公民館お掃除会

2014年11月30日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<「小禄南公民館&図書館」>

11月28日の夕方、「八重山諸島」から上がってきた「大雨洪水注意報」が、沖縄本島南部に襲来した。しかし朝には雨が上がった。本日は、9時30~11時、「小禄南公民館」の掃除会があり夫婦で参加してきた。

私は、「三線の会」、家人は、「琉舞の会」で、沖縄に来て以来、約8年お世話になっているので、年に一回の掃除会には、出来るだけ参加している。

今年も、各サークルから約100名くらい参加していた。



私は、垣根に巻き付いている植物や蔓を丁寧に切っていた。


▲<植栽の中に、結構、多く「蔓」が巻きついている>

一時間くらいしていたら、事務局の人に、駐車場の中央に茂る大きな「がじまる」の枝を切ってくれと言われ、下がり過ぎた枝を一周して伐採した。


▲<左端の木が、「がじまる」>

終ったと思ったら、太い枝も切ってくれとノコギリを手渡され、直径10~15センチの枝を脚立を使って、ノコギリで切った(樹液が凄く出るので驚いた)。昨日の雨の影響か、曇り空で蒸し暑く、汗が凄く出て爽快だった。

※写真は、今年カメラを持参しなかったので、昨年11月23日のものです。

映画「西遊記はじまりのはじまり」

2014年11月28日 00時30分00秒 | 沖縄の生活

▲<「おもろまちメインプレス」2階、シネQの大看板>

11月25日、おもろまちの「シネQ」で、先週末から封切の「西遊記はじまりのはじまり」を観た。

いわゆる、孫悟空が出る「西遊記」の香港映画なのだが、我々がまったく知らない三蔵法師に3匹が加わるまでの話(実は、三蔵法師以外は、すべて悪い妖怪だった?!)。

冒頭で、村人を襲う「人食い巨大魚」との戦いが、テンポ良くグイグイと作品の中に引き込んで行く。

主人公の、うだつの上がらない仏教系「妖怪退魔師」が、失敗をしながら旅をして「妖怪」を退治する?話。

そこに、武闘派で実力ある「女妖怪ハンター」が、絡んでくる。

この役を演じる、スー・チーが、だんだん美しくなって来るのも見もの。

後半は、凄く悪い「孫悟空」が大暴れするのが見もの。

スケールの大きくて新しい「孫悟空」のストリーは、たくさん裏切られながらあっという間の1時間50分だった。

この作品の監督は、「少林寺サッカー」「カンフーハッスル」のチャウ・シンチー(周星馳)で、奇想天外の作風がさらにパワーアップしていた。

評価:★★★★★

沖縄ご近所散歩

2014年11月27日 01時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<那覇市具志の住宅街の中に、ひっそりとたたずむ「印部土手石のふ」>

週に2~3回「スカイスポーツ」に行く時、天気がいい時は歩いて行くようにしている。

最短で、20分(2,000歩)だが、40分(4,000歩)かけて行く事もある。

そうすれば、トレーニングでウォーキングする時間が、1時間が30分に短縮出来る。


▲<住宅街の小さな小道の奥は行き止まりか?と思えるような感じ>


▲<小さな丘の上に、独特の形をした松が見える。その根元に「印部土手石のふ」がある>


▲<左側の石垣のある一帯が「ミーヤー毛」といわれ、村に不幸があった時などに鐘を叩いて知らせた場所らしい>





先週の金曜日、具志の住宅街を奥に分け入った時、「印部土手石のふ」に遭遇した!

沖縄に移住した始めの一年、近所や那覇市内を歩き回っていた時以来8年振り。

歩いた道が違ってたので、違う「印部土手石」か?思い、家に帰って地図で見直したら同じ場所だった。

観光地ではない、普通の住宅街の中に、歴史的な遺産が自然な形で見られるのが嬉しい。


▲<住宅街に戻った所に咲いていた「ハイビスカス」が美しい。26日は27度でした。Tシャツと半ズボンで歩いていたが、暑くて汗が驚くほど出た>

※「印部土手石」とは、1737年~1750年に、琉球王朝時代、本島と周辺離島で行われた「元文検地」の際に設置された。「元文検地」とは、田畑を所有する集落に課税するために行われた測量で、その際の起点となったのが「印部土手石」といわれている。「印部土手石」には、小字名と順序を表す記号が記されている。記号はカタナやひらがなの文字が石の表面に書かれ、その下に小字が書かれている。石の材質は「細粒砂岩」、稀に「琉球石灰岩」や「焼物」もある。(豊見城市教育委員会作成の豊見城村の文化財冊子より転載)

