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東福寺22 盛光院(東山南部散策22)


写真は、方丈と前庭。

盛光院(じょうこういん)は通常非公開ですが、紅葉時に呈茶をされている年もあります。

アクセス
京阪電車の出口を出て右折し、約120m直進します。
交番のある左手の門をくぐります。
やがて道は右クランクになりますが、この突き当りの左手に盛光院(じょうこういん)があります。

細い道を進み突き当りのテントで呈茶料500円を納めます。
右手の表門から入ります。
石畳が左手の方丈へと続き、正面には庭園への門があります。
まず方丈に入ります。
右手が庭園、左手中央に仏間があり、本尊の白衣観音坐像がお祀りされています。
最奥は書院のようになっており、全部でも10席ぐらいしかありませんでした。
書院には刀がおいてあり、住職いわく西郷隆盛の副官である中村 半次郎こと桐野利明のものだそうです。
席に座ると羊羹2切れとお抹茶が出てきます。

お茶の後に庭園を拝見します。
庭園への門までの左手は一面苔で平坦、もみじなどが少しありますが非常にシンプルです。
門から奥は方丈に沿ってL字型に池があります。
池の周囲は石で囲われており、灯籠や石橋がたくさん架かっています。
また周囲にはもみじなどが植えられています。




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2013 12/14の拝観報告1(山科 瑞光院 義士まつり)


写真は、浅野長矩のお墓と遺髪塚

この日は拝観日。
当日のメインは11:00からですが、その前に1つ。
朝9:30に山科駅でmaybeさまと合流し、毘沙門堂方面に向かいます。

9:45頃に到着したのが、毘沙門堂の手前にある瑞光院です。
浅野内匠頭長矩のお墓や、義士の遺髪塚がある忠臣蔵ゆかりの寺院です。

通常は10名以上で予約をすれば拝観できるらしいのですが、12/14は山科の義士祭まつりで一般に公開されます。
僕も毘沙門堂には5回ぐらい来ており、その度に門前を通っているのですが、全く気付いていませんでした(笑)。

今回12/14の拝観ということで探した際に、初めて注目しました。

それ程大きな寺院ではないですが、詳細は今後の本編で掲載します。

今回山科の義士まつりを初めて見ました。
例年12/14の開催ですので平日のことも多く、今年は久しぶりの土曜日開催。
いつもより人出が多かったようです。

そして義士列は10:00に毘沙門堂を出発すること。
大石内蔵助、主税と堀部安兵衛(多分)らは、9:50頃先にこの瑞光院でお参りをして、ここで後からやってきた本隊と合流する
のを知りました。

途中から更に人が多くなってきました。
次に遅刻はできないので、10:15頃に義士列を追い越して急いで地下鉄山科駅に戻りました。

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2013 12/22の拝観報告(不思議不動院 かぼちゃ供養)


写真は、かぼちゃ供養のかぼちゃ

今日だけは本編じゃなく、昨日の報告です。
報告ですが昨日は拝観日ではなく、家族でのお出かけです。

ウチの妻は拝観には全く興味がないのですが、時期毎の風習には興味があるらしく、さらにそれを子供に伝えることには積極的です。

そこで僕も未訪問の不思議不動院の”かぼちゃ供養”に行くことにしました。

まずはバスでわら天神へ。
わら天神9:54発のM1系統に乗ります。
この辺りは原谷苑で予習済み(笑)。
そして2つ目の衣笠氷室町で下車します。
少し歩いて10:00過ぎに不思議不動院に到着しました。

実は昨日は高校駅伝があり、わら天神周辺は10:20頃に女子の往路が通過予定でしたので、もう少し遅ければ危なかったです(笑)。

さて詳細は今後の本編で掲載しますが、かぼちゃ供養のかぼちゃは500円。
結構大きく、かなり甘いです。
お漬物が付いてきますが、あれは必須ですね(笑)。

その後境内で遊ぶ長男と次男を尻目に、僕はBや境内配置など本編用の観察に夢中です(笑)!

