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沖縄県知事日本に負ける

2016年09月17日 00時05分00秒 | よのなか


9月16日の午後、「那覇地裁」で、一つの判定が降りた。

現沖縄知事が、前知事が認可した「辺野古基地」造成許可無効を裁判所に訴え、日本国と争っていた。

その判決が、今日の午後に降りたのだ。結果は、日本政府に軍配が上がった(那覇市内では、号外が出てTVに泣いている老女を放映していた)。

沖縄県は、上告するらしいが、これからも今まで通りの主義主張を繰り返すのだろうか・・・。

私も、今から埋める新しい基地は、費用面でも高くつくし必要ないと思っている。


▲<商業&自衛隊併用の「那覇空港」を飛び立つ自衛隊ヘリ>

国も、20数年前に一度決まった「辺野古移転」に、こだわるのではなく、商業使用と自衛隊+米軍併用で「宮古島空港」「石垣島空港」活用は出来ないのか?

さらに、「与那国島」空港拡張の方が早く完成する。

それ以上に、宮古島「下地島」(下地大橋開通)に「3,000メートル級滑走路」の飛行機場があるではないか?!これなら、今すぐ使用出来る


▲<ほとんど使われていない立派な「下地島空港」>

現在の国際状況から見れば、「東アジア」が一番の危険地域らしい。

中国と北朝鮮問題もあと10数年で、決着がつくと思われるが(話せばわかる国なら苦労はしないが・・・)。

ここは、本当の意味で沖縄県民が、「オール沖縄」を発揮する時(チャンス)ではないだろうか。

「だれが沖縄を殺すのか」を読んで見て下さい。

2016年08月29日 00時05分00秒 | よのなか

▲<8月28日伊丹空港から沖縄に帰る時に撮った空撮>

先週、関西に行く飛行機の中で読むために「だれが沖縄を殺すのか」(PHP新書)を持って行った。

著者のロバート・D・エルドリッヂ氏は、元在米海兵隊政務外交部次長です。
でも、名護市辺野古キャンプ・シュワブで基地反対派が逮捕されるに至った過程を録画した映像を外部に提供した事で解雇されました。

著者の経歴は、1968年米国ニュージャージ州生まれで米国の大学を卒業後、1994年から神戸大学&大学院で日本政治外交史を学び、卒業後サントリー文化財団特別研究員や平和・安全保障研究所で特別研究員勤務後、2001年7月から大阪大学大学院で日米関係論、日本政治外交史、安全保障論などを教えていた学者さんです。


▲<伊丹空港を出た後に見える「昆陽池」の中の日本列島>

2001年、博士論文で「沖縄問題の起源―戦後日米関係における沖縄1945-1952」を英語で出版した(のち、2003年に名古屋大学出版会から邦訳が出版された)。

その後、大阪大学から研究員として、ハワイの海兵隊司令部に受け入れられ、その後2009年から沖縄海兵隊で勤務。

沖縄で仕事をした経験から、今の沖縄は、あまりにもおかしい。このままでは、日本の民主主義は沖縄から破壊される!
無責なマスコミメディア、説明責任を果たさない不透明な県政、革新系がつくった偏った教育、狭小な言論空間等々、沖縄県民こそ、本当に“かわいそう”な存在だ!と、止むにやまれず、この本を書いてくれた(日本のジャーナリストでは、何故かけないのか?戦後、沖縄はかわいそうだと言って甘えさせたジャーナリストの罪は大きいいと思うのは私だけだろうか?)。


▲<2016年4月28日出版 302P 864円>

詳しく書くと、長い長い文章になるので、省略しますが、この本に書かれた事に大賛同!(良く言ってくれた!!)

現在、日本の大手マスコミが書かない真実に関心のある人は、是非一読下さい(今の沖縄が、おかしくなっている状況が良く解ります)

「民泊」の可能性をもっと認識しよう!

