映画「東京家族」

2013年01月31日 11時00分00秒 | 沖縄の生活


山田洋次監督の最新作「東京家族」を観た。60年前に創られた巨匠小津安二郎監督「東京物語」のリメイク。

松竹の大先輩であり世界的に有名な監督である。その中でも特に名作と言われている作品の映画化は、山田監督といえども、相当のプレッシャーだったろう。



時代背景が異なるゆえに、戦争後の昭和版「東京物語」では、次男は戦死した事になっているが平成版の「東京家族」では、安定しない仕事で結婚を考えている設定で、物語の大事な役割を担う。

撮影中、東日本大地震が起き、一年以上撮影がストップし、脚本も書き変えたらしい。



一人ひとりの演技を丁寧に描かれている(唯一、林家正蔵の陰薄い)。特に、主人公の老夫婦役の橋爪功と吉行和子の演技が、どの観客にも親を思い出させ、家族の大切さと絆を再度心に刻み込ませる。

私は、橋爪功と小林稔侍が居酒屋で飲みながら話すシーンが好きだ。



配役を丁寧に描いたからか、2時間26分と、すこし長くなったが、誰もが家族を考える機会になる秀作です(特に、都会で一人住まいの若者には、必ず観て欲しい)。

私的には、主人公家族の姓名が平山で、思いのほか作品に没頭してしまった・・・。

おきなわ面白話 その(3) これが本当の「エコカー」

2013年01月29日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


1月28日の夕方、那覇市久茂地の顧問先で行われる「人財会議」に参加するため「沖縄タイムスビル」付近を急いで歩いていたら、何か目の端に入ったが通り過ぎた。

あまりにも不思議だったので、5メートルほど、通り過ぎてから戻った。

何とも言えない不思議なものだった・・・。






▲<全て造花ではなく、生の植物で花も咲いているのだ?!>



これが本当の「エコカー」でしょう。

夏は、クーラーが要らない涼しい車だろう。

会議の時間が迫っていたのと、運転手がいなかったので、何でこんなものを作ったかは、聞けずじまい・・・(残念!)。

※このブログを見た、地元の友人から29日の午後、私の携帯に「私の友人の車だ。以前は車の屋根に芝生を植えていたのだが、ここまでになってるとは思わなかった!」と電話があった。

「おきなわ面白話」その(2)

2013年01月25日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<沖縄の住宅街で、たくさん見かける美しい姿の「イソヒヨドリのオス」>

1月16日の琉球新報の「声」(読者投稿欄)に、面白い投稿が載っていた。

「猫のおかげ」(75歳男性)昔、ネズミに苦労した時、猫を飼ったらそれ以来ネズミが一声もしなくなった。

父が晩酌好きで母が農連市場で買って来た乾燥スルメを炙って酒の肴にしていたが、家族が多いので、一両日で食べ尽くしていた。

ある時、この猫が「ヒヨドリ」を捕まえて来たので、喜んで焼き鳥にして、父が肉の部分を酒の肴に、骨は猫にあげた。

猫は大層喜んで、日毎に数を増やして行って、一日最高5羽も捕って来るようになった。

こうなると父一人では間に合わず、我々子供達にもおこぼれが回って来た。

忙しい時「猫の手も借りたい」と言うが、猫のおかげで毎日焼鳥のごちそうがあった・・・。(ユーモアがありうまい文章だ!)


▲<オスに比べて地味な「イソヒヨドリのメス」>

※「ヒヨドリ」は、沖縄の海岸に近い住宅街に多く生息している、スズメの倍くらいの大きさの鳥である(さぞかし食べごたえはあったろうと思われる)。

早朝管理職研修 1月度

2013年01月23日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


浦添市の顧問先で、月一で行われている「早朝管理職研修」を1月22日の7:30~8:30に行った。



今回のテーマは、Step7「管理職の人としての魅力を磨く」(リーダーシップは、テクニックでは出来ない。リーダーの生き様がそのまま映し出される。人を動かすリーダーになるには、人としての魅力を磨く必要がある)。



コツ43【自分が出来ない事を他人に求めない】
コツ44【こっそり徳を積む】
コツ45【規則正しい生活を習慣づける】
コツ46【望めども欲せず】
コツ47【失敗したら“何が学べるだろう?”と考える】
コツ48【当たり前の小さな事を積み重ねる】