忠孝蔵 第4回秋祭り

2014年11月23日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<今年も「風南バンドと愉快な仲間達」が、懐かしい曲(アリスや吉田拓郎)を立て続けに・・・。>

11月22・23日の、10時~17時まで、忠孝酒造の感謝イベントがあったので家から歩いて行った(振る舞い酒を飲むので車で行けない)。

今年、創業65周年の忠孝酒造(豊沖縄県見城市字伊良波)は、春と秋に「忠孝蔵祭り」を行う。今年で4回目の参加。

ここで、4年前「1リットル甕」を買って、普通の泡盛を入れたら、すぐに美味しくなったので驚いた。


▲<毎年、同社の「新商品」の泡盛を「ふるまい酒」になる。今年は、「四日麹」(水割の15度)です>

毎回参加する「利き酒コンテスト」は、今年もハズレ!(笑)。

1)度数当て 25度・30度・35度・43度
2)年数当て 新酒・3年・7年・12年
3)三点識別(ひとつだけ違う泡盛を当てる
)★今年はこれだけあたり!


▲<売るまい酒に、「ゲソのから揚げ」@500円>


▲<「四日麹」の完成秘話を漫画に>


▲<「利き酒コンテスト」正解者。午前中、当てた人ゼロ!午後は、この女性一人!>


▲<「カラオケ大会」優勝者(優勝トロフィーは、甕入古酒泡盛)を祝う大城社長>

ゴルフパット大会にも参加したが、入らず!


▲<おやじバンド「風南バントとゆかいな仲間達」にカラオケに出れなかった女性が飛び入りで2曲歌ってた>

抽選大会(2,000円以上の購入者に一枚の抽選券)16時過ぎから17時半過ぎまで続く。


▲<抽選が始まる・・・。午前と午後で、賞品100点以上>


▲<番号を読み上げると、歓声とため息が出る>


▲<賞品は、1等「南蛮5升甕」当ったら、預けて翌日車で取りに来ないといけないと思っていたら、全く当らず(残念!)>

17時30分過ぎに終わる。帰り道に「メイクマン」で、買い物をして家に帰った。

嫌われる勇気(16)

2014年11月21日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<沖縄は、火曜日少し雨が降り夜は半袖から長袖に(でも昼は、まだ半袖)>

第4章 「世界の中心はどこにあるか(7)」

アドラーの「嫌われる勇気」岸見一郎+古賀史健著より 200~203P

g.「勇気づけ」というアプローチ

課題の分離について説明する時、「介入」という話をしました。他者の課題に対して、土足で踏み込んで行く行為の事です。

それでは、なぜ人は介入してしまうのか?その背後にあるのも実は「縦の関係」なのです

対人関係を縦で捉え相手を自分より低く見ているから、介入してしまう。介入によって、相手を望ましい方向に導こうとする。自分は正しくて相手は間違っていると思い込んでいる・・・。もちろん、ここでの介入は、操作に他なりません。

子供に「勉強しなさい」と命令する親などは、まさにこの典型です。本人としては善意による働きかけのつもりかも知れませんが、結局は土足で踏み込んで、自分の意図する方向に操作しようとしているのです。

一方、「援助」とは、大前提に「課題の分離」があり、「横の関係」です

勉強は子供の課題である、と理解した上で、出来る事を考える。具体的には、勉強しなさいと上から命令するのではなく、本人に「自分は勉強が出来るのだ」と自信を持ち、自らの力で課題に立ち向かって行けるように働き掛けるのです。

「馬を水辺に連れて行く事は出来るが、水を飲ませる事は出来ない」という、あのアプローチです。

課題に立ち向かうのは本人ですし、その決心をするのも本人です。褒めるのでも叱るのでもありません。

こうした横の関係に基づく援助の事を、アドラー心理学では「勇気づけ」と呼んでいます

人が課題を前に踏みとどまっているのは、その人に能力の問題ではなく。「課題に立ち向かう“勇気”がくじかれている事」が問題なのだ、と考えるのがアドラー心理学です。そうであれば、くじかれた勇気を取り戻す事が先です。

なぜ、褒めてはいけないのか?人は他者から褒められるほど、「自分には能力がない」という信念を形成して行く。褒めてもらう事が目的になってしまうと、結局は他者の価値観に合わせた生き方を選ぶ事になるからです。

