「沖縄型次世代リーダー発掘・育成プログラム」で講師をしてきました。

2010年06月29日 07時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<「ミッキーマウスのアロハ」を着て、楽しそうに講義をしている私。>

昨年に引き続き6月20日、日曜日の午後、那覇市小禄の沖縄県産業支援センターで、『人財Qubic』第二期生に対して、90分間の講義を行ってきました。
受講者は、地元大学&高校の10名(女性6名、男性4名)です。

講義内容は、「“雇用される能力”エンプロイアビリティ」でした。
私の経験から、「持論のキャリア形成川下り論」に始まり、仕事に向かう姿勢・態度「考え方(スタンス)」の重要性、会社組織における「可愛がられる人財とは?」、「生き残れる人財とは?」、「成長する人財とは?」、企業で必要な「チームワーク力」、あまり遠くを見過ぎず「目の前の事をちゃんとやる」・・・等々でした。

これから社会人を目指す若者に対して、出来るだけ解りやすい話を心がけた。
沖縄では珍しい有料授業であり、受講者はすべて素直で熱心な生徒だった。

最後の質問コーナーでは、10名中7名から質問が出た。
約40年間のビジネス人生で学んだ事を語ったのだが、孫に近い年齢の生徒だけに、皆んな、可愛いかったなぁ・・・。


※(主催)NPO沖縄人財クラスタス研究会、(後援)沖縄県/財団法人沖縄県産業振興公社/財団法人雇用開発推進機構。地元学生に対して、少数精鋭でリーダー育成を目的に半年間の講義形式で行われる。講師は、地元企業の経営者及びマスコミ&教育界から招聘。

「ドラゴンフルーツ」の花も咲いています。

2010年06月27日 23時00分00秒 | 沖縄現地情報


梅雨開け宣言が出た6月19日昼に、我が家付近の住宅街道路傍にある「ドラゴンフルーツ」に、花のしぼんだものが付いていた。
再度、別の夜に、近くの畑に植えてある「ドラゴンフルーツ」の花を確認に行きました。
こちらは、満開とまでいかなくても咲き始めていましたので少し撮影をしてきました。
  

  

花は、「月下美人」と同じく、夜に咲きます。
人知れず、夜に咲き、朝には枯れた状態になります・・・。
地元の人もよほど、ドラゴンフルーツの花が好きな人でない限り、咲いたところは観ません(残念)。


※「ドラゴンフルーツ」は、サボテン科の花が咲いた後に出来る果実です(中身は、赤と白がある。赤の方が甘みは多く白は甘みは少ない。6月に入ると花が咲き始め7月中旬~8月に食べられる。






「サガリバナ」が咲き始めました。

2010年06月26日 00時05分00秒 | 沖縄現地情報

6月24日の夜、那覇市内久茂地で飲み会がありました。
帰りは、「ゆいレール旭橋駅」から乗った。
 

 

その理由は、旭橋駅下の広場に、「サガリバナ」の木が3本あり、それが咲きそうだったから。
 

  

夜の10時くらいだったが、先ほど降った雨がサガリバナの花弁に、水滴を付けていて美しかった。その分、匂いは少なかった。

※『サガリバナ』方言名:キーフジ、さわふじ。6~8月に、長さ40~50㎝ほどの房を垂らし、ブラシのような花弁をたくさん付ける。花弁は、バニラのような甘い香りを放つ。花弁は、夜に一晩だけ開花し、朝日に当たると落ちる。西表島では、朝に川の水面に落ちた花弁が下流や海に流れ出てくるのが観る事が出来る。

「おじいの沖縄戦」

2010年06月25日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


▲<「琉球新報」連載【がじゅまるファミリー】2295~2297回より転載>

慰霊の日を前後に、「琉球新報」の連載漫画【がじゅまるファミリー】に「おじいの沖縄戦」というテーマで、6月22日~6月24日に3回シリーズで掲載されていました。

いつもは、沖縄の面白い日常生活がテーマなのだが、今回だけは「慰霊の日」にふさわしく、沖縄の歴史・社会がテーマだった。













戦後65年。沖縄には、この漫画のように、今も身近な人にも語る事の出来ない戦争体験をお持ちの年配者が多くいると伝え聞く。
今回、【がじゅまるファミリー】を見て、沖縄の地上戦に遭遇した体験を心の奥底にしまいこんでいる方がいる事を強く意識させられ、朝から胸が詰まってしまったので、皆さんにも、お伝えしたくてブログに書きました。

