒光明寺です。

この日は13:00~14:30まで、NHKカルチャーの庭園の講座で西翁院の拝観がありました。
全3回なんですが、初回が10/8・・・。
だからどうしてこの日なの(笑)!

来年の京の冬の旅で公開されるとはいえ、西翁院を無視するわけにはいきませんでした。

現地ではシヲさんはもとより京loveさん、かんじろうさん、Tさんも一緒でした。
13:30に高麗門に集合し、最初の30分は金戒光明寺全体の説明でした。

そして14:00から西翁院へ。
方丈でご住職からお話を少し聞いた後に、澱看席のある庭園へ。

以前も来ているのですが、庭園はやはり少しずつ以前の形に直されているそうです。
崖になっている西側が少しずつ広くなっており、一段下には腰掛待合が出来ていました。

澱看席の内部には入れませんが、躙口からと水屋の方からも見学することが出来ました。

それと写真撮影は個人で楽しむ分にはOKでした。
恐らく京の冬の旅では全面撮影禁止になると思われます。
こういう小人数のツアーではOKになることもままあるので、そういう点でも見逃せないですね。

14:30に終了し、今度はシヲさんだけではなく、かんじろうさんと京loveさんも一緒に4人で次へと参りました。

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2016 10/8の拝観報告2(良正院)


写真は、重文の表門

清水坂を出て、東大路通を北上します。
この時間はまだ渋滞は大丈夫です。

知恩院前で白川通沿いに入ります。
この辺りにあるコインパーキングに駐車して、12:00頃にやって来たのが知恩院の良正院です。

こちらも浄土宗特別大公開で公開中でした。
隆彦院と同じく初回は公開されたのですが、昨年はなし。
再度今年公開に公開になったので参りました。
こちらは珍しく拝観料が設定されています。

狩野伊織=三益ということで、襖絵は山楽実子の作品です。
以前京博で京狩野派の特別展があったこともあり、再度興味深く拝見しました。

それに何気にこちらの表門や本堂も重文です。
個人的に強くおすすめしたのですが、やはりこちらは再度行ってもよかったです。

さてこちらではシヲさんとお会いしました。
お話を聞くと、午後からは同じところへ行くとのこと。

12:20頃にこちらを出て、次のところへと一緒に参りました。

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2016 10/8の拝観報告1(隆彦院)


写真は、書院と本堂間の渡り廊下

さていよいよ10/8です。
この日はいろいろとあります。
しかし本来拝観は10/8だけのつもりでしたが、10/9の朝に急遽行きたいところが出来たので、この日は少し遅めのスタートです。

長男くんが午後から塾なので、AMは彼が苦手な算数をみてから(笑)、11:00に車で自宅を出ます。
清水坂(東大路五条)周辺のコインパーキングに駐車して、高架下の裏道を歩いていると、あんとんさんとバッタリ(笑)。
この日は一緒に行く予定ではなかったのですが、こんなところで出会うとは「敵もさるもの」です(笑)。

そして11:20に到着したのが、浄土宗特別大公開で公開中の隆彦院(りゅうげんいん)です。
こちらは初回は公開があったのですが、昨年はありませんでした。
もちろん初回には来ているのですが、その際は天気が良すぎて写真が真っ白・・・。
それもあって再訪しました(笑)。

前回は本堂に直接入る仕様でしたが、今回は書院も開放されており、お薄とお茶菓子も頂きました。
それにこちらの公開はこの日だけで、11:00~公開開始でしたので、本堂では御朱印待ちの列が・・・。

普段公開がないので久しぶりに公開されると、性懲りもなく再訪してしまいますが、渡り廊下の造りもきれいですのでよかったです。

現地ではmasaさん、ハルトマンさんに出くわしました。
ハルトマンさんは午後から裏寺町 大善寺の寄席に行かれることのことでした。
そういえばそれも10/8でした。

どうしてこうも同じ日に固まるんでしょうね(笑)。
11:45に隆彦院を出ました。

帰りの清水坂の交差点ではなみへいさんに声を掛けられました。
こちらはピンクリボンで公開中の慈芳院に行かれるとのことでした。

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2016 10/6の拝観報告(西本願寺 ライトアップ)


写真は、ライトアップされている御影堂(左)と阿弥陀堂(右)

木曜日。
普通に仕事を終えて帰宅する途中、通勤経路にある西本願寺に行ってきました。
ご存知の方も多かったと思いますが、伝灯奉告法要の開始に合わせて境内のライトアップが10/1~10/10までありました。