この中から、コツ47【失敗したら“何が学べるだろう?”と考える】を重点的に行った。


▲<a.「失敗は、失敗でない」(失敗の無い人生は、チャレンジの無い人生だ)>


▲<b.「神様は、あなたにメッセージを送っている」(神様は、同じ宿題を出し続ける。周りを変える前に、自らを変えよ)>


▲<c.「大きな困難は、器が大きくなった証拠」(大きな困難の後、大きな満足と大きな成長が待っている)>


▲<私の持論「人生スパイラル成長論」を解説>


▲<最後に、松下幸之助さんの言葉「兆しに、“しんにゅう”を付けて逃げるか、“てへん”を付けて挑むか?心の持ちようで、結果は180度変わる」を話した>




映画「カラカラ」

2013年01月22日 09時30分00秒 | 沖縄の生活

▲<那覇市内久茂地交差点から少し入った所にある「松山公園」での撮影が美しい>

先週から、「映画カラカラ」が、全国ロードショー中です。オール沖縄ロケのカナダ映画で、2012年モントリオール世界映画祭で、「世界に開かれた視点賞」「観客賞」をダブル受賞作品。監督・脚本は、クロード・ガニオン、主演は、ピエール(ガブリエル・アルカン)、純子(工藤夕貴)。

ピエールは、気功の合宿で沖縄を訪問し、あと一週間気ままな旅をするつもり。たまたま、主婦の純子に出会い意気投合する。


▲<壷屋を訪れた時に「酒器カラカラ」を説明している>

しかし、純子が夫からDVにあって家出し、ピエールのホテルに逃げて来る。

親友を亡くし、生きる意欲を失いかけているピエールと、夫婦生活に悩んでいる二人が、新たな自分探しの旅に出る。

那覇市内の街を外国の監督が撮影した映画を那覇市内の劇場で観て不思議な感じ。中に出て来る「伊是名島」や「今帰仁城」や「大宜味村」の美しい風景が、若い人には沖縄の観光地として、中高年には疲れた心を癒してくれる。


▲<地元映像作家の宮平貴子がプロデューサーを担当してロケ地を選んでいる>


▲<「伊平屋島」の樹齢500年余の念頭平松の特別撮影>

特に凄いのは、大宜味村喜如嘉の「芭蕉布工房」での撮影。芭蕉布の伐採時の音や、手仕事を観る事が出来き、芭蕉布製作工程が克明に見る事が出来る。その上、92歳の人間国宝平良敏子さんが実際に仕事をしている姿があり、貴重な記録フイルムにもなっている。


▲<人間国宝の平良敏子さんご健在!>

沖縄の文化や風景を丁寧に織り込んだ、この作品は、旅先で偶然に出会った初老の男と疲れた中年女の恋物語にしなかった点がこの映画を深い作品にした。



※映画の題名にもなっている「カラカラ」は、泡盛を入れる酒器で、中に陶器の破片が入っていて振ると「カラカラ」と音を立てる。

「おきなわ面白話」その(1)

2013年01月20日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<那覇市新都心「銘苅庁舎」下の空き地で放牧されている「山羊」>

昨年何気なしに、地元放送局の夕方のニュースを観ていたら、幼稚園に「沖縄ヒージャー(山羊)協会」から、ヒジャ-の夫婦をプレゼントされたと、報じていた。「山羊のオリ」の周りで喜ぶ園児達・・・。そしたら、一人の園児が大喜び顔で、テレビに向かって「ヒージャー食べたい!」と叫んでその声が流れた。ニュースを報じていた男性アナウンサーが、「その姿を観て“沖縄ヒージャー協会”は、食べる協会ではなく、育てる協会です」。と、苦笑いをしながらフォローしていた。



※今も、沖縄の一般家庭で「山羊汁」や「山羊刺身」など、良く食べる。この園児も、山羊が大好物なんだろう・・・。

「若手対象早朝勉強会」

2013年01月17日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<早朝の8時からスタートにも関わらず、10名の参加者があった>

1月15日、那覇市久茂地の顧問先で「若手対象早朝勉強会」を行った。今まで8:30スタートを今回から、8:00にした。昨年から続く5回目のテーマは、①「素直&即行動がGood!」②「入社3年で人生の基盤を作れ!」の2本立て。