2016年08月25日 00時05分00秒 | よのなか

▲<宮古島の民宿(イメージ)>

政府は、国家戦略特区※(1)で、一般住宅に旅行者を有料で泊める「民泊」短期滞在客向けにも解禁する方針を出した。

今までは、同じ住宅に6泊7日以上滞在する客に限定していたが、今秋から2泊3日以上に日数要件を拡大する。

特区以外でも、規制緩和の予定らしい。

政府は、東京オリンピック開催の2020年に訪日客を倍増の4000万人を計画しているが、既存の「ホテル」「旅館」だけでは受け入れが間に合わないため、「民泊」を活用したい。

英語圏に比べて言葉の垣根が高いため、海外客を受け入れるには、「留学生」などを有効活用する必要があるが、募集PRでは、「ITスキル」が必要になるが、これは国内でも専門業者が今後さらに拡大するはずで、心配はないと思う。



海外観光客は、日本人が思う以上に、「民泊」に抵抗感がなく、世界的に急拡大中だ※(2)

特に、欧米系の観光客は、一般の人や田舎の人との触れ合いを喜ぶ傾向が多い(この点がホテルと競合しない点だ)。

インターネットで世界に簡単にアピール出来るだけに、もっと活用すべきだ(これは、旅館も活用出来るテーマだ)。

東京や京都の「空き家」有効活用事例がTVで紹介されていた。部屋の中を改装し、第一号客の欧米男女5名が泊まりに来て喜んでいた。

※(1)2014年4月、旅館業法の適用を外し、訪日客向けの民泊を認める制度を設けた。これまでに東京都大田区で17施設、大阪府の大東市門真市で2施設が認定を受けた。10月をめどに大阪市や千葉市・北九州市にも拡大予定。

※(2)世界ではスタンダードになっているサービスで、米国発の「Airbnb(エアビーアンドビー)」が、民泊仲介事業者の草分け。中国民泊仲介業者も急拡大中。

オリンピック閉会

2016年08月22日 00時05分00秒 | よのなか

▲<6~9月に咲く「鳳凰木」>

※アバウトな、オリンピック感想ですみません!

世界一大きなスポーツのイベントの「オリンピック」(ブラジルリオ)が終わります。

今回も、ドラマがいっぱいありましたね。

「水泳男子個人&混合メドレー」から始まり、「柔道のメダルラッシュ」「体操団体」。

「卓球」(男女のメダル)、「テニス96年振りのメダル」「男子陸上リレー」には、ドキドキして早朝ライブで観ました。

「女子レスリングのメダルラッシュ」や「女子バトミントンの金」凄い!「シンクロ」など、女子の活躍が・・・。

「カヌー」「競歩」など、新しい競技に光が当たった!



▲<那覇市内の「猫」です>

メダル総数も、ロンドンの38個を抜き41個になった(8月21日現在)。

私的には、「卓球」の福原愛ちゃんが、「銅メダル」が取れホッとしたあとの泣き顔や、「レスリング」の吉田沙保里さんが「銀メダル」で、申し訳ないと号泣していたのが胸に迫った。

今回のメダル数に対して、この後バカなマスコミが、「これなら東京オリンピックは、50個位は取れるぞ!!」無責任な報道が出ないように祈るばかりです。

「よく聞いてもらえる話し方」(1)

2016年07月22日 00時05分00秒 | よのなか

▲<7月19日、顧問先企業の朝礼で行った講話風景>

顧問先企業の毎週月曜日に行われている朝礼で、月に一回講話する機会を与えられている。

7月19日は、「他人力を鍛えて、好かれて仕事が出来る人になる」Lesson(4-1)「良く聞いてもらえる話し方」(1)でした。

声が小さく聞こえづらい人は、ビジネスではもちろん。日常生活でも、ソンをしています。

私が、この講話で、「会話(コミュニケーション)」に、力を入れ語り続けているのは、仕事でも人生でも他人との意志疎通がとても重要と思っているからです(我社の商品は、ユーザーやクライアントに、コミュニケーションを使います。営業や制作だからでなく、社内でもお互いのコミュニケーションは重要です)。