期間中のどこか平日で行こうと思っていました。
前日の10/5が大雨で、10/7は金曜日なので避けたい。
また木曜日は長男も塾なので帰りが遅いため、木曜日にしました。

聞法会館の門を入って右手から裏に回ります。
そこで見学料という名の募金を1人500円目安でします。
飽くまで募金なのですが、事前に見学料 大人500円 小中学生300円と案内に書いてあったので、皆さん入れておられました。
またそこで受付をした証のしおりが貰えました。

奥は本来駐車場ですが、そこには巨大なプレハブがありました。
伝灯奉告法要の期間中の特設なんでしょう。
普通はプレハブというと「小屋」ですが、そんな規模じゃなく巨大です(笑)。

そこで椅子に座って入場を待つのですが、トンデモナイ数の方が待っておられました。
18:30から開始で18:20頃到着でしたが、すごい数でした。
しかし手順よく案内されたので、正味の待ち時間は10分程度でした。
でも後から思えば、この時間が最も人が集まりやすかったのかもしれません。
帰りの聞法会館前は人影もまばらでしたので。

さてプレハブを出て、駐車場から花屋町通を渡り、北側から境内に入ります。
この際に一般道を渡るので、受付をした証のしおりのチェックをされます。

境内ではバックミュージックが流れ、阿弥陀堂と御影堂がライトアップされていました。
ライトも経時的にいろいろなパターンや色に変わります。
真っ赤もあれば、真っ青も。
下から照らしたり、真正面から照らしたり。

そして飛雲閣へ。
北側の小口から入り飛雲閣の前へ。
飛雲閣は通常の白熱灯のようなライトでノーマルにライトアップされていました。
そして鐘楼の前から境内へ戻ります。
細かいですが、この鐘楼前のスペースは初めて入りました(笑)。

再度御影堂を見て、出口の御影堂門から出ました。
約30分ほどの滞在でした。

御影堂、阿弥陀堂と飛雲閣のライトアップは新鮮でした。

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2016 10/4の拝観報告4 最終(悟真寺)


写真は、新しい表門

妙泉寺を出て、三条商店街を西へ。
14:00までは車が通れます。
そしてさらに三条通を西へ。
太秦広隆寺の手前で北へ。

11:10頃にやって来たのが、悟真寺(ごしんじ)です。
こちらも浄土宗特別大公開で公開された寺院で、10/4~10/10でした。
10/8は予定が多く、しかもほとんど東方面。
1つだけ西に離れた悟真寺は先に行っておくに限ります。

詳細は今後の本編に掲載しますが、本堂などは2013年に新築されているそうでピカピカです(笑)。
皆さん最初に庫裏で御朱印を頼まれていました。
さすが慣れた方が多いのでしょう、手際がいいです(笑)。

墓地には先程の妙泉寺に墓地がある駒井源琦の師匠の円山応挙のお墓が正面にありました。
最後に本堂へ。
内陣の天井画が見所です。

なんとか11:20に終了。
ここから午後に仕事へと参りました。

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2016 10/4の拝観報告3(妙泉寺)


写真は、書院の庭園

出町柳駐車場に戻り、河原町通→広小路通→寺町通→丸太町通→堀川通→押小路通→大宮通と進み、三条通周辺のコインパーキングに駐車します。

10:30にやってきたのが、浄土宗特別大公開で10/3~10/5まで公開の妙泉寺です。
正直これがあったのでこの日のAMは休むことにしたのですが、どうせなら空いている時にということで旧三井家下鴨別邸が付加され、さらにここまで来るのならということで旧浅田家住宅もくっついたわけです(笑)。

三条商店街は自宅から近いので、この公園の脇にあった妙泉寺は知っていました。
それが今回公開になったのは感慨深かったです(笑)。
御朱印はなかったですが、由緒書きはありました。

詳細は今後の本編に掲載しますが、駒井源琦の掛軸が本堂に並んでいたのと、百萬遍大念珠が印象的でした。
大きな数珠なんですが、約10cm間隔で中ぐらい(径約5cm)の珠が、約30cm間隔で大きな(径約10cm)珠があります。
その珠は内部に穴があり、そこに小さいんですが精緻に彫られた仏像がお祀りされているんです。
これは御利益がありそうでした。

最後には書院で阿闇梨餅をごちそうになりました。
御住職は志納なども一切断られていましたので、帰りに弁天堂のお賽銭箱に気持ちだけ志納しておきました(笑)。

墓地にも寄り、西川祐信と源琦のお墓にお参りをして、10:50頃にこちらを出ました。

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2016 10/4の拝観報告2(旧浅田家住宅)