①「素直&即行動がGood!」のサブタイトルは、【曲っていない樹は、すくすく伸びる】
間違ったプライドを無くして、「上司や先輩から言われた事は、黙って素直に聞き即行動せよ」。「良き先輩を真似よ」、上司や先輩から技術や考え方を盗め(新卒が直ぐ出来るほど、会社は甘くない)。先輩にも、「良い先輩」と「悪い先輩」が、いるので注意せよ。



②「入社3年で人生の基盤を作れ!」のサブタイトルは、【会社は、給料を貰って自分を鍛えるところ】
会社に入ったら、まず、人生で生きて行く技(生きる力)を早く身に付けよ。「仕事」というものを身に付け、社会(世の中)を学べ(これは大学では、教えてくれない事)。早く学生気分から脱皮し、答えを探す事を止めよ。給料を貰っている事を自覚して、身体を使い動きながら身に付けよ。




▲<「入社3年をどう生きるか」で一生が決る>

「仕事が出来る人と出来ない人」は、どう違うのか。その人達は、会社にどう扱われているのかを見極めろ。


▲<「人材の5タイプ」を解説した>


▲<ホワイトボードの一番下に、「リーダーを目指した者」と「自分の事しか考えていない者」の成長の角度が書かれている>


▲<終わりに10分間の質問タイムを設けた。5人から質問が出たgood!!>

一年は早い。後輩が入社してきた時に、尊敬される先輩にならないとダメだ。「入社の一年間、あれこれ迷っている人は、必ず脱落している」

迷うより、「リーダーを目指せ!」。仕事を黙々とこなしているだけの人間は大成しない(自分の事しか考えていないから)。リーダーを目指すから、色んなものを見て学ぶ(他人の気持ちや組織が気になる)。これからの時代は、リーダーしか生き残れないと思え。


▲<この後、全社朝礼があるため8:55ピッタリに終了した>

1月14日ぶらぶら散歩で、1万4671歩。

2013年01月16日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<三角池で水鳥を撮影。「アオサギ」(全長93センチメートルで、日本で最も大きなサギ)>

1月14日、昼前から晴れて来たので、少し歩こうという気になりカメラを持って出る。

自宅を11:14分に出る。外に出たら、強風(11~13メートル/秒)だった(小さな台風のようだ)。

豊見城市の「三角池」へ行き、水鳥を撮影する。


▲<珍しい、赤い足が長い「セイタカシギ」が、沢山いた>


▲<こちらも珍しい「チュウサギ」ダイサギより少し短い黄色いくちばしが美しい>

珍しい「クロツラヘラサギ」を撮影出来た!(5年で、初めて撮影に成功)。




▲<「クロツラヘラサギ」は、冬に朝鮮半島から飛来。世界に1,600羽しかいない、とても珍しい鳥。豊崎干潟では14羽確認されている。「サギ」の名前が付いているが、「トキ」の仲間>

30分くらい撮影をした後、そのまま南下して、豊見城市の「トミトン」を目指す。


▲<与根漁港付近をスジーグヮー(小路地散歩)してたら、路地に「大きなシャコ貝」が、並んでいた>

途中、「与根製塩所」跡を通る。


▲<もう使われていない「与根製塩所跡」>


▲<工場跡の脇にあった「塩の結晶」>


▲<雨にも溶けないのか、美しい結晶だ>

「トミトン」敷地内にある、「SPORTS DEPO」で、スポーツジム用のウェアを購入。

「戸田書店」で、少し立ち読みをしてから、「アウトレットモールあしびなー」へ行き、「ラウスローレン」を覗いてから、「与根大橋」を歩いて渡る。

瀬長島の運動公園を横切って帰る。

▲<野球場横の遊歩道脇に咲いていた「浜昼顔」>



自宅に帰ったら15時。歩いた時間は2時間少し、万歩計を持参したので計測したら、1万4671歩だった。

「タンカン狩り」に行く

2013年01月14日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<着いて直ぐ、畑で記念撮影>

沖縄の冬に咲く花として、「寒緋桜=緋寒桜」(開花時期1~2月頃)がある。同じくその頃に収獲出来る果実に、「タンカン」があります。


▲<日当たりの良い南斜面で、太陽をタップリ浴びて育つ「タンカン」>

毎年行く、「タンカン狩り」を今年は、1月11日に行く。名護市の山間部にある、「長嶺農園」を目指す(自宅から高速を使って1時間半くらい)。


▲<見た通り肌が黒ずんでいたりして見かけは悪いが、中味はミカンよりも甘くて美味しい>


▲<当日は、素晴らしい天気で絶好の「タンカン」狩り日だった>

長嶺農園は、「タンカン」専業農園です。昨年は、不作の上に「コウモリ」に食べられて悲惨な状態だった。今年は、多かった台風にも負けず、小ぶりながらもたくさん出来ていた。


