首都圏介護難民は、どう生きるか?

2015年06月29日 11時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<6月23日放送の「BSプライムニュース」が、解りやすかったので紹介します>

首都圏の介護職が不足。2015年現在「首都圏全体」で補っている状況だが、2025年首都圏全体で足りなくなる(全国でも80万人不足)。





首都圏住民調査によると「地方で住む事を希望するか?」、50代では50%が希望。「移住希望者」は、男性の50代で上昇するが、女性は、歳を取るほどに下降する(生活圏での繋がりや親の介護・子供・孫か?)。






▲<話題になった「介護体制が整っている全国41か所お薦め市町村」>

アンケートの、50~60代は、移住先での「働き場「医療」「介護」の不安あり。



「介護対象」になってからでは遅い「しかし、選ぶのは自分」。元気な内に移住を選択し、その選択肢・判断材料の一つに、して欲しい(そして、移住先で活躍して欲しい)と話されていた。

(1) 移住者へ「お試し移住支援」推進【セカンドライフ制度の充実】

(2) 定年前からの「勤務地選択制度」(地方での老後生活支援)【企業との連携必要】

(3) 地域医療・介護制度の整備(高齢者の集住化促進)
a.徒歩圏における公共機関サービスの充実
b.空き家を医療&介護拠点に転用
 事例:富山市「500mエリア住み替え補助制度」30万円。県外者のセカンドハウスでも(購入)25万円。



(4)介護+保育園の融合【資格の変更】
a.ロボット化
b.外国人の活用



※BSプライムニュースでは、「反論を混じえず、どんな意味を持った内容かの紹介になっていて良く理解出来た」「富山市の取り組みも地方の可能性を丁寧に紹介していた」「好感が持てる番組になっていた」

首都圏介護難民13万人全国41地区へ移住?

2015年06月27日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<沖縄は、梅雨が明けてから非常に熱い暑い!体力が消耗する。沖縄に来て8年間で今年が一番暑く感じている>

TV NHK6月20日放映の「深読み」の内容です。

首都圏の団塊世代が2025年75万人になり、介護施設の圧倒的不足社会問題になり、2015年4万人待機が、13万人待機になる。

しかし、地方は、2025年は、多少の余裕あるらしい?

だから、突然に、全国で41期地区選定したので移住しませんか?

「首都圏の高齢化危機回避戦略(首都圏高齢者対策)」は、「現代版姥捨て山?」「地方の負担増?」「首都圏のエゴ?」・・・。



パネラーが次々にコメントを出す(以下、一部コメント)。

「今のうちに、地方移住を検討してみたら?だけでは、ワクワク感が無い」

「ストリーが必要だ」。「基本的には、行政が導くものではなく、個人の意思や家族で考える問題だ」・・・。

「際に、都会生活が長いサラリーマンに、高齢者になってから、田舎暮らしが出来るのか?」



「地方側も、働けない高齢者よりも、若者に来てもらいたいはず。地方は東京の受け皿ではない!」

「しかし、地方の消滅村が、生き残るために受け入れたい村もあるはず・・・」

「でも、首都圏や大都会で介護施設が不足する事は行政の怠慢だ」

「首都圏郊外の空き家、が進んでいる集合住宅の再活用は出来ないのか?」

「団塊世代前のアクティブシニアが移住したら、新しい仕事が増える」

「しかし、全国どこでも介護従事者の収入の増加が出来なければ、受け入れ拡大も出来ない」

米国CCRCの日本版「高齢者村」(入居者同志で支え合う新しい住居形態)を紹介。日本では、新潟県魚沼市で、400名(50~65歳)から始めるらしい。

シニアのこれからは、【元気なうちに】【社会参加して】【地域の担い手になる】

忘れてはならないのは、【若者参加不可欠】だ


▲<朝日が上がると落花する「さがりばな」の花弁>

・・・という感じの討論だった。

※パネラーが混乱していて、好き勝手意見を言ってまとまりがなく終ってしまった感じ・・・。
後日、他局の番組を観たが、6月23日放送のBSフジ「プライムニュース」が、一番まとまっていたので、次回書きます。

