▲<リクルート梅田ビルB2で行われたセミナー>
さる5月19日、大阪市北区で「第9回HRMICSレビュー」【混迷の時代の“経営と人事”を考える】が行われた。なかなか、沖縄にいると出て行かないといけないと思いつつも、県外の研修会や勉強会への参加は少なくなる。
今回参加する気になったのは、主催が「リクルートエージェント」(古巣の会社)である事と、「HRMICS誌」の編集長が海老原という事が大きい。
大阪会場と東京会場の2か所で開催だが、元の職場があった大阪会場を選んだ。
Part1は、「人事部門の新たな旗“人事部門の仕事再構築の方向性”」講師中嶋哲夫氏。
Part2は、「人事給与制度の基本とその効用を振り返る」講師海老原嗣生。
参加を決めてから、関西時代のお客さまだった、京都の株式会社ナベルの南部社長に、お声をかけさして頂いた。そしたら、すぐに参加するとの返事を頂く。(丸山副社長と2名で参加して頂いた)。
▲<上記3点は、中嶋講師のパワーポイント>
①問題解決としての人事②人事部門がかかった罠(ブームに乗るな)③職場の3つの側面(目標管理をラインの課長に任しぱなしはいけない。本来は人事が入るべきで、職場の実態を把握出来るチャンスだ)④職場資本の内容(着眼)⑤職場資本の活用と蓄積⑥共有資源管理問題⑦ユイ・モアイ(共助システム)⑧職場資本形成のための人事施策・・・。
以下、海老原の講義。
▲<「職務給」のケーススタディクイズ。語学スクール講師の、日米の給与比較>
▲<成果による日米の比較。米国は、「職務主義」だから、同僚が働いていても手伝わない教えないが、日本は、昔から「能力主義」だから、教えもするし退社後も飲み会など面倒もをみる。>
▲<アメリカは、同一職種の間は給料が変わらない、上げるためには転職しかない。日本の入社後は、異動があり、何度もキャリアUPのチャンスがあるのが素晴らしい。だから、企業文化・カラー・社風を選ぼう>
▲<日本の給与査定は、決して「成果主義」ではない。良い時にも極端に上がらないけど、悪い時も極端に下がらない>
▲<人事は、「役割給」という武器を持て>
勉強会の終了後、お初天神の中にある「居酒屋やまんそら」にて、南部社長、丸山副社長、海老原の4人で、旧交を温めた事は言うまでもない(南部社長とは、6~7年振りでお会いしたが、社屋を京都駅前に移し益々元気だった)。
元気な経営者の方との夜の酒の席は、本音の話を聞く事が出るので凄く勉強になる。
営業マンをしていて良かったと思える点は、こんなところにある。
大学の就職指導担当の先生には、絶対に解らないだろうなぁ・・・。
日本の企業は、まだまだ世界で負けないと思った。すこぶる気持ちのいい夜だった。
※①「HRMICSレビュー」は、
リクルートエージエントのクライアント向けに配布する「HRMICS誌」(人事関係者向け専門誌・季刊誌)の発行時に行われる。
※②「
株式会社ナベル」は、全自動鶏卵判別センサー・梱包機器の世界的機械メーカーです。