身体と健康を上手く操る その1.『病は気から』

2007年07月24日 00時03分56秒 | 沖縄と健康
高齢者で元気のいい人は必ず、自分の仕事を持っている。
この場合の「仕事」は、お金儲けではない。
「生き甲斐」(役割・立場)と言った方が、解りやすい。

小さな畑をいつも耕している。少しの作物を育て、作る楽しみ、あげる楽しみを知っている(沖縄の郡部や先島の元気なおばぁは、小さな畑を持っている)。
小さな店を持っていつも店を開いている(公設市場のおばぁが、良い例)。
創作活動をしている。作品の評価を受ける。弟子がいて指導的立場にある。
集団の指導的立場にある(人に頼られる立場にあり、業界の第一人者である)。
このような人は、多くの人に期待され、人が集まる中心にいる場合が多い(子・孫が多い沖縄のおばぁが良い例)。

「人間は、生きがいを持つほど、体内の免疫力は強められる。そこではガンすら特別の病気ではなくなる。現実には誰もが、一日にいくつものガン細胞の赤ん坊を発生させている。しかし、ほとんどは発病しない。体内の免疫系という防御システムが、発生する敵と戦っているからだ。」
ガン細胞を攻撃するのはリンパ球の一割を占めるナチュラル・キラー細胞だ。
異物を取り囲んで抹殺する殺し屋。
健康で平穏な日々の背景には、体内の熾烈な戦いがあるという事だ。
健康でいたければ、この防御システムを活性化してやればいい。
ナチュラル・キラー細胞を元気づかせれば良い訳だ。
どうすれば活性化出来るか。
それが気の持ちよう、すなわち『病は気から』の気力だ。

※「おれたちの老いじたく」と「黄昏流星群:我が星の果てるまで」弘兼憲史著を一部参考にしました。


マクロビオティックレストラン体験記。

2007年05月28日 00時10分39秒 | 沖縄と健康
マクロビオティックという健康食事法をご存じですか?
その土地土地が産する、旬の食材による食養生法で、肉・卵・乳製品・砂糖を排除し、
オーガニックの穀物と野菜を主体にした、健康と長寿と平和な心を確立するための生き方。
提唱者は、久司道夫氏で、活動は世界的で23か所に拠点あり。日本より、アメリカで盛ん。
マドンナやハリウッドの女優の間でブームになっている。
アメリカ下院小委員会の調査報告で、全米科学アカデミーとアメリカ・ガン協会発表の
ガイドラインの条件を満たした、「ガンにかかりにくい食事」にあげられている。
リッツ・カールトンホテルのメニューにも入ったらしいが、
食材が厳選されるので、レストランがたくさん出来ない。
簡単に見つけられないので、口にした事は無かったのだが、
マクロビオティックを勉強中の友人に5月27日の昼、ランチに誘って頂いた。
場所は、新宿伊勢丹の7階レストラン街にあった。
店の名前は「CHAYA」ランチメニューの<チャヤランチ:2,625円>を食す。
前菜:5種類から選べる。メインディシュ:4種類から選べる。穀物は、天然酵母パンか玄米ごはんのどちらか。
デザート:10種類くらいのケーキから選べる。飲み物:7種類から選べる。
前菜のボリュームが多くてびっくりしたが、玄米ごはんも含めて気持ちよく、
美味しく食べれた。
友人の話だと、変な油を使用していないので、喉越しが良いらしい。
6月に沖縄移住したら、出来るだけ地元食材を食べようと思っている。
沖縄には、身体に良いと言われている食材が多くあります発見次第、このブログでレポートします。

前菜(テンペと海藻サラダ)

メインデシュ(天然鮮魚のソテー シャンピニオンタップナードソース)と玄米ごはん

おまけのオーガニックビール

デザートは、撮影してませんが豆腐のチーズケーキとオーガニックアイスコーヒーを選びました。

沖縄長寿の秘密(2) グルジアvs沖縄

2006年06月15日 05時58分14秒 | 沖縄と健康
6月11日の日経新聞の健康欄に「食と長生き」という武庫川女子大国際健康開発研究所長家森幸男氏のコラムがあった。
グルジア人(アジア、カスピ海の西、人口557万人)は長寿で大酒飲みらしい。
しかも大家族でたいしたイベントがなくても、親戚・親類らも集まり大きなテーブルを囲む。そして食の主役はいつもおじいちゃんおばあちゃん。
家森氏は言う、「健康にとって、また長生きするため、何を食べるかはとても大切だ。しかし、美味しく食べられなければ食は進まない。もともと、年をとればどうしても食は細くなる。家族や仲のいい友達らと食卓を囲み、おしゃべりや歌を楽しみながら、時間をたっぷりかけて食事やお酒を楽しむ。こうした食事スタイルが長生きするのにとても大切である」・・・。*「食と長生き」大家族の主役お年寄り 時間かけ食事・お酒(日経朝刊06.6.11)より