「沖縄慰霊の日」

2010年06月23日 15時00分00秒 | 沖縄の生活


6月23日は、「沖縄慰霊の日」です。
今日は、沖縄県は役所や学校も休みです(企業は仕事をしています)。
太平洋戦争の終結日は、8月15日ですが、沖縄では沖縄戦がほぼ終結した6月23日を「慰霊の日」としています。

▲<正午に、1分間の黙とうを行い戦争で命を落とされた、すべてのみ霊の冥福を祈った。>

沖縄県では、米軍と日本軍の地上戦が行われ、一般人を含む20万余名が亡くなられました。


 

 
陸軍は、戦況は不利にもかかわらず戦いを止めず、本島最南端に逃げながら一般住民を巻き込み、逃げ場を失なった一般住民は、現在の「平和祈念公園」のある摩文仁の岸壁から海へ身を投げた。

戦後65年目の今日、沖縄に来て4年目にして初めて、慰霊の日に平和記念公園内にある「平和の礎」に「鎮魂」に行って来ました。

▲<米軍戦死者の「平和の礎」>

▲<今年も新たに80名を刻銘(県内26人、県外53人、海外1人)。総数は24万931人。>


「女性のワクわくイキいき講座」

2010年06月20日 00時30分00秒 | 沖縄の生活


沖縄に梅雨明け宣言が出た6月19日の午後、那覇市内の「ロワジールホテル」で、那覇市内で働く、女性約70名に90分間の講演を行いました。対象者は、那覇市の老舗派遣会社、人財パワー株式会社の登録者です。年に一回、登録者向の勉強会における外部講師による講演会の講師。

一昨年前は、真面目に派遣を使った側からの「良い派遣者とは?」というテーマで話をした。今回は、同じテーマでは、お面白くないので、テーマを変えて、「働く=恋愛にも使える生きテク」という内容で、「ワクわくドキどき」すると脳内に分泌する「β‐エンドルフィン」にスポットを当て「女性における恋愛の効用」を話した。


人間には誰にも「嫌だな」と思えば、脳内に「ノルアドレナリン」と呼ばれる毒性のホルモンが分泌し、「いいな」と思うと「β-エンドルフィン」と呼ばれる「快楽ホルモン」が分泌される(「ランナーズハイ」と同様の、このホルモンは、モルヒネに比べて6.5倍の鎮痛作用[中毒の危険や副作用なし]がある)。

気分を良くする以外にも、老化防止や自然治癒力を高める免疫機能もあります。
女性は、「恋をすると綺麗になる」と言われるが、これもβ-エンドルフィンが全身の血液循環を良くし、肌に輝きと潤いを与えるからだと言われています。
 
愛のエクササイズだけでなく、デートの約束をしただけでも分泌するので、女性はいくつになっても、「ワクわくドキどき」出来る、恋心や憧れの気持ちを持ち続れば、β-エンドルフィンを出す事が出来、美しくあり続けられる。


女性にとって恋は、「命の輝き」であり、細胞一つ一つが活き活きさせるものだ。

「良い恋をする女性は、 恋をすればするほど美しくなる! 身体の中身から美しくなる。 こんな良いものは、 どんどん活用しないとソン!」という言葉で締めくくった。



首里琉染の「中国衣裳展&即売会」

2010年06月15日 00時05分00秒 | 沖縄現地情報


首里山川町(玉陵・首里高校西側)に「首里琉染」というサンゴ染を製作工房(3F)が、1Fで着物や紅型、生活雑貨を販売している所があります(サンゴ染め体験コーナーは2F)。
京都で京友禅の作家として活躍していた、先代の「山岡古都」が、1973年に私財を投じて沖縄の染織工芸の発展に貢献するために創ったのが「首里琉染」です。