そして復路のバスが10:51でしたので、当初はそれまでいる積りでしたが、子供たちが10:25頃には飽きちゃいました。
そこで復路は歩いてわら天神まで戻りました。
復路は”坂を降りる方”なので、まだ楽でした。

途中のお店などを見ながらでしたので、わら天神到着が11:00頃。
すると西大路通が交通整理されていたので、もしやと思ったら”女子の折り返し”が通過するとのこと。
折角なので沿道で応援しました(笑)。

昼食は外食して、ウチへ帰りました。

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2013 12/8の拝観報告6 最終(木島櫻谷旧邸宅)


写真は、紅葉の画室

15:00に真如寺を後にして、歩くこと数分で特別公開中の木島櫻谷旧邸に参りました。

昨年夏に特別公開されましたが、会期初めに行ったのでその時は画室が公開されていませんでした。
もちろん画室を見たいのが1番でしたが、あんとんさまも京loveさまも未訪問ということでやってきました。

内部は既に本編に掲載済みですので、割愛します。
櫻谷文庫 木島櫻谷旧宅1
櫻谷文庫 木島櫻谷旧宅2

さて画室ですが、テニスコートを挟んで北側にあります。
昔の写真と比べるとこのテニスコートは庭園だったようですね。
写真には”いいかんじ”の土橋もあったので、池なり川なりがあったのでしょう。

う~~ん、管理費用が大変とはいえ、もったいない!
庭園派としては、是非見てみたかったですね。

画室の建物自体は数寄屋風で面白かったですが、内部はただの広い空間でしたね(笑)。

今後も春と秋には定期的に公開をされるのではないでしょうか。

15:40頃にはここを後にして、バスで帰宅致しました。

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建仁寺11 霊源院(祇園散策26)

写真は、新庭園の鶴鳴九皐(かくめいきゅうこう)。

建仁寺の塔頭で普段は非公開ですが、2013/11/23~11/30まで文化財高精細複製品展示の会場として公開されました。

アクセス
建仁寺の北門から入って石畳を進むと右手に方丈、左前方に法堂が見えます。
ここを左折して南下します。
石畳がT字路に突き当たるので、ここを左折します。
さらに石畳を進んだ左手の霊洞院の表門を通過します。
するとすぐに右T字路になるので、これを右折してすぐ左手に霊源院の表門があります。

表門を入ると正面に庫裏の玄関があります。
その前は小さな枯山水庭園になっています。

玄関を入って拝観料300円を納めます。

入ってすぐの左手は小さな展示場になっており、足利7代将軍義勝が描いたとされる”達磨図”、縄衣文殊像や柳澤元政夫妻像のお軸が掛けられていました。

内部は大きな方丈で、奥には庭園 鶴鳴九皐(かくめいきゅうこう)が見えています。

上ってすぐ右手に“上杉洛中洛外図屏風”の複製が、左手には仏間があります。
仏間には重文の中厳円月坐像と、その胎内仏であった毘沙門天像がお祀りされていました。
右手中央あたりには1畳台目のお茶室 妙喜庵があります。
方丈の突き当り左手に、4畳半のお茶室 也足軒(やそくけん)があります。

庭園の鶴鳴九皐ですが、正面に向かって左手はインドを表現しており、甘茶や沙羅双樹が植えられています。
正面の三尊石のあたりが中国を表現しており、手前の白砂は東シナ海だそうです。
三尊石の左手の石の下が少し窪んでおり、その下には達磨像が座禅をしています。

方丈の左手にも庭園は続き、そちらは日本を表現しているそうです。




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2013 12/8の拝観報告5(真如寺)


写真は、本堂内陣

嵐電で鹿王院~帷子ノ辻~等持院駅で下車します。

駅から北上して等持院・・・の前も通過して、やってきたのは14:00から予約していた真如寺です。

表に鉄の門があり、これを手で開けて入るのですが、これがことのほか重いです(笑)。
そしてまっすぐな参道を進みます。
結構奥まったところにあります。

詳細は今後の本編で掲載します。

ここは五山十刹の十刹の1つです。
若めの御住職が熱心に説明して下さいます。

宝慈院でも修行をされた無外如大尼は、ここでも修行をされていたんですね。
さらにあの寺ノ内の宝鏡寺の門跡さんの代々のお墓がここにあったのも意外でした。

こういう別々と思っていた知識が繋がってくるのは非常に面白いですね。

来年から5月第3日曜日に半僧坊権現のご開帳をされるそうですので、またその時に来てみようかなと思いました。

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金戒光明寺5 栄摂院(岡崎散策14)


