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▲<2007年公開、ダデュ・ミヘイレアニュ監督の作品>
今年も、「曼荼羅年間計画表」で、映画を100本以上を観る目標を立てました。年末になり、集計したら12月28日現在で、151本観てました。その中から、2011年のベストランキングを作成しました(ご参考になれば幸いです)。
①「約束の旅路」BS エチオピアのユダヤ人をイスラエルに移送した「モーセ作戦」の状況を、一人の少年を通して克明に伝えている。観終わった後、戦争情況下で人間が生きる事が、どれだけ大変な事か。平和な日本で観る事が申し訳なく感じてしまう作品。
②「人間の条件」1~6 BS 五味川純平原作を3年間で6作品製作した。全編、徹底的に主人公(仲代達矢)の葛藤を描き続けた、反戦映画の超大作。
③「幸せの経済学」(桜坂)本当の幸せとは何か?をテーマに淡々と、伝える大学の授業みたいな映画だが、考えさせられる事が多かった。
④「川の底からこんにちは」DVD 2011年大ブレイクした「満島ひかり」のブチ切れた演技が凄い。
⑤「海洋天堂」(桜坂)自閉症の息子を持つ、余命少ない父親の「ジェット・リー」の抑えた演技に泣いた。
⑥「英国王のスピーチ」(シネQ)地味な映画だったが、現代のエリザベス女王の父上の葛藤から、人間とは何かを教えてくれた名作。
⑦「REDレッド」(シネQ)老人パワー炸裂!そうそうたる4名の役者(ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、メアリー=ルイーズ・パーカー)を揃え、元気に暴れ、爽快度400%!!
⑧「キューポラのある街」BS 上映当時は、解らなかったが、「吉永小百合」さんは、昔は、凄い演技力があったのだと再認識した。
⑨「天国からのメッセージ」(シネQ)沖縄県本部町に実在する弁当屋の主人を「阿部寛」が熱演。すでに亡くなられた、「仲宗根陽」さんの生き様に胸が熱くなった。
⑩「冷たい熱帯魚」(桜坂)今注目の映画監督、園子温の問題作。登場人物の演技が半端でない、無茶苦茶な映画だ。特に「でんでん」の演技が怖かった。
⑪「狙った恋の落とし方」DVD 北海道が、中国人観光ブームになるきっかけを作った作品で、主人公の人間味ある人物像が観終えても余韻が残る。
⑫「しあわせの雨傘」DVD カトリーヌ・ドヌーブの変わらない美しさに加えて、女性の発想や素人の強さなど、観た後に元気の出る映画。
⑬「恍惚の人」BS 有吉佐和子の小説を原作にして、森繁久弥の名演技で当時話題になった(1973年)作品だが、現代でも充分に通用する「老人介護問題」や「認知症」を示唆した作品。
私が、2011年で観た全151本中には、ロードショー映画以外に、「TV放映」や「レンタルのDVD」作品も含みます(再度観たものもあります)。