紅型の染織技術発展に寄与しながら、収集した美術品の数々が、今でも「首里琉染」の倉庫にたくさん眠っているようです。




今回は、中国の100年前の貴重な衣裳(保存状態が素晴らしい)を蔵出し即売会を行っています(2F)。期間は、6月12日~30日まで。


観る人が見たら、こんなものがなぜ沖縄にあるの?と、思われるようなモノがあります。
是非、興味のある方は足を運んでみて下さい。

「第3回沖縄移住者の会」

2010年06月14日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<「あしびうなぁ」のテータイムセット(紅芋のムースケーキにブレンドコーヒー)どちらも美味しかった。コーヒーは追加のサービスがありました。>

6月12日15:00~16:30「第3回沖縄移住者の会」を行った。
今回は、幹事の渡辺善広さんの企画で会場は、首里の琉球茶房「あしびうなぁ」だった。
今回も、新しいメンバーが8名加わり13名だった。
 
▲<一番奥の座敷を予約したが、丁度人数も適度だった。>

「あしびうなぁ」のランチの経験はあるが、テータイムの経験は無かった。
コーヒーを飲みながら、ゆっくりと庭を眺めるような余裕がないくらいに、お互いの会話が盛り上がってた。

参加者は、定年後の人から沖縄大学の学生まで、幅広く職業も様々な点が面白い。

▲<名刺交換から始まるので、手作りの名刺があると自己紹介後に有効です>

次回は、今回の初参加者でこの4月に浦添市内間でカレーカフェ「マギー」【098-874-0400】を開業した大野さんの店で行う事も決定した。
日程は、8月7日15:00~16:30頃です。
会費は、当日の喫茶代(600円くらい:カレー代は別)のみです。


※「沖縄移住者の会」は、沖縄移住を検討している人や既に移住したが情報交換をしたい沖縄県外者の会です(沖縄の悪口を言う会ではありませんので、ご理解の上、参加希望者は、どなたでもいつでも歓迎します)。

「ベランダの小さな楽園」

2010年06月11日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


去年の冬、マンションのベランダに置いてある空きプランターの土に、「タンカン」を箸に刺して「メジロ」や「ヒヨドリ」に食べさせていた。
 
▲<2009年1月19日、食事をしているメジロの様子>

一年半後、「プランター」の中から最近になって、名前も知らない草が凄い勢いでグングンと成長して、最近真っ赤な小さな実を付けたのでした。


 



食べ物に無い冬に、ミカンをくれたお礼に、鳥がどこかで食べてきた果実を糞に混じらせてプランターの土に、おみやげを置いてくれたのでした。

「谷村新司ハミングコンサートin沖縄」

2010年06月07日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


6月6日の15:00~宜野湾市にある「沖縄コンベンションセンター」で、谷村新司のコンサートがあり、谷村新司を前から4列目で観てきました。
「谷村新司ハミングコンサート音標(オトシルベ)」は、5月31日~年末まで全国44カ所で行う全国縦断コンサートで、今日が4カ所目です。

6月6日の宜野湾市(コンベンションセンター)と6月8日の宮古島市(マティダ市民劇場)の2カ所は、私が那覇市で顧問をさせて頂いている、株式会社パムが、創業10周年記念協賛イベントになっています。

そんな関係で、谷村新司のコンサートを沖縄の地で観る機会を得た次第です。
15:10から始まって、17:35まで、一人で約15曲を歌い続けました。

途中、黄色い羽根の「社会を明るくする運動」のテーマ曲「咲きほこる花のように」の歌を歌う時、観客をステージに上げて、会場全員で歌った約3000人の合唱には大感激!
その時に地元の中学生達が、ステージ上や下から楽しそうに大合唱していて、大変微笑ましかった。

▲<「60代以上」「50代」「30代」「20代以下」とステージ上から谷村新司さんが順番に誘ったら、約200人以上が上がってしまい大コーラスになった(笑)>

昨年60歳になった谷村さんは、益々円熟し、かつ元気に歌う姿を間近で観て、私も元気を貰った素晴らしいコンサートだった。
でも、知っている曲が「チャンピオン」「陽はまた昇る」「昴」「サライ」くらいしかなくて寂しい思いをした・・・。でも、「サライ」は、最後にスタンディングで、一緒に歌えて気持ちが良かった!!