※「人は他者から褒められるほど、“自分には能力がない”という信念を形成して行く。褒めてもらう事が目的になってしまうと、結局は他者の価値観に合わせた生き方を選ぶ事になるからです」・・・・そうかなぁ。「嬉しい気持ち」vs「能力がないという信念の形成」?解りにくい。

嫌われる勇気(15)

2014年11月18日 11時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<11月18日の沖縄は、この秋一番寒くなった。とはいえ18-23度です>

第4章 「世界の中心はどこにあるか(6)」

アドラーの「嫌われる勇気」岸見一郎+古賀史健著より 195~200P

f.叱ってはいけない、褒めてもいけない

「課題を分離」(他者の課題には介入せず、自分の課題にも介入させないと線を引く事)が、どう有効な関係に繋がるのか?

つまり、どうすればお互いに「協調・協力し合うような関係」に繋がるのか?ここで登場するのが「横の関係」という概念です。

解り易く、親子関係を例で考えます。子育てにおいて(あるいは部下の育成など)、一般的に、二つのアプローチがあります。「叱って育てる方法」と、「褒めて育てる方法」です。

アドラー心理学では、他者とのコミュニケーションについて「褒めてはいけない」という立場をとります

無論、体罰はもっての他、叱る事も認めません。褒めてもいけないし、叱ってもいけない。

褒める行為には、「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれ、そこには感謝も尊敬も存在しません。

我々が他者を褒めたり叱ったりするのは、「アメを使うか、ムチを使うか」の違いでしかなく、背後にある目的は操作です

アドラー心理学が、賞罰教育を強く否定しているのは、それが子供を操作する事になるから駄目なのです。

誰かに褒めて貰いたいと願う事。あるいは逆に、他者を褒めてやろうとする事。これは対人関係全般を「縦の関係」」として捉えている証拠です。

アドラー心理学では、あらゆる「縦の関係」を否定し、すべての対人関係を「横の関係」とする事を提唱しています(ある意味ここは、アドラー心理学の根本原理だと言える)。

あらゆる人に対して、「同じではないけど対等」という横の関係を築く事が出来れば、劣等コンプレックスが生まれる余地は無くなります(お世辞の言葉を並べ、上司に気に入られようとする事も完全な操作です)。

※「縦の関係を否定し横の関係を薦める」この考え方は、「フラットの関係」ですね。現在日本社会で、まん延している「フラットな親子関係」とどう違うのだろうか?似て非なるもの?