写真は、式台(左から中央)と新設された受付(右)

三井家住宅を出て、しばらく待ちます。
10:00前にやってきたのが、近くにある旧浅田家住宅です。
こちらも10/1から一般公開になりましたが、京の冬の旅のバスツアーで一足先に1度来ています。

その際は第2展示室(敷地の奥側)はまだ完成していなかったので、これを機に再訪です。

さてまず驚いたのが、入口です。
前回は式台から入ったのですが、今回から新たに右手に参観受付が出来ていました。

そこから入ると禊の間と神棚の間の向かって右側になります。
そうするとそのままグルッと回る参観ルートが出来るので、以前のような狭い廊下を奥まで進んで戻ってくるなんてことはなくなりました。
よく考えられています。

第1展示室は展示品が増えましたが、大きな印象の変化はなし。
お茶室も同様。

そして第2展示室です。
さすがに中に入れましたが、まだマイナー工事はしていました(笑)。
展示室自体は第1展示室と同じようなフローリングの部屋ですが、途中に主庭を縁側に出て見られる扉がありました。

縁側から直接お庭を見ることができるのでいいのですが、撮影禁止なのは残念です。
この後の予定も詰まっていたので、ほぼ確認作業だけを終え、10:15頃に次へと参りました。

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2016 10/4の拝観報告1(旧三井家下鴨別邸)


写真は、1階の広間

10/1(土)は子供の運動会。
10/2(日)は子供はアウトドアクラブでしたので、妻ご希望のお散歩コースやお買い物。
10/3(月)は運動会の振替休日でしたので、有給休暇でキッザニア甲子園へ。

あ~~~っ、自分の時間が欲しいっ!!!
ってことで、10/4の午前中はお休みを頂いていました(どんだけ休むねんって(笑))。

この日は
浄土宗特別公開の平日のもの+10/8が忙しいのでこの日でも行けるもの
に行っておきます。

8:30に自宅を車で出て、あんとんさんと合流。
出町柳の市営駐車場に車を停めて、9:00にやって来たのが旧三井家下鴨別邸です。
こちらは改修を終えて、10/1から公開となりました。
さすがに平日の9:00だと人もまばら。
玄関棟で説明を聞いていると、ハルトマンさんが来られました。

そして主屋へ。
本編にあるように2013/11/1の修理現場公開で1度来ていますが、見違えるようにきれいになっていました。
当時のお庭なんて、崩壊していましたからね(笑)。
取りあえず本編の写真だけは今回のに入れ替えましたが、近日中に本編の記載内容も今回のに変えようと思っています。
秋には上層階の特別公開もあるので、そちらはまた別に。

遠方でまだ来られていない方は、2階3階も公開となる特別公開が11/19(土)~12/4(日)まであるので、その期間の方がいいかもしれませんね。

9:30過ぎにはこちらを出ました。

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2016 10/1の拝観報告(プチレストランないとう)


写真は、①ランチセットメニュー、②セットの付属、③付出し、④サラダ、⑤メイン、⑥デザート

この日は運動会。
今年から次男も長男と同じ小学校に入学したので、運動会も1回で終わり。
さらに運動会の昼食は妻と2人です。

運動会の1月ほど前に妻が「小学校の近くのプチレストランないとうのお弁当がムッチャおいしかってん。運動会のお昼、お店に食べに行かへん」と。
調べてみると、ザ.洋食という感じのお店ですが、店内がそれほど大きくないよう。
早速予約しました。
お店の場所は京都御苑の南側。
秋の非公開文化財特別公開で公開されるハリストス協会のすぐ近くです。
こういうと、うちの子供たちの小学校もバレバレですが、まあそこはいいでしょう(笑)。

さて当日。
なんとか天気は持って午前の部は終了。
ちょうど予約した12:00頃でした。

町屋を改装した店内は20名も入れないでしょうか。
しかもこの日は予約で満席でした。

メニューはとんかつ、ハンバーグやビフテキのランチも2500円~5800円でありますが、ほとんど方は写真のスペシャルランチのAかBでした。
いろいろ頂けてお得感があります。
2600円ですが、付出し(前菜)、サラダ、ごはん(1杯おかわり無料)、豚汁、デザート、コーヒー(紅茶)も付くので、女性には多いかも。

メインの写真はスペシャルランチBで、とんかつ、ハンバーグにエビフライと鱧のフライでした。
ハンバーグは肉の味が濃厚で、分厚いとんかつは中がフワフワでした。
普通の「レストラン」と、「洋食屋」の違いを教えてくれます(笑)。