この朝礼でも、前でスピーチをする時。声が出ていない人が結構多くいて、いつも残念に思っています。自分の意見を伝える以前の問題です。

今回も、事前に「人前でしっかり話せるようになりたい人」を一人、探しておいてもらいました。

K君に、前に出て30秒間で、自己紹介をしてもらった(ズバリ!「小さな声」だった)。


▲<彼に話しかける形式で、朝礼の参加者に向かって話した>

「声が出ない人」は、今から言う事を意識して行えば、必ず声は出るようになります!

まず、「声が小さい・聞こえづらい人の傾向」を整理してみましょう。

A.「声が小さい・聞こえづらい人の傾向」(パワーポイント)


B.「良い声を出すには、正しい姿勢から」(パワーポイント)

顔はやや上向きであごを引く。腰は少し前に出し、腹は引っ込め、身体を「リラックス」させる
腹から声を出す【腹式呼吸】発声法のレーニングは、仰向けに寝てお腹に少し重い本を乗せ、重みを感じながら息を吐き出し2秒後、息を吸って6秒止める事を繰り返す。

C.「よい声を出すためのストレッチ」(パワポイント)

普段、動かせていない器官を動かして柔らかくしてあげる「パ・バ・マ」や「パピプペポ」「バビブベボ」「ナ・ン・ダ」「ガ・ヤ・ダ」を繰り返す。あごを「開く」「閉じる」「斜め」「上下」などをして動かす。カラオケで、お腹から大きな声を出す練習は有効。

D.「良い声を出すためのメンタルレーニンング」(パワーポイント)


「話す」ではなく「伝える」事を意識する。
練習して、経験を積んで練れて自信をつける。話す前に肩の力を抜く(リラックスする)。深呼吸する。誰でも、アガル!と開き直る。

講話後、K君に、再度30秒で自己紹介をして貰ったら、第一声から大きな声が出た!即、効果が出たので私も驚いた(笑)

次回、8月15日は「良く聞いてもらえる話し方」(2)です。

永六輔さんがお亡くなりになりました。

2016年07月11日 18時30分00秒 | よのなか

▲<ありし日の、「永六輔」さん。刺し子の民芸服を粋に着ていた人でした。>

ついに、【永六輔】さんがお亡くなりになりました。83歳でした。

近年、ご病気で、長寿ラジオ番組も休まれていた。

一時、何を話しているか解りにくい時もあったのに、ある日から声が鮮明になって回復したと喜んでいたのに・・・。

私に、多くの影響を与えた人でした。

私が、10代の後半から20代の前半にかけて、「旅」をする事や、旅先で「民芸品」や「骨董品」を買うようになったのは、永さんの影響だ。

知れば、当時ヒットしていた歌謡曲の作詞が、「永六輔」だった(作詞家が作曲家よりも先に作品を創っていると知った)。

「遠くへ行きたい」「おさななじみ」「黄昏のビギン」「女ひとり」「見上げてごらん夜の星」「初めての街で」・・・切りがない。


TV「遠くへ行きたい」の初期は、永さんが実際に旅をしていた。名も無き田舎町に行き、その町の習慣や文化をそこに住む、地元のお年寄りから聞く。そんな「旅」の仕方を学んだ・・・。

全国にある「小京都」へ旅し「焼き物」を知ったのも、永さんだった(お蔭で、20代前半に、日本全県を訪問出来た)。

今住んでいる「沖縄」を最初に教えてくれたのも、永さんだった(今ご縁で、沖縄で生活しています)。

作詞の天才が、マスコミで一時代を築いたあと、ラジオの世界だけに絞り、「誰かとどこかで」を46年間続けた。

その間に、作家や文化人以外にも、芸人にも影響を与え続けた(桂米朝さんを全国に広めたのもお永さんだった)。

有名人だけでなく、「無名の人」の気持ちを、心を気負いなく語れる名人だった。

たくさんの事を教えてくれた永さんに、感謝!!