▲<畑によって果実の出来が違う。大きな「タンカン」が出来ている木の前で喜ぶ>

沖縄に来て始めての冬、「寒緋桜を観て、タンカンを狩る」バスツアーに参加して、「タンカン」に出会った。


▲<奥に「バナナ」の樹が見える、沖縄らしい風景>

「見かけは悪いが、味は良い」キャッチフレーズ通り、ミカンの肌は汚いが、中味は「ネーブル」系で凄く甘く美味しい南洋系のミカンです。


▲<夜は、「コウモリ」が、昼は「カラス」が、食べに来るので(人間と動物の競争です)>


▲<ミカン箱一杯と半分くらい持ち帰る>

今回は、今までで最高の35キロ(スーパーのカゴ3杯少し)を収獲した(畑に入り食べながら自由に収獲出来る)。少し親戚の送り、20キロを自宅用に持ち帰った。日持ちがいいので、1カ月くらいは大丈夫との事(今年の冬のビタミンCは、これで大丈夫だ)。

※「タンカン」ポンカンとネーブルオレンジの自然交配種とされる。中国の広東省が原産地。主な産地は沖縄県(北部)と屋久島・奄美大島である。皮と果肉が離れにくい事が欠点であるが、果肉はオレンジ色で柔らかく多汁、酸味は少なく甘味に富み風味が良い。<ウィズペディアより>

「長嶺農園」は、1月2日~1月末まで営業中。

映画「人生、いろどり」

2013年01月12日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<モデルになった、おばあちゃん達が一番喜んだろう綺麗な女優さん達で創った映画>

数年前から、「四国徳島県の山里のおばあちゃん達が、木の葉っぱを集めてそれを売り商売にした」という話が有名になっていた。徳島の山奥限界集落のおばあちゃん達の快挙の話です。


▲<1976年の寒波で全滅したミカンの話から始まる>

それを成功させた仕掛け人(横石知二さん)の事も聞いていた。「料理のツマ」として使われる「葉っぱ」が、どのように使われているのか、料理人にとっては、どのような意図(ニーズ)があるのか・・・。関西の料亭を調査し過ぎて、お金を使い過ぎ、さらに身体を壊したとか(今回の映画では、おばあちゃん達にスポットが当たっていて、横石さんの苦労談は少ない)。


▲<横石さんも喜んだだろう爽やかな平岡佑太>

一昨年の夏頃に映画化が決まった事を聞き、楽しみに待っていたら、昨年の秋に全国公開された。ついに沖縄では、桜坂劇場で年明けから上映。

お婆さん役に、吉行和子、富司純子、中尾ミエが決定。仕掛け人の農協青年には、平岡佑太。


▲<地元料亭で「つま」が、どう使われているかを見学に行く>

全国のどの村でも真似が出来ると思いきや、たくさんの失敗や工夫に時間をかけて、ノウハウを溜めた上勝町の仕組みは、その後、真似されて成功した話は聞かない。映画では、その辺の詳しいノウハウをもっと紹介して欲しかった(たくさんの人が実際に現地を訪れ見学しているのだから、ココまでやっていたのか、というようなエピソードを映画の中にたくさん出して欲しかった。エンディングロールで、コンピュータ化した様子をお婆さん達が楽しそうに使っているている画像が少し出ていたが・・・)。



映画では、家族愛、老人の恋愛、夫の新規事業失敗、若者の恋愛等々・・・幅を広げ過ぎたきらいがあり、おばあちゃん達が元気になり、生きる希望が湧き上がるという物語が薄くなったように思う。

しかし、この映画は実話なので、全国の山間農業従事者や限界集落の人達、山村や漁村に住む若者に見て欲しい。観終わった後に元気の出る映画です。



※モデルになった徳島県勝浦郡上勝町で、1987年から高齢者でも取り組める事業として始まり、1999年には、第三セクター企業として法人化(株式会社いろどり)、昨年は、年商2.6億円以上を売り上げる企業に育っている。

