第26回「喜業会」開催

2013年11月30日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<ゲストスピーカーの上間さんの解り易いお話「光の解説」>

11月28日、私が幹事をしている「那覇商工会議所起業塾OB会」の「喜業会」の定例会が行われた。

メンバーの近況報告を行った後、毎回ゲストスピーカーをお招きしてお話を聞く。今回のゲストスピーカーは、株式会社マリンコム琉球 取締役技師長 上間英樹さん。



上間さんは、中学卒業と同時に、沖縄を離れ神奈川県にあった「科学技術学園」に入学。卒業後「日産自動車総合研究所」に入社。そこで、主に「エンジン制御開発」を研究し、30歳の時に帰郷。


▲<「うちなんちゅ」の優しい語り口で話す上間さん>

帰郷後、設立間もないソフトハウスに入社。大手の孫請けを行いながら、座間味村に通いものづくりを思案(環境保護+ビジネス)中に、「可視光通信技術」と出会い、国の研究委託事業を受けて商品化【i-MAJUN(イマジュン)】した。


▲<毎回無料で、お借りしている「ビジネスセンターKEEPFRONT」4階会議室(感謝!)>

「イマジュン」は、光(LED)を使って水中会話を実現した日本初の機器です。

水中での会話は、「音波」「電波」「ケーブル」等があるが、「音」は、水中で5倍速になるので捉えにくく、音が拡散するので聞きたくない人にも聞こえてしまう。音源(口元)が見えにくいので誰が話手も解らない。この点は、「可視光通信」が一番適している。



「ダイビングビギナー」は、呼吸する口に気持ちが集中するので緊張する。耳に気持ちが集中出来ると、もっと楽しいダイビングが可能になる。

全盲のダイバーも多いが、指示方法が手触の2つしか無く、「可視光通信」の骨伝導であれば、もっと伝達量が増え安全に楽しめる。



昨日もNHK番組で、「美ら海水族館」の水槽内から外の子供と会話をした。実際に、「グラスボート観光船」で、海中ダイバーの解説を観光客が船内で聞ける実用例がある。



参加メンバー一同は、上間さんの非常に解り易い話に聞き入った・・・。

勉強会の後は、有志で近くの居酒屋「天の蔵」で、「望年会」を行った。


▲<「てびち」の山盛りに驚く>


▲<さらに、「餃子の大盛り」に驚く>

「島らっきょ」「刺身の盛り合わせ」「ラフテー」「メンチカツ」と立て続けに料理が出て来る。


▲<「豆腐よう」>


▲<しめの「しらす丼」>






▲<第26回「喜業会」と今年最初の「望年会」も終わった>

葉の姿、千差万別 「クロトン」

2013年11月28日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<沖縄では、どこにでもある植物「クロトン」>

今回は、「クロトン」を紹介します。私が、沖縄に来た時に「美しい!」と感じた植物ですが、沖縄の民家の庭に必ず一本はあります。それだけ普通過ぎて沖縄の人には、気にも止めていないくらい普通の植物ですが、私は、葉の模様と色を見ていて飽きない「クロトン」です。



トウダイグサ科クロトンノキ属の常緑低木で、学名は Codiaeumvariegatum。英名は Croton(クロトン)。原産地は、マレー半島 モルッカ諸島 ジャワ オーストラリア インド東部など。樹高は、60cm~1.5m。



「クロトン」とは、ジャワ~オーストラリア、モルッカ諸島、マレー半島などアジア・オセアニアに分布する熱帯性の常緑低木です。



雌雄同株で、総状花序に目立たない花を咲かせます。葉は黄色や赤、オレンジ色の様々な模様が入り、非常にカラフルです。



古くから観葉植物として親しまれ、熱帯地域では庭木としても利用されます(成長中にも模様が変わるらしい)。



以前はクロトン属に分類されおり、その名残で園芸では今でもこの名前で呼ばれます(現在はコディアエウム属)。



日本に入ってきたのは江戸中期、栽培されるようになったのが明治末とされます。



系統・品種は、葉の大きさや色、形に多くの種類があり100を超す。これらの品種は、たった1つの種から変異した、「クロトン」はそれだけ変異しやすい植物です。ヘンヨウボク(変葉木)の和名もあります。



園芸上は葉の形によって系統分けされ、その系統の下にそれぞれの品種が属します。系統には広葉系、長葉系、細葉系、ほこ葉系、有角系、飛葉系、らせん葉系などがあります。代表的な品種は以下の通りです。


                     
・アケボノ【広葉系】の代表品種、1930年頃日本で作られた。葉にはピンクや黄色のグラデーションが大きく入ります。葉の質は薄めです。
・オウゴンリュウセイ(ゴールド・スター)【細葉系】、緑地に黄色い斑点がくっきりと入ります。葉の幅は1cm~2cm、長さ15cm前後。
・ハーベスト・ムーン【ほこ葉系】、葉脈がくっきりと白くなります。
・キンセンコウ【有角系】、葉はらせん状にねじれ不規則に黄色い模様が入るか、葉全体が黄色くなります。
・トビバ【飛葉系】、葉がいったん糸のように細くすぼまり、先端でまた広くなります。



※紹介文のほとんどは、「ヤサシイエンゲイ」<京都えけ園芸企画舎>より抜粋しました

「忠孝蔵秋祭り」

2013年11月25日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<11月23日特設ステージの「風南バンドとゆかいな仲間たち」>