ご冥福をお祈りします。

「定住外国人受け入れ、政府は明確な理念示せ」

2016年07月04日 00時05分00秒 | よのなか

▲<7月2日の「豊崎美らSANビーチ」から、与根大橋を望む>

7月1日に書いた、「日本も「移民」の受け入れを本格的に検討を始める?」の続編です。
以下、【日経ビジネスオンライン2016.7.1の記事】「定住外国人受け入れ、政府は明確な理念示せ。【未来を創る財団】國松孝次会長に聞く」を全文紹介しますので、あなたも考えてみて下さい。

⇒(政府は、今後予想される深刻な労働力不足に対して、外国人労働者の本格的な受け入れに踏み出す方針だ。自民党の「労働力確保に関する特命委員会」(委員長・木村義雄参院議員)の提言を受ける形で、参議院議員選挙後にも議論が始まる模様。今後、日本の「働き方」に大きな影響を与える外国人労働者受け入れはどうあるべきか。警察庁長官を退官後、スイス大使を務めた経験から、移民受け入れの制度整備が不可欠だと主張する國松孝次「未来を創る財団」会長に聞いた【インタビュー:磯山友幸】)

●受け入れなければ、日本はもたない
Q.政府がいよいよ外国人労働者の本格的な受け入れに舵を切りそうですね。

國松:人口減少が続く中で、外国人を受け入れないままでは日本社会がもたないのは明らかです。ようやく政府が議論を始めつつある事は率直に良い事だと思います。しかし、どんなに外国人の高度人材を優先して招き入れると言っても、実際はそうなりません。

当然、問題の多い外国人がやって来たり、日本の生活の中で落ちこぼれて行く人も出て来る訳です。外国人受け入れの「負」の部分は必ず出て来ます。その負の部分を出来るだけ小さくするにはどうすべきか。今こそ、それを真剣に考える必要があります。

私が関係する「未来を創る財団」という小さな組織で昨年秋に、「定住外国人受け入れについての提言」というものを出しました。

①早急に議論を開始する事 ②実験的な受け入れ制度の早期実施 ③定住外国人に対する日本語教育の義務化 ④自治体やNPOの役割の明確化 ──を求めました。何しろ、真正面から議論を始めて欲しいというのが本音です。それをより具体化させようと考え、現在、全国各地で定住外国人に関する「意見交換会」を開いています。

地域の実情などを踏まえた上で、11月12日に東京で「ラウンドテーブル」を開きます。定住外国人に関わる現在の方々と、政策を考える政府の官僚や政治家を繋ぐ役割を果たしたいと思います。

●「グローバル人材」と「ダブル・リミテッド」
Q.先ずは地域で意見を聞いている訳ですね。                               

國松:先日、愛知県名古屋に続いて、私の出身地である浜松市で意見交換会を開きました。愛知では大村秀章知事、浜松では鈴木康友市長にもご参加頂きました。ご承知のように自動車産業などが発達している浜松では、もう何十年も前から外国人労働者を受け入れて来ました。

非常に参考になる話を聞く事が出来ました。浜松で参加して頂いた2人の大学教授がまったく違った角度から現状報告をされたのが印象的でした。

子供の時に日本に来た日系ブラジル人が成長し、日本語やポルトガル語、英語を自在に操る優秀なグローバル人材に育ったという事例の紹介がありました。

その一方で、日本で生まれながら、日本語もポルトガル語も両方満足に使えない若者がいるという話も出ていました。「ダブル・リミテッド」と言うそうですが、そうした事が地域の現場では大きな社会問題になっている事を中央官庁の官僚や国会議員はきちんと把握していないのではないでしょうか。