第26回「離島フェア」

2014年11月16日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


11月14日~16日まで、奥武山総合公園内「沖縄セルラーパーク」で、「離島フェア」行われている。

今年は、各島の(鹿児島奄美市含む)、129社から1020品が出展された。

私は、11月15日の昼、自宅から歩いて行った(家に帰ったら1万歩だった)。


▲<メイン会場の沖縄セルラースタジアム「雨天練習場」>






▲<どこも人気の「かまぼこ」>


▲<今回は、天候も良く、凄い観客だった>


▲<隣りの「鍛練道場」で開催の「県内実業高校実習販売」。「北部農林高」のマスコット>


▲<「鰹のなまりぶし」を買った、宮古伊良部「奥原鰹節店」>


▲<「離島食堂」で一番人気だった。農業生産法人(株)伊江牛。約100名の行列だった>


▲<「カルビ焼肉」が、作くる先から次から次と売れていた>


▲<特設ステージの出演が終った「尚円王」くんと、記念写真>


▲<今日の購入品「鰹のなまりぶし」と「鰹味付けナマリ」>

国立沖縄工業高等専門学校で授業

2014年11月14日 01時30分00秒 | 沖縄の生活

▲<沖縄県主催の学生対象「ハイサイプロジェクト」用のパワーポイントテキスト表紙>

11月12日の午後、県北部名護市にある「国立沖縄工業高等専門学校」で、授業を行ってきた。

テーマは、「就職基礎講座」与えられた時間は、45分だったが、パワーポイントを45枚作成して臨んだ。


▲<授業風景が撮影出来なかったので、校舎をバックに記念撮影>

対象者は、2年の学年全員4クラス140名です。

5年制の学校で、2年生に就職を考えさせるには、少し早いのでは?と、思ったが、みんな熱心に聞いてくれた。

最初は、とっつきやすさを考えて、クイズを2問用意した。


▲<正解は、「5分」>


▲<正解は、ナシで「人柄」が正解>


▲<当校は、卒業後大学編入する生徒も多く就職希望者の就職は断然有利。しかし、希望した企業に入るためには「面接」をクリアしなくてはならないぞ!と話す>




▲<どれだけ学業が良くても、入社出来ない。ここが受験勉強とは違う点だ>


▲<会社では、「チームワーク力」を重視する。他人と一緒に仕事が出来なければならない>


▲<会社では、凄い奴よりそばに置いて面倒見たくなる奴が成長する>


▲<「人は見かけによる」は正しい>

熱心に話を進めていたら、あっという間に45分が経ち、結果38枚しか消化出来なかった。


▲<最後に、学内で授業を受けながら、就活の訓練は出来る11カ条を強調して終えた>

少しでも、就職に興味を持ってもらえらたら幸いだ。

11月古民家食堂例会

2014年11月13日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<10月から室内に変わり、今夜は「囲炉裏部屋」>

11月11日の夜、恒例の「古民家食堂」があり、19時過ぎに到着する。

今夜のメイン料理は、「きりたんぽ鍋」です(又吉・原川さんが先に入り炭を熾してくれていた)。


▲<突出しの「刺身の盛合せ」と「きびなご」>

昼にトレーニングに行って、自宅に帰って一滴もアルコールを入れていないので、一杯目のジョッキビールが美味しい!!

野菜がたっぷりの鍋に、「焼いたきりたんぽ」を切って入れる(ゴボウが美味しい!)。


▲<私が好きな「きのこ」がたっぷり>




▲<新潟の古民家を移築しただけに「山里」感がたっぷり>

〆は、囲炉裏の炭火で良く焼いた「ヤマメ」。

囲炉裏端で、炭火を囲み和気藹々に会話を楽しむ。





高良さんが言っていた「同じ酒でも飲む相手で味が変わる。美味しい相手と飲む」名言だ。


▲<「水菜」は、原川さんいわく「5秒ルール」で食べる>

私もそういう信条だ。『60過ぎたら嫌いな人とは、飲みたくない』。

萩道の駅駅長来沖

2014年11月12日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<「イカスミのソーメン炒め」凄く味が多い>

11月10日の夜、「萩道の駅」駅長の中澤さかな君(元の会社後輩)が沖縄に来た。

明日から沖縄市で行われる「漁業関係者研修会」の講師で出来たので、那覇に寄ってくれた。

もう一人の元の会社のOBが情報をキャッして店も決める。

店は、久茂地にある「カラカラとちぶぐわ~」


▲<定番「ゴーヤちゃんぷる」>


▲<「豚の角煮」>


▲<名物、「イカ寿司」イカスミのご飯の上にイカが乗っている>


▲<〆の「沖縄そば」(小盛り)が気づいたら、食べた後だった>


▲<連日の、千客万来!>

※道の駅(みちのえき)は、国土交通省(制度開始時は建設省)により登録された、休憩施設と地域振興施設が一体となった道路施設。道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、道の駅を核としてその地域の町同士が連携する「地域の連携機能」という3つの機能を併せ持つ。2014年10月10日付で、全国に1,040箇所登録されている。(ウィキペディア)より

なつかしき仲間たち

2014年11月10日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<沖縄市にある「凱莎琳(キャサリン)」の名物餃子が美味しい>