しかしこの京都御苑エリアで2600円の昼食を紹介されても・・・って思われたかもしれません。
もちろんそれだけをご紹介したいわけではありません。
もうちょっと買いやすいところで、量はそんなにいらないからお手頃に・・・って思うでしょう(笑)。
そこでこのプチレストランないとうのお弁当(とんかつorハンバーグ)が、京都駅西口(2階の改札)の前にあるスバコで売っているのです!
値段は864円で、メインのお皿とご飯が2重になっているイメージです。
水曜日~日曜日の11:30~です。

是非帰りの夕食に新幹線の中ででも頂いて下さい。

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仏光寺2 特別公開 書院  寝殿ホール


写真は、白書院

2016年4/8と4/9に京都市文化観光資源保護財団の会員限定事業、「本山 仏光寺を訪ねて」で、書院などの特別公開がありました。
両日10:00~12:00と13:00~15:00の計4回に任意で参加する形式でした。

まず阿弥陀堂では、通常は閉まっている内陣右側の重文 聖徳太子像と後醍醐天皇の位牌のお厨子が御開帳されていました(聖徳太子像は垂れ幕も外されていました)。
さらに内陣の中に入って、至近距離でお参り出来ました。
聖徳太子像は月命日である22日の朝のお参りの際や、4/2の春法要、11/21~11/28の報恩講の際は開扉されるそうですが、遠いのと垂れ幕があるので、ほとんど見えないそうです。

御影堂(大師堂)を経て、廊下伝いに大師堂右手奥の書院へ。
書院は南書院、白書院、黒書院が“コの字”に並んでおり、コの字に蓋をするように大師堂がある位置関係です。
これらに囲まれて、もみじのきれいな書院の前庭があります。

まずは手前の南書院。
滋賀 五個荘で陸軍の演習があった際、宮家の宿泊所として造られたものが移築されました。
書院造の13畳と8畳の2間があり、左手前に4畳半のお茶室 寒雲亭があります。

廊下に出て廊下を左に曲がると白書院です。
上段の間、二の間、三の間と狭屋の間からなる大きな広間です。
いわゆる対面所で、床の間、付け書院に帳台構もあります。

さらに廊下を左に曲がり、南書院に向かい合ってあるのが黒書院です。
黒書院は門主様がさらに親しい方や、重要な客人をお招きする場所です。
大阪の紀州屋敷の御殿を移築したものだそうです。
2間あり、その間の襖絵は吉村周圭の“松に蔦”や“群鶴”でした。

2019年2/9~2/11の「京の伝統産業わかば会 創立50周年記念作品展」では、境内北東角の玄関門からの入場でした。
玄関門から入り中庭を経た奥に白書院があり、そちらで展示がありました。

寝殿ホール
寺務所の右手奥に進んだ奥の左手に寝殿ホールがあります。
2022/4/1と4/2、春法要に合わせて記念展示が無料でありました。
一流相承系図(重文)、善信聖人親鸞伝絵、浄土三部経変相図などレプリカでしたが、近くで拝見出来ました。
また舞台正面には七高僧像(龍樹菩薩、天親菩薩、曇鸞大師、道綽禅師、善導大師、源信和尚、源空上人)がお祀りされていました。
写真撮影も可能でした。



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妙心寺33 特別公開28 養徳院(太秦・花園散策38)


写真は、方丈前庭

養徳院は美濃鍋島の石川氏の菩提寺で、通常は非公開の塔頭です。

アクセス
妙心寺境内での場所はこちら
東海庵の右手からさらに北上した大雄院の手前(西隣り)にあります。

織田家臣 石川光延の菩提を弔うために子の石川光重が、同じく兄弟の功沢宗勲を開山として1583年に開創しました。
通常は非公開ですが、2016年5/15の第2回ココロ旅京都巡礼音楽会と2017年の京の冬の旅で特別公開がありました。

表門を入ると正面に庫裏があり、左手には枯山水の庭園があります。
さらに左手の道を進むと、方丈の前庭に出ます。
もみじや苔がきれいで、十三重石塔があります。
庭園の中央に道があり、これを真っ直ぐに進むと墓地になります。
墓地入口の左手に木の覆屋で囲われた供養塔が3基あります。