●移民第2世代、どう受け入れるか
Q.安倍首相は「いわゆる移民政策は取らない」と言っています。                      

國松:周囲の移民反対派に気を使っているのでしょうが、労働力だけとして受け入れるというのは現実的ではありません

実際には日本に働きにやって来れば日本で生活する訳ですし、家族もやって来ます。さらに子供が生まれる。こうした人達をどう受け入れて行くのか、真正面から議論する必要があるのではないでしょうか。浜松では「移民第2世代」をどう受け入れて行くかが大きな課題となり、それを克服するべく取り組んで来た訳です。グローバル人材が育っていると報告して下さった大学教授は、たくさんの問題が起きている現状は十分に理解しているが、暗闇の中に出口の明かりが見える事が重要だとおっしゃっていた。未来を見る事が大事なのです。定住外国人の問題で、浜松など現場に学ぶべき事はたくさんあります。

●スイスに学ぶ、移民受け入れのインフラ
Q.大使をされていたスイスは移民を受け入れてきた長い歴史があります。                  

國松:外国人の受け入れについてスイス政府には明確な理念があります。異なった文化を持った人達がやって来てスイスという国が多文化並立、つまりマルチカルチャーになるのは困る。かといって、スイス式に全て改めよという同化政策でも上手く行かない。

目指すべきはインテグレーション(統合)だとしています。スイス社会に溶け込んでいって貰う。という事でしょう。日本で言う多文化共生です。

それをスムーズに行うために移民庁があり、外国人を受け入れるきちんとしたインフラを整えている。これは日本にはまったくありません。

Q.「移民政策は取らない」と言う事で、現実に起きている問題から目をそらしているようにも思えます。
      

國松:政府が外国人受け入れに関するきちんとした理念を持つ事が大事です。ところが日本ではこれまで、それぞれの役所が自分の担当分野の中だけでバラバラに行動して来た。建設現場や農作業で人手が足らないからと言って「技能実習」という名目で労働力を導入して来た。場当たり的な対応だった訳です。

そうした理念が無い中で、現場では警察が目先の対応に追われて苦労して来ました。問題を起こした外国人は捕まえて国外退去させるといった対症療法に追われたのです。

●日本語教育義務化など制度整備が不可欠
Q.先ずは,政府が外国人受け入れの理念を明確にすべきだ、という事ですね。                

國松:はい。外国人を受け入れるにしても、誰でもOKという訳ではないでしょう。きちんとした基準を設けて、それを満たして入ってくれば、定住者としてきちんと面倒をみる。

一定以上の日本語を身に着ければ定住許可が得られるとなれば、真剣に勉強します。ハードルを高くして、きちんとふさわしい人達に来て貰う仕組みは不可欠です。

一定の基準を満たさない人は受け入れないというルールを作るためには、どんな人ならば定住者として受け入れるかという明確な理念がなければなりません。

●何の理念もなく、なし崩し的に居住している外国人が増えて行く、という状況は避けるべきです。
Q.外国人労働者を受け入れたいという自治体も増えているようですね。                   

國松:やはり人手不足が各地で深刻になっている事が大きいと思います。私達の財団でも秋田県の大潟村で意見交換会を開く予定ですが、大潟村の農業を守って行くには外国人を受け入れないと無理だ、と考えているようです。


▲<7月2日の「豊崎美らSANビーチ」>

●鎖国は出来ない、覚悟を決める必要も
Q.英国の国民投票でEU離脱が多数を占めました。シリアなどからの難民などが欧州に押し寄せ、移民に対する風当たりが強くなっている事が背景にあります。                               

國松:世界で強まっている移民排除のムードは、日本での定住外国人の議論に間違いなく逆風です。
だからと言って、外国人を一切受け入れないで鎖国する事など出来る訳がありません。現実に日本にやって来て何十年もたつ定住外国人もたくさんいる訳です。どうやって外国人を受け入れて行くか。覚悟を決める必要があります。