「今年もマンゴーの季節が始まりました」

2010年06月06日 00時30分00秒 | 沖縄現地情報

6月5日(土曜日)は、9:30~12:00まで、コンサルティング契約先企業の事業部部会に出ていた。
午後から小雨降る中、豊見城市にある「道の駅菜々色畑」(JA沖縄豊見城支所運営)に行った。
豊見城市は、沖縄県下でも最大のマンゴー生産地である。
「道の駅」の売り場には、もう「早生マンゴー」が売り出されていた。
 
▲<一個1,750円>

今年は、マンゴーが不作かもしれない。
宮古島から、不作の話が伝わって来ている・・・。
近所で見る露地栽培も、昨年に比べて極端に結実が少ない。

▲<5個入り7,000円>

「天久テラス」でバースディランチ

2010年06月02日 00時10分00秒 | 沖縄の生活

▲<前菜3品(左:生ハム巻、中央:「山芋と天ツユのゼリー」の上に海老の天ぷら、右:当店名物の「キャベツの天ぷら」(中身はキャベツだけなのに美味しい)>

5月30日、私の59歳の誕生日に、中井貴一主演「RAIKWAYS」を、おもろまち「CINEMAQ」へ観に行った。その前に、以前から気になっていた「天久(アメク)テラス」のランチを食べに立ち寄った。

夜は、会員制のレストランである(年会費10,000円、更新料2,000円)。
メイン料理は、沖縄ではめずらしい「江戸前の天ぷら」です。

▲<サラダは、バイキング形式でフリー>

▲<メイン料理の「天ぷら」前半:椎茸、海老の天ぷら、セイ烏賊にご飯とみそ汁、豆腐、漬物>

▲<「海老の天ぷら」をてんつゆで食す>


▲<メイン料理の「天ぷら」後半:サワラ包み、ナーベラー、アスパラ(誕生日のプレゼント)>

高台の邸宅には、庭にプールがあり、泊港に落ちる夕陽を見ながら、食事&お酒が楽しめるレストランです。他に、貸切で「ハウスウェディング」などに利用されているらしい。

会員以外に、昼のランチをやり始めた事は知っていたが、レストランのある場所近くに出向く事は無く、行きそびれていた。
移住して3年目に、誕生日がキッカケで、やっと「天ぷらランチ」(1,500円)にチャレンジ出来ました。
 
▲<3階の窓から見える風景>
  
▲<清算していたら出てきた「デザート」(真ん中は、タピオカのワラビ餅?)>▲<丘の上にある「天久テラス入口」>

「RAILWAYS」を観ました。

2010年06月01日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


59歳の誕生日の日に、5月29日封切の「RAILWAYS」を観ました。
私を劇場に、足を運ばせた理由は、①49歳の中年サラリーマンが会社を辞めて電車の運転手になった②中井貴一が主役(中井貴一の映画はほとんど観ている)③実は私は昔鉄男だった(40年前SLを求めて全国旅した。しかし運転手希望ではない)④「ALWAYS三丁目の夕日」のスタッフの作品(2作とも観て感動した)。

映画を観て、身に詰まされた点が何点かあった。①田舎の実家に年老いた母親を置いている。②引き取ろうと思っても母親は田舎を離れない③主人公は、故郷を離れ都会で仕事をしている④仕事に没頭して家族と会話が少ない⑤会社の命令で同期が責任者の工場のリストラを行う⑥会社を早期退職して、故郷で昔からの夢だった電車の運転手を目指す・・・。

中井貴一の、非情でパワフルなビジネスマンから、会社を辞めて故郷に帰り母親思いの肩の力が抜けたローカル線の運転手の演技。母親役の奈良岡朋子の病床でも息子を思う母の優しい眼差しの演技。橋爪功の味のある演技。
それに加えて、映画の舞台になった出雲市の田園風景の中を「一畑電車」の【デニハ52】(昭和3年製造)が実際に走る映像は、胸にジンと来るものがある。

郷里を離れて、都会で働く中高年に「親とは」「家族とは」「故郷とは」を問いかける我々の年代にとって考え深い映画でした。