古民家食堂1月度例会

2013年01月09日 11時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<1月8日、今年初の「古民家食堂」>

1月8日の夜「古民家食堂」で例会があった。県外の実家からまだ帰って来ない人や新年会がダブった人などがいて、参加者が少なく7名だった。

本日のメイン料理は、「魚貝のキムチ鍋」。

今回も、囲炉裏の炭火を熾す所から始まる(キャンプに命を懸けている高良さんが火の担当)。

前菜は、「刺身3品盛り」と「福幸豚ソーセージ」、「殻付落花生」。


▲<「もずく入りのソーセージ」です>


▲<沖縄とは思えないような「本格的囲炉裏部屋」>

「久米島命の水(海洋深層水)」を販場合している知念さんからの差し入れ「米島酒造美ら蛍(30度古酒)」と「命の水」を飲みながら、会話を楽しんだ。


▲<知念さんの郷里で同期生がやっている「米島酒造」は、家族経営で生産量が少なく貴重な泡盛メーカーです>




▲<「キムチ鍋」の中には、「たら」「シャケ」「あさり」「島豆腐」「キノコ」など具がたくさん>


▲<左から、「知念さん」「高良さん」「友利さん」>


▲<手作りの「辛味のもと」実にマイルドな味だった>


▲<又吉さんが、「ぞうすい」を思いたち、厨房に「飯」をくれと言ったら、暫く立って丁寧に創られた「たらの釜めし」が出て来た(だしで炊いていて焦げもあり美味しい!)しかし、又吉さんはこの飯に、キムチ鍋の汁を入れて食べていた(笑)。残った「釜飯」は、私と友利さんが店から貰った器に入れて土産に持ち帰った>


▲<随分遅れて来た「リバネス」(もずく入りソーセージ)の福田さんが、知念さんとお互いの仕事である「豚」で大いに盛り上がっている>


▲<18:30~22:00まで、何を話をしたか忘れたくらいに盛り上がった・・・>

「普天間交渉秘録」を読む

2013年01月08日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<「新潮文庫」平成24年9月1日発行>

年末に、新刊本を3冊買って正月に入った。「焼き餃子と名画座」、「関西弁超訳論語」、「普天間交渉秘録」。「関西弁超訳論語」は、1時間で読んだ。「焼き餃子と名画座」は、表題のカ所だけ読んだ。「普天間交渉秘録」は、473ページのボリュームだったので、読み切るまで年明けの5日までかかった。


▲<表紙の「帯」に首相のコメント!小泉首相時代の生々しいドキメントだ>

鳩山首相の発言で大きくクローズアップされたように思える「普天間飛行場移転問題」は、自民党の時代からも迷走をし続けていた。

防衛省の事務次官であり、守屋武昌氏の17年に及ぶ沖縄での仕事の過程を克明に記録した日記をもとに、「普天間問題」が、なぜ今も混迷を続けているのかを示す一番的確な人物である(あくまでも本人の一方的な記載だが)。

特に、歴代防衛大臣との軋轢や、沖縄に暗躍する代議士と歴代沖縄県知事および名護市長。そして、沖縄の建設業者などが蠢き百鬼繚乱の様子を克明に記している。

移転候補地である「辺野古」を反対している名護市や沖縄県がなぜ滑走路少しでも海側に移動させるのか?なぜ長引かせようとするのか?なぜ、守屋武昌氏がこれほどまでに歴代防衛大臣や沖縄県知事から嫌われたのか?

守屋氏側からではあるが、「事実は小説よりも奇なり」というありきたりな言葉を超え、今起こっている政治を克明に見せてくれた本だった。

※守屋武昌氏は、防衛省官僚(防衛庁事務次官)で、普天間基地代替え移転問題の解決に尽力してきたが、その一方で在職中の収賄によって有罪判決を受けた。

初出勤・初詣

2013年01月05日 18時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<1月4日、雨の中「波の上宮」で初詣>

1月4日は、朝から雨と風がきつく、1~2日の天候とは様変わり、17~14度で「真冬日」になった。

顧問先の初出勤日で、初詣の前、8時50分に「波の上ビーチ」に全社員集合して朝礼を行い終了後、「波の上宮」で初詣の予定。

朝礼担当に、家を出る前に確認した浜で朝礼を決行との事。ゆいレール「旭橋」からタクシーで行く。8時50分になっても半分くらいしか集まらず、横なぶりの雨の波の上宮へ歩く。神社の屋根のあるところで、朝礼を行う。


