「宜野座高校授業」その②

2012年07月13日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<前の授業が早く終わったらしい。本日の参加者は4名(「ペーパーワーク」で頼りないものを作りかけている様子)>

7月12日、午後から第2回目の授業を行いに「宜野座高校」へ行く。
宜野座高校では、夏休み前の正規授業後に設定された「就職希望者向け」“県支援授業パワフルサポートプログラム”は、生徒の自由意思に任せているらしい。本日は、早く授業が終わったので、補習も無く数名の生徒が待てずに帰ったようだ。それでも、女子生徒が進路指導資料室で3名待っていたので、少し早く授業を開始する。

遅れて来るだろう生徒を待つ間に、第1回の授業振り返りを行う。少ししてから、男子生徒が1名来たので4名で授業を始める。

本日の授業のテーマは、「チームビルド」。早速、「ペーパータワーワーク」を行う。4名だったので、チームで競争は出来ず、1チームで行う。


▲<最初は、頼りない組み立てだったが、皆で相談しながら倒れないモノを組み立て始める・・・>




▲<約15分かけ、話し合って完成形に仕上がる>

就職もまだしていない高校生に、社長の気持ちになって「採用したい人材像」を考えさせる授業。設定の会社は「ホテル」。生徒は、真剣に考えた。参加人数が少ないので、一人3点以上出させた(少ない参加者だから、負担は多いが勉強になった)。


▲<採用したい人材像を書かせるが、最初は、2つくらいしか出て来ない>


▲<少しずつエンジンが掛り始めたくさん出来て来た>


▲<解説をする>

次は、「どんな仕事があるか考えよう!」。やはり、最初は3つが出ない。少しずつ考えさせて、仕事の種類を認識して行く。書き出した中から、興味のあるだろう仕事の解説を行う。

サービスで、「自分の考え方を突き詰めて整理するテクニック」の「フィッシュボーンテクニック」を実際に使って教えた。

最後に、テキスト以外の昨夜作成した「人間の欲求の5段階」と「メラビアンの法則=人の印象の93%は、ボディランゲージと声」を解説してあげた(高校生で「マズローの5段階」と「メラビアンの法則」を知っている子は、そんなにいないだろう)。