真和志高校授業

2012年07月25日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<生徒にとっては、夏休み中の「特別授業」。13~16時の3時間授業にも関わらず就職希望者が14名参加し、熱心に授業に取り組んだ(3グループに分けて授業は進行した)>

7月24日の午後、県立中部商業高校から県立真和志高校へ行き「沖縄県パワフルサポートプログラム」の授業を行った。



一限目は、「社会の仕組みを知ろう」「働く目的」「正社員とフリーターの違い」。



「働く目的」では、いつもの通り「全員前のホワイトボードに思いを書かせる」。生徒が書いた思いに対し、「お金を稼ぐ事の重要さ」に加えて、「お金」→「自分」→「家族・大切な人」→「自己成長」→「社会貢献」の順に、【人間の欲求の5段階】の図を見せてヤル気が出て永く続けられる事を解説する。



「正社員とフリーターの違い」では、【なぜフリーターになってはいけないか?】を色んな角度(労災保険・失業保険・求職者育成資金など)から解説した。そして、【社員】がどれほど恵まれているかを理解させた。加えて【高卒の生涯年収は2億円!】の話を織り込み、【働き続ける事の凄さ】を教えた。



10分の休憩を挟み、二限目は、「企業はチームワーク」「社長になってどんな人に働いて欲しいか考える」。

「企業はチームワーク」では、「ペーパータワーワーク」を3チームに分けて競わせた。


▲<他校では、優勝レベル・・・>


▲<今までに見た中で、最高に高くて美しい「ペーパータワー」が完成!!>

「自分はどんな役割をしたか?」がテーマなのだが、どうしても高校生には、この「実習」が面白いらしく、作り方にこだわって、その後も引きずってしまい、後の授業がやりにくいのがこの実習の短所だ(可哀想だったがすぐに取り壊した)。

三限目は、「どんな仕事があるのだろう?」「仕事を探すヒント:3つの輪を考える」



「どんな仕事があるのだろう?」でも、3チームで多さを競わせる。






▲<NO(2)が、5人で32個も出せたので褒めている>

最後の「仕事を探すヒント:3つの輪を考える」では、(1)【できること】「何が得意?」(2)【したいこと】「何がやりたい?」(3)【すべきこと】「何をやっている時に意味を感じ社会に役立っていると実感出来るか?」なのだが、やっぱり(1)の【できること】でつまづいていた。(2)(3)は、なんとか書けるのが、高校生には難しそうだった・・・。


▲<授業が終わって外に出たら、高台に建つキャンパスから那覇市街の眺めが素晴らしかった!>