このコラムを読んで、沖縄のことが浮かんだ。まさに「グルジア」を「沖縄」に入れ換えるだけて通用する。
まさに、沖縄の大家族の食事や歌・踊りが長生きの大切な要因だったのである。
こんな点からも、沖縄移住者は閉鎖的な生活をせず、出来るだけ多くの人(地域の人や移住者や友人)と楽しく食事をする事が大切なのである。
そうすれば、地域の人との交流が増え、それだけたくさんの人に会える。
だから永く沖縄で生活がが出来、永く健康でいられる事になる訳です。

★今週の、ニュースで沖縄が梅雨の長雨で道や住宅が崩れていると伝えている(例年の倍の雨が降っているらしい)。
沖縄は、本土より雨や台風に強いのではないのか。何がおかしくなっているのか?気になる現象だ。
☆写真は、イメージとして、NHKちゅらさんパート2より借用いたしました。

酒飲みに強い味方の「ウコン」。

2006年06月14日 08時51分36秒 | 沖縄と健康
何年前(10年前?)からだろうか。ウコンを飲んでいる。
365日お酒を頂いている関係で、肝臓に良いと誰かに聞いたからだろうか。
最初は、ウコン茶だった。やかんで煮て、ペットボトルで冷やしてお茶代わりに飲んでいた。ある時期から錠剤になった。
半年後の人間ドックに行って効果が解ったのだ。
毎年の人間ドックや会社の健康診断で、肝臓のガンマ指数が高くて、BかCのチェックが付いていた。それが急激的に、普通の指数に下がったのだ。酒を控えたわけでもないのに、不思議に下がったのだ。だからそれ以降、今日まで毎日飲んでいる。
色んなメーカーが出しているが、沖縄の秋ウコンが良い事だけは確かなようだ。
こんな良い商品は、酒飲みには絶大な味方だ。
しかし最近は、前後不覚になるほどは飲まない。飲まない様にセーブできるようになった。
だが、毎日飲んでいる。酒は人とのコミュニケーションやリラックスには欠かせられない。
「酒は、飲んでも飲まれるな!」
「酒は、ほろ酔い程度が一番良い」
永く飲めるように、日頃から健康に心掛けて飲んでいる。
いまでも、ガンマ数値が健康値を維持しているのは、ウコンのお陰だと思っている。
☆写真は、私が愛用しているウコンです。(決してPRではない。感謝の気持ちなのだ)

沖縄長寿の秘密(1) 食の異変!残すのはチャンプル?

2006年06月13日 00時57分50秒 | 沖縄と健康
Wサッカーの初戦、オーストラリアに1-3で負けた。残念!
6月11日の日経新聞に、「危うし?長寿ニッポン」「沖縄の異変」の見出しが目についた。
世界保健機関(WHO)が、2006年4月に発表した「世界保健報告06年版」では、日本人の平均寿命(82歳)は、モナコ、ソマリノとともに1位だったが、米国中央情報局(CIA)の「ワールド・ファクトブック06年版」にある長寿番付では、第6位になっていた。データーは、227の国と地域の平均寿命について、2050年までの予測値であった。WHOの方が信頼があるが、日本病院会予防医学委員会の全国調査では、人間ドックの受診者のうち「問題なし」は、20年前は30%だったのが、最近は12%しかなく、70%の人が生活習慣病の予備軍だった。
沖縄も自他ともに認める日本一の長寿国だが、2000年の全国平均寿命で男性は前回の1995年の4位から26位に急落した。
世代が下がるほど伝統的な沖縄料理を敬遠し、米国流の脂っこい肉料理を好む。「給食で最も残されるおかずは、ゴーヤチャンプルらしい」。総務省統計局の調査によると、人口1000人当たりの飲食店数は日本一で、外食の機会も多い。
このため、「年寄りを除く成人の肥満率は、男女ともに全国トップ級になった。」との事。
この事からも、沖縄の長寿王国は風前の灯のようだ。オジーと若者で沖縄の平均寿命を下げると、オバーたちは150歳くらいまで、生きなければならい。
と、沖縄のオバーの事を心配をしてしまった新聞記事でした。