真田幸村が大坂夏の陣で越前藩士・西尾宗次に討ちとられた後、
首級が養徳院に葬られたという伝承があります。

庫裏から内部に入ります。
左手に進むと方丈です。
方丈は通常の6間構造です。
特別公開時、手前の礼の間には酒茶論の掛け軸が掛かっていました。
仏間の中央には本尊の釈迦如来像と、脇侍の普賢象菩薩像と文殊菩薩像がお祀りされていました。
檀那の間には、鉄庵道生賛の山水画が、衣鉢の間には鑑真和上の請来と云われる鉄鉢や曽我直庵筆の2幅の鷹図が展示されていました。

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2016 9/24の拝観報告2 最終(清浄華院 畳寺で学ぶ京畳の魅力)


写真は、清華亭の内部

松ヶ崎の松雲荘を出て、車で北山通→下鴨本通→河原町通と進みます。
寺町通のコインパーキングに駐車して12:40頃にやってきたのが、清浄華院です。

13:00~「そうだ 京都、行こう」のイベント、畳寺で学ぶ京畳の魅力がありました。
もちろん先程松雲荘でお会いしたTさんも来ておられます。

集合は小方丈。
小方丈の光明遍照の庭を眺めていると、本日公開の茶室 清華亭はどうやら既に開いているよう。
後程写真撮影でみなさまにご迷惑をおかけしないようにと、先に撮らせて頂きました。
その際に僕とあんとんさん以外にもう1人女性の方がおられたのですが、この方が後程いつもコメントを下さる”桜さま”であると判明しました。

さて13:00~は御影堂に移動して、簡単なお参りの後、御影堂と大方丈をお寺の方に案内して頂きました。
続いて小方丈に戻り、茶室 清華亭内部の見学です。
10/28~11/7の秋の非公開文化財特別公開の際にはこちらで呈茶が行われるそうですので、興味のある方は是非行ってみて下さい。

本来はここまでを14:00までにしたかったようですが、少し時間オーバーしていました。

ここからは小方丈で菱屋畳 佐竹商店さんによる畳の講義と実演です。
畳表の張り替えを職人さんが実演しながら、社長さんが御口演して下さいました。

最近はなかなか個人の家で畳に触れる機会が少なくなったこともあり、畳の知識があまりありませんでした。
畳の材料のこと、種類のことなど少しでも知ることが出来てよかったです。

15:30過ぎに終わりました。
まだゆっくりしてもよかったのですが、9/24といえばそう「大相撲秋場所14日目」!
豪栄道の優勝が懸かっていました。
最近は深夜のダイジェストじゃなくて、16:00から18:00までの中継を録画して、それを子供が寝てから「早送りなし」で観ています。
16:00頃から中入りの取り組みが始まるので、僕は急ぎ気味。
そんな僕を捕まえて、桜さまがご挨拶して下さいました。
その節は急いでおり、失礼致しました。

そういうわけで今回、Tさんとさくらさまがアマデウス会に入会されることとなりました。

また総会や現地で会うこともあると思いますので、皆様もよろしくお願い致します。

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2016 9/24の拝観報告1(吉村家 松雲荘)


写真は、邸宅と庭園

この日は午後から「そうだ 京都、行こう」のイベントがありました。
本来は直接イベントに行く予定でしたが、前日の京都新聞に松ヶ崎の吉村家 松雲荘で個展があると掲載されていました。
高橋治希展が9/18~9/25まで。
昨年から年に2回、春と秋にこちらでを個展の会場として貸しておられるそうです。
調べてみると、吉村家 松雲荘は昭和初期の近郊住宅で、京都市民が残したいと思う“京都を彩る建物や庭園”」にも選定されていると。
イメージ的には木島櫻谷旧宅のような感じでしょうか。
もちろん行きたいわけです(笑)。
その旨、あんとんさんに連絡すると、当然同行を希望されました。

さて当日。
新聞に何時からとは書いていなかったのですが、11:00頃に行ってみました。
すると12:00~と・・・。
前日に以前の個展を調べたら12:00~でしたので、そういう予感はあったのですが。
京都新聞の記者さん、これからは時間も書いてね(笑)。

しょうがないので、あんとんさん初訪問の松ヶ崎大黒天に行って御朱印を頂き、食事をして、11:50頃に戻ってきたら開いていました。

入場は無料。
内部にはガラス細工の置物がいくつも展示されていました。
芸術的なことは・・・よくわかりません(笑)。

庭園もこじんまりしていますが、邸宅とのバランスがいいですね。
それこそ昔は2階からの景色が良かったのではないかと想像させるものがあります。

そうそうそしてこちらの帰り際に、いつもこういう拝観でお会いするTさんに久しぶりに出会いました。
この後の「そうだ 京都、行こう」のイベントにも参加されるとのこと。
また後程ということで、、12:15頃には次へと参りました。

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