人気の移住先は「沖縄」、同居者は「配偶者」が過半数。

2015年06月25日 13時30分00秒 | 沖縄の生活


総合マーケティング支援を行なうネオマーケティング(東京都渋谷区)は、6月4日・5日の2日間「移住」をテーマにしたインターネットリサーチを実施した。

その結果、移住先として最も人気が高いのは「沖縄」である事が解った。

今回は、同社の登録モニターのうち20歳~64歳を対象としたもので、1518人に対して「日本国内で移住をしたいと思う?」と質問したところ、約3割の回答者が「する事が決まっている」、「いつかしようと思っている」、「したいとは思っているが、具体的には考えていない」を選んだ。

これらの移住意思を示した回答者400人に対して、「移住しようと思っている、または決めている地域は?」と質問したところ、最も多かった回答は「沖縄」で28.0%、続いて「関東」(18.5%)、「中部・北陸」(18.3%)となった。



移住先での同居予定者について質問したところ、「配偶者」が54.0%で過半数。一方で「同居する予定はない(自分のみ)」の回答者も32.3%と3割を超えた。「同居する予定はない(自分のみ)」の回答者は、男性が女性を6.5ポイント上回った。

移住先を選定するにあたっての条件では、「居住地の確保がしやすい事」が47.8%。次いで「物価が安い事」が42.0%、「病院や公共施設が充実している事」が41.0%だった。 2015年6月23日配信

※親切にも、私のブログにも、スタッフの方から情報を知らせてくれました。国内の移住したい場所で、「北海道」が、4位の15.3%は少し低いと思った。同居予定者の「配偶者」については、過半数を占めたが何よりも「配偶者」の納得がとても大切だ。「説得して来ても」、必ず帰ってしまうからだ。理由は、女性は、以前住んでいた同性仲間や、子供・孫に奪われてしまうからだ。いつの間にか先に帰られてしまって、移住先単身者になった男性は、身体を壊すか寂しくなって帰ってしまう結果が多い。この点は、とても大事な事です。移住する前によーく考えておこう。

「沖縄慰霊の日」

2015年06月23日 13時20分00秒 | 沖縄の生活

▲<糸満市摩文仁「平和祈念公園」内の戦没者名を刻銘した石碑(米軍戦死者名もあり)>

6月23日は、70年前沖縄で、「太平洋戦争」の地上戦が、事実上終えた日です。

国内でも最大規模の地上戦は、一般民間人を巻き込み、20万人余の命を奪った。



激戦地だった、糸満市摩文仁の「平和祈念公園」で、県主催の「戦後70年沖縄戦全戦没者追悼式」が行われ、正午に黙祷を捧げた。


▲<写真は、すべて「NHKニュース」より>

今日の沖縄は、全島が戦没者への鎮魂につつまれています。

日光を浴びないと死亡率が57%UPする?

2015年06月22日 13時00分00秒 | 沖縄の生活


日光浴が、身体に悪いと言われるようになったのは、もう何年前からだろうか?

「オゾン層」が、破壊され「紫外線が強くなった」から?

太陽光線が、凄く悪者になった。

昔は、太陽にあたる事は、身体のカルシウムを強くする。

北欧の人達は、日頃日光を浴びる事が少ないので、夏に太陽を求め南下するとも聞いていたが、紫外線が強くなったので、太陽を浴びる事を避けているのだろうか?

しかし、最近の調査では、太陽を浴びる事で生じる、カルシウムの吸収を助け骨の代謝を促す「ビタミンD」が、寿命に関係する「スーパービタミン」として注目されているらしい。

血中濃度で見ると、平均50%を切ると死亡率が上昇し、血中濃度が20%になると、死亡率は57%UPすると言われている。

「ビタミンD」は、食品で摂る量よりも、むしろ紫外線を浴びて皮膚で合成される量の方が多い。一日一回、太陽の下で日光浴をする事を薦めている。



一日のスタートに、朝起きたら窓のカーテンを開け「太陽を浴びる」事が、身体にとって良いと言われている。

「うつ病」の治療にも、太陽を浴びる事が、有効だとも言われている。

※いみじくも、6月22日は【夏至】。世界中で、一番太陽が強い日を祝う行事が行われていたらしい。

・・・過度に、太陽(紫外線)を浴びる事は、避けるべきだが、一日に数分間浴びる事は、身体にも良さそうだ。

「金持ち脳」と「貧乏脳」

2015年06月20日 11時30分00秒 | 沖縄の生活

▲<沖縄の民家には大抵「屋根」か「玄関」に「シーサー」が置かれている>

お金持ちの多くは、最初からお金持ちだった訳ではありません。お金持ちになる人と、そうでない人の差はどこで生まれるのか?それは、「発想」と「行動」です。つまり、「脳の使い方が異なる」のです。