元の会社の先輩・同僚が、「沖縄市」に集まった。

私が一番年下になる、珍しい集いです。

沖縄市は、那覇市の自宅から、高速道路を使って車で30分少しの距離なのだが、なかなか、酒を飲む場には参加出来ない、少し気分的に遠い街だ。

沖縄に10年前、移住したF先輩がいる事は知ってはいたが、連絡が取れず会えずにいた。

那覇にいる同輩Mさんが、声を掛け誘ってくれ2人で行った。

Fさんの自宅に着くと、Fさん以外に30年振りに会う東京からの二人(OさんとNさん)が、Fさんの「古希の祝い」に駆けつけていた

18時に、Fさんのホームグランドの「パークアベニュー」近くの飲み屋に入る。


▲<牛肉を甘く焼いて魚の形にしている>


▲<セロリを中心にしたタップリ野菜炒め>

他に、前菜で「カラスミ&胡瓜」や「アサリの酒蒸し」も出た。

少し遅れて、3年前に「うるま市」に、移住していたOさんが合流。


▲<東京から持参の東京多摩の純米吟醸酒>




▲<これも東京から持って来た「ワイルドターキー」の8年物>

Fさんの友人Sさんも「古希」なので、一緒にお祝いをした。

最年長は、72歳になったばかりで、一番下の私が63歳の高齢者達での「古希」のお祝い会。


▲<記念のFさんの似顔絵(作者は、元の会社OB伊藤画伯)>

美味しい、台湾料理を食べながら、昔話を楽しく語らった。



「朋あり遠方より来る。また楽しからずや」健康で、昔の仲間と酒を酌み交わす事は、何と楽しきことかな。

私達那覇市組は、21時過ぎに「代行車」で帰った。

嫌われる勇気(14)

2014年11月08日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<11月6日、那覇空港の夕陽>

第4章 「世界の中心はどこにあるか(5)」

アドラーの「嫌われる勇気」岸見一郎+古賀史健著より 189~194P


e.より大きな共同体の声を聴け

例えば、定年退職をした途端、元気を失くす人がいます。会社という共同体から離れ、肩書や名刺を失い、「ただの人」になる事が受け入れられず、一気に老け込んでしまう。でも、これは単に会社という小さな共同体から切り離されたに過ぎないのです。

誰もが、別の共同体に属しています。アドラーの言う共同体とは、家庭や会社のように目に見えるものだけでなく、共同体の範囲は「無限大」で、目に見えない「宇宙」まで含んでいる。

所属する会社(=共同体)で、理不尽な目に遭ったとしても、「もっと大きな共同体がある事」を知っておいて欲しいのです。

そして我々は誰しも、複数の共同体の一員なのです。ひとたび世界の大きさを知れば、自分の苦しみは、「コップの中の嵐」であった事が解ります。

我々が、対人関係の中で困難に遭った時、先ず「より大きな共同体の声を聴け」という行動原則を覚えておいて欲しい。

「人間社会」という共同体で考えるなら、お互い対等の「人間」です。

理不尽な要求を突きつけられたら、異を唱えても構わないのです。あなたが異を唱える事によって崩れてしまう程度の関係なら、そんな関係など最初から結ぶ必要などは無いのです。

関係が崩れる事だけを恐れて生きる事は、他者のために生きる不自由な生き方です。

目の前の小さな共同体に固執せず、もっと大きな共同体が存在している事を知っておいて欲しい。

※定年を迎えたビジネスマンには、他の「もっと大きな共同体」を知る事は、なかなか難しい。主婦のように、日頃から、ご近所付き合いがある訳でなく、突然に近所仲間に入る事は難しい。でも、これからは、会社以外の世界に生きて行かなければならない。部下を自分の都合で酒に誘っては嫌われるだけだ。新しい共同体を探して飛び込むしかありません。

首里久場川町旗頭(2)「琉球王朝祭り首里古式行列」

2014年11月06日 10時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<行列」のスタート地点の龍潭通り「池端」>

11月3日、今年も、「首里古式行列」に参加する「首里久場川町旗頭」に参加させて貰った。

首里には、首里を代表する「瑞雲同好会」以外に15地区に旗頭がある。

首里の旗頭が一堂に集まり競う「旗頭ガーエー」が、11月3日(文化の日)に「首里文化祭」として行われていたが、「琉球王朝祭り首里古式行列」に変わった。

「守礼の門」を12時50分に、スタートする「王朝行列」に始まり、その後を「舞踊隊」や「獅子舞」等の間に、各地区の「首里旗頭行列」が入る。夕方まで続く大絵巻行列です。


▲<崎山地区の旗頭の「鼓燈籠」の脇に付く「熨斗」は、「ドラゴンフルーツ」だった>


▲<「首里汀良(てら)町」の獅子舞>


▲<首里鳥堀町」の踊り。絣の着物を着た道化師(ちょんダラー)の2人は、今年人気の「いやよダメダメ」(日本エレキテル連合)のメイクだった(笑)>

我々は、15時にスタートして、3か所のポイントで「旗頭を挙げ」ながら、「龍潭通り」練り歩いた(当日は、晴れていたが強い横風があり、旗を持つ人達は苦労をしていた)。