写真は、紅葉の庭園

栄摂院(えいしょういん)は、西翁院のさらに先、北門を入ってすぐの左手にあります。
通常は非公開の塔頭ですが、紅葉時は庭園への門が開いており参観が可能です。

志納金箱が本堂脇にあるので、自発的に納めるのがbetterです。

朱塗りの表門から入ります。
左手に庫裏、正面の石畳の左右は苔のきれいな参道です。
奥に中門があり、この奥右手か真っ赤な紅葉が溢れています。

中門を入ると、左手が本堂、右手には池泉式庭園が拡がります。
手前は苔と白砂で、順路奥が池になっています。
庭園の奥は築山になっており、築山の頂上には阿弥陀如来坐像が鎮座されております。

ここのもみじが見事です。

さらに順路は本堂を過ぎ左に曲がります。
右手には明星井という井戸があります。
湧いた清水に明星が天下って菩薩が現れたと云われており、黒谷八景の1つです。
突き当りには書院の前庭が側面から見えます。
一部本堂にあった池がこちらにも張り出していますが、全体的な造りは枯山水庭園です。
ここは柵越しに見るのみです。

本堂・書院
2021年の秋にJR東海ツアーズの「金戒光明寺 山門と栄摂院 夕暮れの貸切特別拝観」で本堂と書院に入れました。
庫裏で受付をして中に入ります。
真っすぐ進むと左手は庫裏、右手には井戸のある小さな中庭があります。
廊下を右手に曲がるとT字路になり、右手が本堂、左手奥が書院になります。
本堂の正面が通常入れる前庭になっており、それに向かって内陣があります。
内陣には本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。

書院に進みます。
書院への廊下の途中左手には、池のある書院の中庭があります。
そして奥の書院広間の右手に書院前庭が拡がります。
手前は枯山水、奥は築山で紅葉が非常にきれいです。




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2013 12/8の拝観報告4(鹿王院)


写真は、紅葉の参道

という訳で曇華院の隣りの鹿王院へ。

12/8ですが参道の紅葉が非常にきれいでした。

本堂周辺の紅葉は・・・結構散っていましたね。
一応、本編は、その時の写真に入れ替えました。

本堂と舎利殿にも入れますが、今回は入っていません(笑)。

庭園の写真を撮影後は、参道に戻りました。
あんとんさまと京loveさまが本堂、舎利殿内部を見ておられる時間を利用して、
参道のそこそこ人の少ない写真のタイミング待ちをしていました(笑)。

まあ日曜日の13:00過ぎですから、これぐらいでも上出来でしょうか。
参道は日当たりが悪いため紅葉が遅いのか、この日でも非常にきれいでした。

もう13:30近くになったので、14:00予約の場所へと急いで引き返しました。

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南禅寺9 慈氏院(東山北部散策27)


写真は、書院と前庭

南禅寺の塔頭の1つでだるま堂があります。

アクセス
南禅寺の総門を入り左手へと鹿ヶ谷通を進みます。
鹿ヶ谷通は右へ90度折れますが、90度曲がったすぐ左手に慈氏院(じじいん)の表門があります。さらに奥には聴松院があります。

表門を入ると、正面に庫裏と玄関があります。
右手にだるま堂があり、達磨大師像がお祀りされています。
この脇の結界の奥に庭園があります。
自前にお寺に電話で許可を頂いて中に入りました。

庭園は書院の前庭で、書院に沿ってL字型に拡がります。
庭園の中央に大きな池がL字型にあります。
そのL字のコーナーに祠のある小島があり、手前から石橋が架かります。
庭園の手前は砂利と白砂ですが、池の周囲は苔、対岸には松や紅葉があります。
また庭園の借景のように隣の聴松院のお堂が見えるもの景観のアクセントになっています。

聴松院は2007年まで湯豆腐屋をされていた時は、庭園を見ることができたようです。
今は電話をしましたが、お断りされています。
表門(西門)を入ると正面に本堂があり、摩利支天像がお祀りされています。

右手の門の奥が庭園のようですが、中を窺い知ることは出来ません。

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2013 12/8の拝観報告3(曇華院)


写真は、本堂奥のお茶室

権太呂での昼食を終えて12:00過ぎでした。
次の予約拝観は14:00。
予想以上に時間が出来たので、それまでの予定を急遽変更し59系統で御室仁和寺へ。
そしてそこから嵐電で御室仁和寺~帷子ノ辻~鹿王院下車で、
到着したのが、鹿王院・・・の隣の曇華院(どんげいん)です。