※どうでしょうか。日本は今ここまで来ています。労働力が欲しいから「研修生」でごまかす事も限界でしょう。では、何世代も日本で生活をする事を国民が認めますか?駄目だと言っているのではないのです。いい時だけ来てもらって、仕事が無くなったから帰れと言えますか?そしたら、何世代も日本国民にするのですよね。と言う事です。日本国民で、仕事を取られたと言わせないようにするには、先ず、「働かないでいる若者」「働きたいが働けない主婦&子育て世代」「定年後も働きたいが働き先がない人」を先ず、仕事に就けて国内の生産性を上げてる事が先ではないか!? いかがでしょうか?これを先にやらなければ、必ず、欧米で起きている。「移住者排除運動」に繋がります。政治家やマスコミも感情に流されずに、日本国の将来をよく考えて、順番を間違えないようにして貰いたいですね。



日本も「移民」の受け入れを本格的に検討を始める?

2016年07月01日 11時30分00秒 | よのなか

▲<6月29日、昼間は晴天だったが、夕方那覇市内に出たら「夕立」に遭遇して驚いた!>

英国の移住者を含む問題で、「EU離脱国民投票」の結果が、EUのみならず、世界も困惑状態だ。

「英国の大後悔時代!」と、英国民を笑っている場合ではない。日本国民にも危機はそこまで来ている・・・。

欧米諸国の状況を見るまでもなく、「日本国」にも、「移民問題」は、確実に近づきつつある。

今日、日経ビジネスオンラインで、「国が外国人移民問題を本格的に動き始めた」と報じていた。

※自民党「労働力確保に関する特命委員会」(委員長木村義雄)が、参議院選後議題提出し議論が始まる予定。その件に対して、「未来を創る財団」(國松考次会長)が、明確な理念を示す必要があると語っている。

日本の労働人口が少なくなり、「雇用問題」が、引き金になっているらしい・・・。

国の「経済格差」や「安全格差」が、激しくなると、「蜜の国EU」がターゲットになる事は承知済みだったが、こんなにもたくさんの人達が、押し寄せるとは、EUも想定してなかったはず。

この事は、アジアの一番東端の「日本」も、無視出来ない状況になって行くはず。

ただし、日本には「難民」でさえ受け入れない「法律?」があるので、今すぐどうなるという事はないが、「日本国」が「移住者」を受け入れる事が、世界に知られれば「大反響」になり、海外他国からの問合せが急増し、コントロール出来なくなり、想定以上の人数を受け入れるようになるのが目に見えている(日本政府は、外圧にめちゃ弱い)。

合わせて、過疎地地方公共団体が、勝手に手を挙げて、インターネットで受け入れをPRすれば、受け入れ合戦になるだろう。

日本のマスコミが、その後に起きる諸問題の後先を深く考えずに、軽く「世界にいい事しよう!」と、いっせいに「ウェルカム論調」を放送して、「外国人の移住賛成論」を拡大させ、「流行」に仕上げるはず(それを、國松氏が明確な理念を示そう!と警告&指摘している)。



先日、TVで鹿児島県の離島が、日本国内向けに「移住者」を募集したら、海外を含む600名くらいの応募があって驚いていると報じていた。

応募したブラジルの日系人夫婦は、「安全な日本国で子供を産みたい!」。そのためなら、日本のどこでもいいと話してた。

このように、例えば「仕事の働き手」として、日本が世界に「移住者」を求めたら、どれだけの大反響になるか計り知れない。

日本のマスコミはこぞって、「出来るだけ、たくさん入れよ!それが内外のためになる」と、平和的に報じるに違いない。

その時、今回の英国みたいに「国民投票」になるのか解らないが必ず、日本にも「移民問題」は、近未来に起こる!