沖縄に移住した当時は、観る側だったのが、沿道の人達の視線を集める演じる側になった事に時の流れを感じる。

終点の向かいにある「首里中学校のグランド」で、行われる「首里旗頭ガーエー」(旗頭の戦い)を待つ。


▲<17時に「首里中学校」のグランドに入って、後発が揃うのを待つ>


▲<少年旗頭ガーエー>


▲<「少年旗頭」に、まだ入れない女の子二人が1メートル位の旗頭を挙げる練習をしていた>

日が暮れた後、急に冷たくなってきたので、私は「旗頭ガーエー」(戦い)の前に会場を出た。久場川公民館に戻って着替え、首里駅前の「ラーメン屋」で、味噌ラーメンを食べてから、ゆいレールに乗って帰路に就いた(一日の歩数は18,000歩でした)。

首里久場川町旗頭(1)「まちジュネー」

2014年11月04日 13時30分00秒 | 沖縄の生活


▲<地区の数か所で旗頭を挙げる(ガーエー)を行う>

11月3日、「琉球王朝祭り首里古式行列」の日。

参加するために朝、家を7時50分に出て、ゆいレールに乗り「赤嶺駅」から「首里駅」へ。歩いて10分の「首里久場川町公民館」に8時30分着く。

9時から、久場川地区の「まちジュネー」が始まる。


▲<まちの中の路地を縦横無尽に、装束を来た青年会員を中心に約30名が「まちジュネー」(行列)を行う(地元の車も待ってくれる)。一番後ろを「鉦打ち」の先導で、「太鼓」5名が伴奏して歩く(私もその一人)>


▲<綱を引いている新城さん(首里久場川町青年会最高顧問)と数人で、途絶えていた久場川の旗頭を23年前に復活させた>




▲<駐車場の隅に、「気の早い桜」が咲いていた>


▲<橋の向こう側は「石嶺地区」。丁度、「石嶺の旗頭隊」と対面>


▲<毎年、立ち寄る「首里ぎぼまんじゅう」(「の」の字で有名な銘菓)で、饅頭を50個頂く>


▲<「ゆいレール」が、浦添まで延長される。その高架用地で「ガーデー」をする>


▲<最後は、「首里りゅうぼう」前に行う>

約3時間練り歩いて、12時から昼食と休憩。


▲<昼食のドリンクに飲んだ「バドワイザー」(基地内販売品)>

午後、鳥越の店前で「ジュネー」を行ってから「琉球王朝祭り首里古式行列」待機場所に入る。

「映画三昧の日」in11月1日

2014年11月02日 15時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<「マダム・マロリーと魔法のスパイス」(ディズニー作品)>

11月1日は、午後から映画を2本観るために家を出て、「おもろまち」のシネQを目指す。

1本目は、本日ロードショウの「マダム・マロリーと魔法のスパイス」(11:30~13:40)

南フランスの名門レストラン(一つ星レストラン)の前に、インドから来た一家が「大衆インド料理店」を開く。

名門フレンチレストランの前に、現れた「大衆インド料理店」に対して、「フレンチレストラン」からのイジメが始まる。

レストランオーナー役の「ヘレン・ミレン」の意地悪演技がさすがに上手い!

※「ヘレン・ミレン」は、第79回アカデミー賞(2007年2月)の主演女優賞を「クィーン」で受賞。

対抗する、「大衆インド料理店」家長の「オム・プリ」(インド映画界のベテラン)の、一歩も引かない頑固さが秀逸。

途中に、恋や別れが入り、幅広い人間ドラマに仕上がっている。【★★★★★】


2本目は、「エクスペンダブルズ3」(15:00~17:15)


▲<ハリウッド版「忠臣蔵」の「エクスペンダブルズ」>

エクスペンダブルの最新作が、本日より公開されたので、こちらも観賞する。

1作品・2作品に比べて、シリーズ3作目は、出演者も内容もさらにパワーアップしている。

主役の「シルベスター・スターロン」(ロッキー・ランボー他)、「アーノルド・シュワルツェネガー」(ターミネター他)、「ハリソン・フォード」(インディジョーズ他)、「メル・ギブソン」(マッドマックス他)、「ジェイソン・スティタム」(トランスポーター他)、「アントニオ・バンデラス」(マスク・オブ・ゾロ他)、「ジェット・リー」(少林寺他)・・・。ビックネームが続々出て来る。太文字は、3作目からの新しい出演者。

破壊するものも映画が数本撮れる分を一作品で破壊している。出演料はどうなっているのか気になる・・・。

難しい事を何も考えず、観終わるまで映画に集中出来るストレス解消にもってこいの娯楽大作映画です。【★★★★】