お金持ちは、人間関係にお金を使う。他人を喜ばせる事に金を惜しまない。そうする内に、お金が増えるような人脈選択や行動がなされて行く。



お金持ちは、目先の事よりも、脳の中に残るものにお金を使う。その最たるものは、「経験」です。そのためなら、惜しみなく金を使う。

一方、貧乏脳は、ただ金を使う事しか考えていない。自分には特別な才能が無いと諦め、お金を稼ぐために仕事をする。常に受け身で愚痴が多い。

お金持ち脳には、「楽観的発想」と、一方、「いつ何があるか解らない」という、人生の「不確実性」に対して備えもします。

それは、安定の安心ではなく、あくまでも外に向かってチャレンジするための足場です。この脳は、お金だけではない。「人間関係のネットワーク」「周囲からの信頼」「仕事のスキル」「知識」「経験」などが蓄えられる。



人生には、思わぬ事態が起こります。今の時代、何もしないで安定した暮らしが維持する事は難しい。不確実性の時代に挑んで生きる、新しい挑戦も必要です。アンチエイジングの面からも、死ぬまで働き続けるくらいの覚悟を持って生きる。

そのためには、人間関係は友人など「ストロングタイ」(強い結びつき)ばかりではなく、ちょっとした知り合いなどの「ウィークタイ」(弱い結びつき)が大切だ。

「仕事」というものは、案外こうした関係から声が掛かかるものだからです。

そして、そのようにして得たお金は、また可能性が拡がるような使い方をして行く。そんな「金持ち脳」を目指したいですね。

日経おとなのOFF特別編集 「100歳までのお金の作法」 茂木健一郎の「金持ち脳 vs貧乏脳」より

あなたは、何年生きますか?

2015年06月18日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<先週、「梅雨明け」した沖縄は、湿度を少しずつ下げ、真夏に向かっています>

厚生労働省「平成24年簡単生命表」から、【日本の高齢者は何歳まで生きるか?】を「フィデリティ退職・教育研究所」が算出したものが、下記の内容です。

男性「79.9歳」

女性「86.4歳」


今、60歳の男性は:「83.7歳」(2人に一人はここまで生きる)、「90.8歳」(5人に一人はここまで生きる)

今、60歳の女性は:「89.9歳」(2人に一人はここまで生きる)、「96.9歳」(5人に一人はここまで生きる)



※「平均寿命」は、早く亡った人も含めた全体の数字です。上記の数字は、60歳まで生きた人の寿命平均はもっと高くなる事を示している。

あなたは、どうされますか?

日経おとなのOFF特別編集 「100歳までのお金の作法」より


▲<6月16日の「豊崎美らSANビーチ」>




映画 「みんなで一緒に暮したら」

2015年06月17日 12時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<2011年第64回「ロカルノ国際映画祭特別招待クロージング作品(フランス・ドイツ合作)>

パリの郊外に住む40年来の友人達(2夫婦と、独身男性一人。みんな75歳)。

いつものように集まって、友人の家でワインで乾杯するが、それぞれ家庭の事情や健康問題を抱えている。

ジャンヌ(ジェーン・フォンダ)は、自分の病気の進行を知りつつ、少し認知症が出始めた夫に、完治したと嘘をついている・・・。

パーティーの場所提供していた夫婦にも、老後の過ごし方に食い違いが出ていた・・・。

その中の一人が、「みんなで一緒に住めば問題は無くなる」と言ったが、耳を貸す者はいなく話は流れる・・・。

唯一、独身生活を謳歌している男(カメラマン)は、不特定多数の若い女性とのSEXに夢中。

しかし、色んな事情があって、75歳の老人たちによる、初めての共同生活が始まる。

みんな仲良しだ。

大きな屋敷を持つ夫婦の考え方のすれ違いも面白い。

夫は、庭の植物楽しんでいるが、妻は「孫を呼ぶにはプールが有効」と信じて、勝手に工事を始める。

その中に、認知症が始まった夫のために、犬の散歩係りの若い青年が加わる。

大学生の彼が、卒業論文のために「老人の生活(老いとSEX)」を研究し始める・・・。

※どのように老後を過ごし生きるか? みんな必ず通る道。サブタイトルが「仲間と笑顔とシャンパン」これからの日本の老人も、フランスの老人たちを参考にする価値はあると思った作品でした。 監督は、1970年生れのステフィァン・ロブラン。

【評価】★★★★

小説「後妻業」読んだ?