この問題は、日本の方向を変える大事件になる。

「奪われざるもの」

2016年06月29日 14時30分00秒 | よのなか

▲<「奪われざるもの」SONYの「リストラ部屋」で見た夢 著者:清武英利 2016.5.19刊>

高温注意情報(30度以上夜9時まで)が出ている那覇市ですが、6月29日の午前中、「豊崎美らSANビーチ」に行き、講談社+α文庫の「奪われざるもの」を読んだ。

この作品は、2015年4月「切り捨てSONYリストラ部屋は何を奪ったか」を一部修正して改題した文庫化です。

大賀社長時代から現在まで続く、「SONYのリストラの歴史」を詳細に書き綴ったものです。

全編「リストラ」がテーマですから、企業で働く社員の「生活」や「夢」が無くなる内容に、読む人に重くのしかかって来る。

「愉快なる理想工場」「家族主義を唱えていた」、「出る杭を求めていた」、「同業他社より高給だった」SONYだけに、どうして??・・・。という気持ちが収まらない。

日本企業では、リストラを行う社長の評価は、最悪な評価がされる。
だから、一昔前の社長は、自分の時にはやらず、後任の社長にやらせた。

それにしても、1990年代後半から続く【セカンドキャリア支援】(リストラ部屋)が2015年まで続き潰れないSONYも凄い!

その同時進行で、出井→ストリンガー→平井社長が、高額の報酬を手にしていた経営陣の行ったリストラが、「リストラクチャリング(再構築)」になっていない事に社員の無念さが伝わる。

日本でも珍しい20年近く続く「SONYのリストラの歴史」は、やはり経営陣の「無能」と「仲間経営」の弊害による事を示していた

映画「マネーモンスター」

2016年06月23日 00時05分00秒 | よのなか


ジョディ・フォスター監督×ジョージー・クルニー×ジュリア・ロバーツ主演。とくれば、観に行くでしょう。

という訳で、映画「マネーモンスター」を観に劇場へ。

一昔前の映画なら、女性に対して、バックアップする男性上司というパターンだったのが、
※「アンカーウーマン」(1996年:ソェル・ファファーが演じるローカルアナウンサーが、メッジャーになるまで、ロバート・レッドフォード演じる男性プロデューサーが応援)、「プリティ・ウーマン」(1990年:ジュリア・ロバーツ演じるさえない女の子をリチャード・ギアが立派なキャリアウーマンに育て上げる)

時代は進み、、ジュリア・ロバーツ演じる敏腕プロデューサーが、番組進行タレントのジョージー・クルニーをサポートする映画です。

全米で人気のTV「マネーモンスター」(アマチュア投資家向けのワイドショー)の進行担当ジョージー・クルニーが、いつものように軽いノリで、勝手に番組を進行している・・・。

そんな、ナマ放送中のTVスタジオに、この番組の情報を信じて買った株が暴落して、財産を失った男が爆弾を持って飛び込んで来る。

放送中の番組が、突如、「番組をハイジャックした爆弾男」の生放送になる!

警官がスタジオの裏に待機しながら、男の狙撃を待つ。
しかし男が持つスイッチが指から離れると、ジョージー・クルニーが着せられた「爆弾チョッキ」が爆発する。
放送ルーム内にいるディレクターのジュリア・ロバーツが、「爆丸チョッキ」で、拘束されているジョージー・クルニーに、イヤホンで冷静に指示を出しながら、番組は全米に生放送されて行く・・・。

冷静で聡明なジュリア・ロバーツと、おバカでお調子者のジョージー・クルニーの演技に釘付けされながら、スタジオジャックが続く。
ドキメントタッチで進む中、今のマネー世界(ウォール街)の闇が暴かれて行く・・・。