▲<年男年女4名が、前に出て今年の抱負を語る>

年男年女が話し終わってもまだ、「お祓い」まで、時間があったので司会者から指名された3名が、さらに抱負を語った。

従業員全員約60名が、社の中に入り、他の3社と合同で「お祓い」を受ける。終了後、社出口で「お神酒」を頂く(沖縄のお神酒は「泡盛のストレート」です)。

会社に帰り仕事を始める。11時から「お神酒大会」があったが、予定があったので私だけ、先に「お神酒」の味見をして会社を出た。


▲<お神酒の代わりに「各地の地酒」を飲む。他には、「お汁粉」もあり。私は、左端の2本「白神山地の四季」と「にごり酒さゆり」を飲んだ>

会社から歩いて5分の所にある昨年末の「餃子の店」行った、孝ちゃん宅を訪問して年末のお礼を言う。

そしたら、お神酒が出て(こちらは本当の日本酒)頂く。そしたら、私のために「オリオンビール」の350CC6本セットが用意されていて、孝ちゃんは「泡盛」、奥さんは「日本酒」で飲み会になる。

結局、2時間くらい飲みながらのお話会になった。「県庁前」を12時30分過ぎのゆいレールに乗り、ほろ酔いで自宅に帰った。

2013年「まんだら年間計画表」を作成した

2013年01月03日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<1月2日の午後、小禄中学校の垣根に咲いていた「ハイビスカス」>

沖縄の今年の1~2日は、天候が良く昼間Tシャツで歩けるくらいだ(1月2日の外温は24度くらいだった)。

20年近く、毎年年頭に、その年の年鑑計画表を作成している。
「まんだら年間計画表」といい、内容は、(A)仕事 (B)健康 (C)人脈・交流 (D)ファミリー (E)読書・映画・古典芸能 (F)自己研鑚 (G)勉強・研修会 (H)趣味 の8項目に分け各項目に3点決める。真ん中に、(今年のテーマ)を書く。

といっても、各項目については大袈裟な事は決めず、こんな事を今年一年間やれたり、守れたらいいなぁ・・・。というような事を自分で考える事が目的。

毎年、年末に振り返るが(B健康)と(F自己研鑚)に、未達成が多い。
昔から、(E読書・映画・芸能)(H趣味)(C人脈・交流)は、達成それ以上が多い。
最近は、仕事を自分で選んでいるからか(A仕事)が、達成する事が多い。

10年以上やっていると、よほど自分の環境が変わらない限り、9割くらいが同じ内容になるが、それでも毎年2~3か所修正が入る。

「3:10:87の法則」ではないが、同じ一年を過ごすなら、自分で考えた計画に従がって、時間を無駄にせず生きたいと、毎年思いながらやっている。


▲<2013年版「まんだら年間計画表」>

新年明けまして、おめでとうございます!

2013年01月01日 19時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<2013年、我が家から観る元旦の朝日(那覇の日の出は、7時25分だった)>

2013年(平成25年)の年明けは、穏やかな幕開けでした。沖縄に来て、初めてと言っていいほどの素晴らしい朝日を見ました。

元旦のように、今年も穏やかで平和な年になればいいと思いました。

内外にたくさんの課題がある日本を安倍さん達が、少しでも改善するスタートの年にと願うばかりです。

個人的には、今年もまた沖縄の地で関係する企業とのいい仕事と、好きな人達とさらにいい酒を飲みたい。60を過ぎた人間には、時間を共にする人に対して、好き嫌いや好みをもっと出してもいいと思う。

若い頃のように、色んな人と付き合って学ぶ時間は終わった。それより、自分の好き事や、好きな人との関係をもった優先し大切にすべき。

まず、食事と酒。見たい所や会いたい人との時間を大切にする。この歳になったやっと解って来た。人間は人の数だけタイプは様々、違う考えや違う好みの人との会っている時間の優先度は低い。

その人はその人の人生を行けば良いし、自分は自分の人生を行けばいい。

相手の人生を変えることはしない。お互いに、この時代に少し袖触れ合った関係で良い。

こんな生き方をもっと追究して行く年にしたい。



今年もよろしくお願いします。