御朱印を頂きに行くのと同時に本堂のお参りもお願いしました。

詳しくは今後の本編に掲載しますが、本堂の前庭も見せて頂きました。

最初はどうして庭園右手の築山が最奥ではなく、結構手前側にあるのかが不思議でした。
しかしよく見ると分かりますね。
なるほどと(笑)。

本堂と書院の間にも中庭があり、そこにも実は見所が・・・。

これで尼門跡寺院も宝鏡寺霊鑑寺大聖寺三時知恩寺光照院慈受院宝滋院、曇華院、本光院、林丘寺ですから、残すは・・・林丘寺・・・。
ここはキビシイですね。

曇華院終わりで13:10頃。
折角隣りまで来たのと、あんとんさまと京loveさまは来たことがないということで、隣にも寄ることにしました。

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南禅寺8 南陽院(東山北部散策26)


写真は、方丈前庭

南禅寺の塔頭の1つで通常は非公開ですが、11月第4週末に清水焼“瑞光窯” 秋の展示会がここで開催され一般にも公開されます。
2013年は11/23(土)10:00~15:00、11/24(日)10:00~16:00でした。

アクセス
南禅寺 総門の約50m手前右手に門があります。
これをくぐりさらに約50m直進すると、右手に金地院、そして左手に南陽院の表門があります。

拝観
表門を入ると左前方に庫裏があり、右手へ石畳が続き中門があります。
中門を入ると左手に方丈があり、この3方を囲うように前庭があります。
まずは苔のある庭園で、右手には地蔵菩薩像があります。
方丈の正面の庭園は、ほぼ一面が苔で奥側に少し松や石組などがあり簡素な造りです。

方丈正面から奥へと庭園が折れるところに池があります。
池の中央には祠のある島があり、石橋が架かっています。
池の周囲には灯籠や植え込みも多く、他の2辺とは対照的にいろいろと配されています。
緩急のある見やすい庭園です。

本堂襖絵特別公開
2022/11/3~11/13、11/23~12/11に、泉屋博古館特別展「木島櫻谷ー山水夢中ー」との連携企画で、木島櫻谷が描いたこちらの本堂の襖絵50面が公開されました。
拝観料は1,000円です。
庫裏の玄関を入り右手に進むと、下間があり手前から一ノ間と二ノ間です。
下間一ノ間(衣鉢の間)の襖絵は雪霽広野、下間二ノ間(礼の間)は漁村晴望です。
正面に回って中央の室中の間は渓山煙霧、奥に進んで上間の一ノ間(檀那の間)は柳塘細雨。
奥の二ノ間(書院)は床の間、隣に天袋と違い棚があり、襖絵は月夜芦江でした。襖絵に月がなく、よく探すと天袋に満月が描かれていました。




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権太呂


写真は、天ぷらそば御膳 1900円

権太呂(ごんたろ)は、京都のうどん、おそばのお店です。

本店、岡崎店、金閣寺店があります。

本店は四条河原町周辺(四条麩屋町上がる)、
岡崎店は動物園の近く、岡崎道と二条通の交差点の東側、
金閣寺店は、きぬかけの道沿いの金閣寺と龍安寺の間ぐらい、衣笠総門町バス停付近です。

メニューは至って普通のうどん・そば屋さんです。
きつねうどん:800円、鳥なんばそば:1100円、天ぷらそば:1400円、親子丼:1250円、天ぷら丼:1500円など。
一品ものではそば豆腐:400円などもあります。

またそば・うどんにそば豆腐と炊き込みご飯がついた“御膳”もあり、単品+500円です。

お出汁のおいしい、まさに“The 京都のうどん(そば)”という感じです。

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2013 12/8の拝観報告2(龍安寺 京都市文化観光資源保護財団)


写真は、西の庭にある開基、細川勝元公像

次は徒歩で北上します。

10:20に龍安寺に集合です。
この日は京都市文化観光資源保護財団の会員事業で龍安寺の拝観でした。

定員が80名とありますが、このように大きな所なら実は定員オーバーでも全員拝観できることがほとんどです。
しかしあんとんさまから事前に「応募したのに案内がきません。ハズレたようです」とメールが来ました。
そこで上記傾向を説明し「問い合わせてみたら」とメールをしました。
すると
「早速、案内を送ってくださいました。実は参加申し込みはしていたのですが、会費(寄付金)の納入が1年以上空いてしまっていたから案内が来なかったのです」と・・・。

はっ、はっ、恥し~~~っ(笑)!!!

僕ならその事実を聞いた時点で、恥辱のあまり切腹していたと思います(笑)。
みなさんも年会費納入はお忘れなく(笑)!