監督のジョディ・フォスターが、アカデミー賞受賞者3名で創った社会派映画です。

この映画の「エンディングロール」で、流れるラストソングの詞に、監督が描きたかったテーマが表されていた。

【評価】★★★★

「目を合わさない人は、話を聞いてもらえない」

2016年06月21日 00時05分00秒 | よのなか


6月21日(月曜日)、顧問先の朝礼で「講話」を行った。

月に一度、第三月曜日に全社員向けに行っている「他人力を鍛えて、好かれて仕事が出来る人になる」シリーズ

今月は、Lesson3『話しやすい人と思われる顔つき』

▲<「視線交錯行動」(アイコンタクト)の基本知識

▲<「Lesson3」>


▲<実演中:私がマイクを使って質問をし、答える彼の表情が後ろの壁に映し出さている(本社以外5の支店にも流れている)>

事前の指名していた社員一人に前に出てもらい、私の質問に答えてもらった(二回同じ質問)。
一回目は、目線を下げて答えてもらう(視線を合わさない)。 
二回目は、カメラ目線で答えてもらう(視線を合わせる)。 

映し出された画面を見て、差は歴然。全員納得!!

私の場合、“アイコンタクト”は、問題なかったのだが、話す時に「顎が上がる癖がある」ので、生意気に見えると指摘されたので、その後、意識して改善したと話した。

今月の教訓:
「自分の表情は、相手からは良く見えるが、自分からは見えない」だから、「意識して、“アイコンタクト”を習慣化しょう!」




“アイコンタクト”を長く続けられると、相手が困ってしまう場合がある。
そんな時は、時々、視線を外すようにしたらいい。
ただし、外す時は「軽くタテにするように」。
「ヨコに外すと、嫌ったように見えるので、要注意!」
と、アドバイスして締めくくった。

「日本の農林水産業を考える」

2016年06月18日 12時00分00秒 | よのなか

▲<BS11「寺島実郎の未来先見塾」>

6月16日、ついに「沖縄が梅雨明け」した!

6月17日の夜、「BS11」で、いい番組が放送されていた。

寺島実郎さんが、解説する硬派な番組「寺島実郎未来先見塾」です。

17日は、【和食の魅力を発掘する観光と農業の振興策】でした。

斉藤健農林水産副大臣を招いて、「農業と観光の振興策」を対談していた。

「TPP」が、日本にどんな影響を与えるのか?
「農林水産業従事者の高齢化」をどう考えるのか?
「爆買い観光客」その後をどう考えるのか?
今後、増加する「東南アジアの観光客」に、どう対応すればいいのか?


約1時間の中で、農林水産省の戦略が、随分解りやすく解説されていたので紹介する。


▲<農林水産省が、「農林水産食材」と「日本各地の日本食」に、「観光(景勝地&文化)」を加えた外国人誘致戦略を打ち出した>

「JA」が、寝かせていた「日本の農林水産業」を自民党が本気で起こし始めた。


▲<日本の食料自給率の推移(自給率の計算にはカラクリがあるのだが・・・)>

斉藤氏は、日本の一次産業従事者の割合は、特別低くはなく、先進国並みと話されていた。


▲<食料品貿易収支>

輸出の伸びは、24%。「中国+香港+台湾」=2,857億円が、急増して約半分を占める。
斉藤氏は、2016年度の輸出額は、1兆円になるだろうと話していた。
寺島氏が、日本の休耕地に家畜用雑穀を栽培すれば、輸入穀物をもっと下げる事が出来ると発言していた。

私は、輸出用の「高級ブランド化」も重要だが、法人化促進で「低コスト化」による「普及品」生産増が急務だと思う(これには、「林業」や「畜産」も含む)。


▲<「人口減少と高齢化」>

寺島氏が、首都圏で大量に出る高齢者の「有効活用」と「生き甲斐創り」の実例(首都圏の団塊の世代が長野県でリンゴ生産を本格的に始め商品化した)を紹介していた。


▲<農林水産省が、6月1日から募集している「食と農の景勝地」認定スケジュール>

全国の地方公共団体から、「食と農の景勝地」を募集している。認定すれば補助金が出る(まず、町がやる気になって出すところから始まると話されていた)。

我が故郷も、提出しているのだろうか?