正月明けから「BSフジ プライムニュース」が、なかなか面白い内容の番組を放送している(月~金 20~22時)。
1月8日「安倍首相靖国を語る」「桜井よしこの国益論」、1月9日「石原慎太郎」、1月10日「曽野綾子×金美齢 増える未熟な日本人」・・・。
特に、昨夜の「曽野綾子×金美齢」が、言いたい放題で良かった!TVに出て「マスコミ批判」を行っていたのが痛快だった。
以下、私の記憶から。
「家族はいい。もっと家族を作ろう!」(金)
「何でも会社のせいにする甘えた女子社員は、出産したら辞めなさい」(曽)
「辞める前に、どんな働き方をするのかが大切」(金)
「上野動物園園長が言っていた。動物の子育は、親がベタベタし、歩くのを見守る。人間も一緒だ」(曽)
「幸せに育った人が、“不幸を知った時”、嘆くのではなく、“幸せ”と感じなさい。叶わぬ事を楽しめ」(曽)
▲<2050年の日本の人口分布グラフ>
「楽しみが無いと言う人は、まだ、一生懸命に生きていない」(金)
「才能とは、生きる事を楽しめる事。頭が良い事ではない」(曽)
「日本に生まれた事をラッキーと思え」(金)
「“働かざる者食うべからず”は、聖書の“働きたくない人は、食べてはいけない”が元になっている」(曽)
「働いて、支える方にまわろう」(金)
「皆、弱者ばかりの国になったが如く、マスコミが報じているが、そんな人ばかりではない。日本は捨てたものではない!マスコミが、“可哀そう報道”し過ぎ」(金)
「色んな人がいます。それが人生です。普通に報道して欲しい」(曽)
「いつかの、ホームレス者支援ニュース。そんな生活になった経緯を聞けないマスコミ」(金)
「台湾には、“日本精神”という言葉がある。素晴らしい日本人を見本にしようという意味。戦後甘やかされた日本人にもそのDNAが眠っている」(金)
「学び足りない日本人(実学が足りない)、苦労に耐える教育が少ない」(曽)
「人間社会からイジメは無くならない。小学5年生くらいから、イジメられる方にも気力・体力・強さを身に付けるべき。責任は、本人≧親≧教師≧それを国は、システムで無くそうとしているから委員から抜けた」(曽)
「ギリシャでは、徳と勇気は同じ言葉」(曽)
「“ねたみ”“うらみ”よりも、美しく良い齢を重ねよう」(金)・・・。
2時間の中で、少し今日のニュースを挟みながら、ゆっくりゲストの話を聴く。司会が、解りにくい点や一般の人が思っているような事を突っ込んで質問する。
▲<進行司会は、反町理と八木沼亜希子(月~木)、島田彩華(金)>
どこかの“民放ニュース司会者”のように、したり顔で日本を論じない。
今回は特に、高齢の女性作家と評論家が、日本の“いいところと悪いところ”をズバッと言い切った。
しかし、このような人が少なりつつある日本の将来が心配である。