さて現地ではあいるさま、京loveさま、Hitoさま、シルエウェステルさま、嵯峨の人さまご夫婦とお会いしました。

今回は、
方丈→仏殿→西の庭(驚異のスリッパのまま屋外へ)→蔵六庵(知足の蹲踞)のコースでした。
これで龍安寺の通常拝観で行けないところはほぼすべてです。
拝観の詳細は本編に掲載済みですので、参照してください。
・龍安寺4 特別拝観1 蔵六庵、知足の蹲踞
・龍安寺5 特別拝観2 仏殿と開山堂、西の庭

やはり京都市文化観光資源保護財団の会員事業はいいですね。
地味にですが、各大寺院の隅々まで行ける企画をしてくれます。

過去には東本願寺の書院や、最近では知恩院の大方丈、小方丈などもありました。

年会費が3000円で、このような企画が4本×年3回も案内されるので、
レアなところをまわりたい人には是非おすすめですね。

予定では12:30まででしたが、自由時間も含まれていたようで11:30頃には終わりました。
この後は、京loveさまも同行されて昼食です。

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2013 12/8の拝観報告1(妙心寺 雑華院)


写真は、方丈前庭

この日は拝観日。
8:30頃に出発し、妙心寺に向かいました。
9:00に約束していた雑華院(ざっけいん)に到着です。
先代はお誘いしましたが、最近はお忙しいようで欠席。
あんとんさまと2人で参ります。

ここは非公開寺院ですが、庭園をみたいとお願いしたら許可してくださいました。
しかし通常はそういうお願いは一切お断りされているらしく、今回は本当にたまたまでした。
ですから今後は同じように電話をされてもお断りされる可能性が非常に高いと思われます。

さて詳細は今後の本編で掲載しますが、ここの庭園の特徴は”ヒノキ”です。

庭園にメチャメチャ大きなヒノキがあります。
これが景観の中央になります。

枝が向かって右側に拡がり、左側にはあまりありません。
ですから庭園の右側から見るとヒノキの枝が、左側から見るとヒノキの幹が見える寸法です。

奥様が途中でお茶まで出して下さりました。
そして一般公開すると
・常駐する必要があること
・また見張っていないと”とんでもないこと(窃盗など)”をする人がいること
を挙げられ、それらの理由で拝観をされていないとおっしゃっておられました。

方丈に志納を少し納めさせて頂いて、お礼を述べて失礼致しました。

追伸
明日10:00の更新から、「本編」が復活します!

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2013 12/3の拝観報告3 最終(西ノ大坊 大雲寺)


写真は、渡り廊下から見た庭園(奥の茶室は、宝珠庵)

車で川端通を南下し、師団街道へ。
深草駅前のコインパーキング駐車して向かったのが、宝塔寺の塔頭”西ノ大坊 大雲寺”です。
残念ながら先代は用事のため、深草駅から帰宅されました。

ここは以前から庭園がいいと聞いていたので、本来は11/13の本坊の御会式法要に合わせてお願いしようと思っていたのですが、ご住職の都合でこの日のブッキングになりました。

本来は非公開なんですが、ご住職の許可があれば入れて頂けます。
電話をした際はぶっきら棒な印象でしたので、ご迷惑なのかなと思っていましたが、それがいい意味で期待を裏切られました。

ご住職の”庭園愛”は見事で、庭園が見える、
・本堂
・書院
・渡り廊下
・客殿
・黙庵(お茶室1)
庭園に降りて
・高台の四阿
・宝珠庵(お茶室2)
を順にまわり、すべて窓を開けて見所を丁寧に説明して下さいました。

これこそ庭園派の僕にとって、お茶やお茶菓子よりも遥かに上をいく
お・も・て・な・し、おもてなし!でした(笑)。

それにこの庭園が魅力的なのは、それぞれの4方向のいずれから見ても景色が”しょぼくない”んですね。

大抵庭園には正面があって、それ以外の方向から見ても興ざめなことが多いです。
たまに2方向ならいいところはありますが、4方向すべてが見事となるとなかなかないです。

大体日蓮宗寺院でお茶室が2つあるところなんて、ほとんどないんじゃないでしょうか。

見事です。
感服しました。

ここで1時間あまりを過ごし、十二分に満足して16:40頃においとましました。

「また来て頂戴」と社交辞令であったとしても言われたので、本気で季節を変えていくつもりです(名刺もお渡ししたし(笑))!

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