2015年06月15日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


昨年8月に刊行された『後妻業』の内容が、マスコミを賑わしている連続不審死事件と非常に似通っているのは知っていたが、何しろ413Pにも及ぶボリュームなので読むのを躊躇していたが、遂に、6月13日に4時間かけて一気に読んだ。

実際の不審死事件は、筧千佐子(68歳)が京都や大阪の結婚相談所を介して男性と知り合い、結婚または交際をして、短期間の間に相手の男性6人(それ以上)が次々と死亡し、数件逮捕状が出た。


一方、小説『後妻業』でも武内小夜子(69歳)が、大阪の結婚相談所で知り合った高齢の老人達が複数死亡。

小説は、小夜子が「遺産は、私が相続します」と告げるところから始まる。その根拠は、「公正証書」だ。

しかし、死亡した老人の娘達が依頼した弁護士や探偵によって小夜子の過去が暴かれて行く…。小夜子は同様の行為を繰り返していた。


現実の千佐子容疑者は、青酸化合物で夫を殺害など、その手法は違うし、結婚相談所所長の関与の話は出て無いが、短期間で次々と事故や病気で亡くなる交際相手や夫の財産を奪い取る手法は同じ。最大の類似点が、公正証書。

あまりのソックリに、著者の黒川博行氏は、この事件の事を知っていたのではないかと言われた。

しかし、この小説は「別冊文芸春秋」2012年3月号~2013年11月号に連載されたもので、昨年10月に読売新聞に掲載された黒川のインタビューによると、小説のベースになっているのは、知人の実体験だという。

黒川氏は、全国で起きている同種の事件を取材していて、似たような事件が、全国各地で起きていたと話す。

実際に、「木嶋佳苗事件」や「上田美由紀事件」など、結婚や交際を使った連続不審死事件が顕在化した。

小説内の言葉、「資産を持っている老人を狙って後妻に入る。その老人が死んだら遺産相続出来る」「寂しい男ほど騙し易いものはない」「相談所に来た会員の中で、これという年寄りに小夜子をあてがう。小夜子の手練手管は筋金入りだから、相手はコロッと騙される。籍を入れるか入れないかは条件次第だ」と、恐ろしい言葉が出て来る出て来る。

殺人事件にならなくても、「妻に先立たれた老人に付け入り、再婚して金を巻き上げる商売」は、本当にあるらしい。小説のタイトルにある「後妻業」とは、弁護士などが使う“業界用語”らしい。

「事実は小説より奇なり」を地で行く小説です。熟年男性は「警察庁推薦書」として、是非一読すべし!
映画化の話も進んでいる様子なので、どんな俳優がやるのかも含めて公開が待ち遠しい。

友達が少ないと死亡率が50%UPする?

2015年06月12日 10時25分00秒 | 沖縄の生活

▲<沖縄気象台は、6月11日11時(平年よりも12日早い)、沖縄地方の「梅雨明け」を発表した>


肥満、過剰なアルコール、喫煙、高血圧、どれも寿命を縮める要因だ。

だが、意外な事にこれらの要因をはるかにしのぐリスクファクターがある。


▲<渡嘉敷諸島の島影が、近くに見える>

それは「社会との関係が希薄」である事。

7年半かけて男女30万人以上に行ったアンケート調査では、その死亡率が50%だった。

第2位の「お酒を一日7杯以上飲む」の場合は、37%。

生きて行くのに何よりも重要なのは、「人との繋がり」であるという事です【Tarzan 2015.4.23より】。



連れ合いが先に死なれた「男性は早く亡くなる」という話を聞く。その代わり、「女性は長生きする」どれだけ、晩年の夫は、妻にストレスを与えているのかを証明している(笑)。

古民家食堂6月例会

2015年06月11日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<「古民家食堂6月例会」の様子(外の駐車場脇のスペースで行われている)>

6月9日、「古民家食堂6月例会」があった。

今回のメイン料理は、「バーベキュー」だった。

午後、トレーニングに行き、飲まずに参加したので、喉が凄く「ビール」を欲しがっていた。

かけつけ、ジョッキ3杯飲む。美味しかった!!




