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西方尼寺・本光院門跡2 お茶席(北野散策9)

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写真は、前庭の”利休の井”

表門で券を渡すと、整理番号券をくださいます。
右手前に編笠門、右手に庫裏、正面に本堂、左手に地蔵堂があります。

本堂は西方尼寺の本堂で、本尊の腰掛阿弥陀如来がお祀りされています。
地蔵堂は合併された本光院門跡の本堂で、中には織田信長の念持物といわれる地蔵菩薩像がお祀りされています。

石畳は左手の庫裏へと続きます。
庫裏から入ると6畳の玄関。

まずはここで待ちます。
次に左手の12畳の待合へ。
ここには茶会記もありますが、前庭が見えます。
先の編笠門の奥に当たります。
一面が苔で、左手端に編笠門、その脇と庭園の中央に大きな松が計2本あります。
この中央の松の下に“利休の井”があります。
北野の大茶会で利休が用いた水と云われています。

そしてこの12畳の待合の奥に2間をつないだ大広間でお茶席がありますが、45名ぐらいを詰め込みます。
かなり広いので上座と下座は別世界です。
下座では耳を澄ますぐらいでないと、上座のお話は聞こえません。
逆に言うと下座ならそのぐらい気楽です。
この日の床の間には、近衛信尹の軸が掛けられていました。
お茶席は通常通り、約30分です。

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