▲<「野菜」もたっぷりだ>

参加メンバーは、約20名で南風原の陶芸教室のメンバーや、県立盲学校の教員さん。

そして、「やんばる」で「椿」を植林している人などが参加していたので楽しくお話をした。


▲<19時過ぎの空>






▲<ゆっくりと、夕闇が迫る>






▲<「さがりばな柄のかりゅし」で参加した>

男性は、死ぬまでの9年間は、寝たきりか?

2015年06月08日 16時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<「さがりばな」も咲き始めました(6月8日20時撮影)>

6月8日「晴天」。26-31度です。今週いっぱいで「沖縄の梅雨」は、上がりそうな感じです。

厚生労働省「平成22年完全生命表」によると、日本男性の「健康寿命」(何の制限もなく日常生活が送れる事)は、70.42歳。平成22年の日本人男性の「平均寿命」は、79.55歳です。ここから考えられるのは、79.55-70.42=9.13年は、要介護&寝たきり?という事になる

女性の場合は、「健康寿命」は、73.62歳。「平均寿命」は、86.30歳。=12.68年


▲<「ジャスミン」>

そうならないためにも、高齢者には、平素の健康的な生活努力が、一人ひとりに求められる事は言うまでもない。


▲<「ゲッキツ」この花も夜にほのかな香りを漂わせる>

しかし、最近は、医療進化により、「延命治療」が大変高度化している(要は、なかなか死ねない時代なのだ)。

「尊厳死」という言葉も、ようやくマスコミが使い始めたが、親族間では簡単に決められない事だけに、本人が生前に「尊厳死」とは何かを良く考えて、親族に伝えておく事がとても重要だ。

特に、「胃瘻」(いろう)処置を行う際には、特に気をつけたい(意識が無くても、何年も生き続ける事になるからだ。父の場合は、三度目の処置はしないと決め、医師に伝えて一年少し延命した)。


▲<雨に濡れた「ハイビスカス」>

今回は、「死に方」を考えてみました。

映画「チャッピー」

2015年06月04日 12時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<「人工頭脳」を持った二足歩行ロボットの驚異の成長その実態は?>

5月23日から、封切の映画「チャッピー」を、6月に入ってから観た。

我世代は、「鉄腕アトム」で育ったので、二足歩行の人間型ロボットの最高水準を知っているので、どんなロボットが出て来ても不細工に見える。

「チャッピー」は、ジュラルミン製の不細工な二足歩行の人間型ロボット(警察用ロボットとして開発された)です。

近未来、犯罪多発都市の南アフリカ・ヨハネスブルグで、街を守るために、武装した警備用ロボットが大量生産されていた。

製作者が、大量生産用とは別に、廃棄処分予定ロボットを使って秘密実験で、「AI=人工知能」を埋め込込んだ特別製の「チャッピー」を造ってみた。

誕生当初、子供の頭脳だったが、奪われた育ての親が、ギャングだったため、悪事を学び始める・・・。

生みの親(兵器開発企業の天才エンジニア)が、時々会っては、創造主からの言葉として「悪い事をしてはダメ」と叱られるが、身近にいる育ての親のギャングの影響を受けながら、知能を向上させて行く・・・。

警察用ロボット(形は、警察ロボットと同じ)が、現金輸送車を襲っているところを撮影され指名手配となる。

遂に「戦争用ロボット」に、襲撃されるが育ての親や創造主を助けるために、武器を持ち闘う。

ストリーは、無茶苦茶だが、「コンピュータ社会」や「ロボット偏重警察組織」を風刺した近未来社会派映画に仕上がっている。

監督は、「第9地区」「エリジウム」など、ヒット作品を放つニール・ブロムカンプ(1979年生)。今回も、ヒュー・ジャクマン、シガニー・ウィーヴァーを脇に固めて作品に重みを与えている。

【評価】★★★