▲<「風南バンドとゆかいな仲間たち」は、1970年代のフォークが持ち歌なので、私は聞き入る>

11月23・24日、豊見城市伊良波にある「くぅーすの杜 忠孝蔵」で、恒例のイベントがあった。

「春」と「秋」に行われる忠孝酒の「お客様感謝イベント」は、特設ステージで「生バンド」「エイサー」「カラオケ大会」を始め、「ふるまい酒(泡盛の無料酒)」「利き酒コンテスト」、「忠孝大陶器市」(酒器・花器・陶器コップが、30~70%OFF)、「うまいもん屋台」等々・・。実に楽しいイベントです。

「利き酒」「ふるまい酒」があるので、自宅から歩いてゆく。

会場について直ぐに、「利き酒コンテスト」の会場へ行く。


▲<「度数当て(25度・30度・35度)」は、簡単ではない・・・>

▲<「年度当て(3年・7年・12年)」は、本当に難しい>

▲<「原料当て(泡盛・芋・黒糖)」は、簡単> 

私は今年も、「ハズレ」だった。23日の午後の部の正解者は、たった一人だった。

私は、かれこれ4回くらい参加しています。2年前、会場で買った「忠孝酒造製作の酒器」に、泡盛の新酒を入れて飲んでいます(新酒が実に旨くなる優れモノです)。

毎回、このイベントに参加して思う。このイベントは、忠孝酒造の社員さんが、手作りで行っている事に、尊敬をしています。


▲<「うまいもん屋台」も年々充実している>


▲<「うまいもん屋台」で、大城社長に出会う>


▲<「ふるまい酒」【無料】コーナーで、今年新発売の「四日麹」を頂いた(実に美味しくて、水割りで2杯飲んだ)>


▲<300円の「枝豆」が、半端なく多く食べても食べてもなくならない>


▲<会場で購入したら2,000円で一枚の抽選券がもらえる。13時と16時に抽選会が行われる>


▲<地元の家族連れが、たくさん集まり大いに楽しんでいた>

「小禄南公民館緑化作業」

2013年11月24日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<9時30分に集合して、説明を聞く>

11月23日(勤労感謝の日)9時30分~11時30分まで、日頃お世話になっている「小禄南公民館」」の「緑化作業」に参加した。簡単に言えば、公民館の草刈り作業です。

私は、「三線サークル」と「図書館」でお世話になっているので、2年に一度くらい参加している。


▲<私達が担当した「駐車場広場」の作業前>


▲<私達が担当した「駐車場広場」の作業前>

9時30分に集合して、5班に別れて作業を行った。私の担当は、2階駐車場広場の「植栽伐採」だった。

大きな植栽ハサミを使って、植木のカットを担当した。特に、雑草の「下草」や「ツル」のカットを真剣に行った。


▲<私が一人で、枝をカットし頭を揃え、下草も刈った>


▲<枝が成長し過ぎて密集していたのを隙間を空けてあげた>


▲<このくらいに刈り過ぎても丁度いい>


▲<終わり近くになるとこんなにもすっきりしてきた>


▲<1時間半後、広場担当の約20人位の人数で、こんなに綺麗になった!>

当日は、晴天で午前中に23度になり、随分いい汗をかかせて貰った。

100人くらいの参加者があったので、思いの他、作業が速く進み11時には終わった。

終えた後、ホールに集まり「お疲れさん会」があった。






▲<ビールが欲しいくらいだが、「豚汁」が美味しかった!>


▲<地元「ボーイスカウト」が「豚汁」のお世話をしてくれた(感謝)>

植木の伐採は、気持ちがすこぶる良い作業です。朝からいい汗もかけた(参加の皆さん、お疲れさまでした)。

映画「清須会議」

2013年11月23日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<11月9日から全国ロードショー中の映画「清州会議」>

今、三谷幸喜監督最新作の「清州会議」が上映中です。

早速、観に行ってきた。

総勢26名の豪華な俳優が総出演。昔の正月映画の「忠臣蔵」を思い出す(古いな~)。

話の内容は、日本で初めて「会議の席上で歴史が動いた」と言われる『清須会議』を三谷監督が選んだ豪華な俳優陣で描く。

織田信長が本能寺の変で亡くなった後、三河の清須に集合し、残った重役達で後継者を選ぶ・・・。

あえて、各戦国武将の性格を鮮明にさせているので、解り過ぎる点があるが、会社にも、こんな人いるね。と、現在にも通じる人間模様を描いている。これは、三谷監督の歴史マニアと人間観察力の結晶です。

清須会議に参加する4名(柴田勝家:役所広司、羽柴秀吉:大泉洋、池田常興:佐藤浩市、丹羽長秀:小日向文世)の演技力が素晴らしい。

主役の二人、役所&大泉も凄いが、佐藤の日和見な軟弱振りと、小日向の聡明ではあるが行動力不足を演じた二人の演技力が光った。

他に、でんでん、中谷美紀、鈴木京香、妻夫木聡等々・・・。脇を固める俳優の演技も負けていない。あっという間の2時間だった。

マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展 

2013年11月22日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


沖縄県立博物館・美術館で、11月9日から2月2日まで、「マチュピチュ発見100年 インカ帝国展」が行われている。沖縄では、なかなか観る機会のない貴重な展覧会なので、前売り券を購入して観に行ってきた。

「インカ帝国」の名前は良く知っているが、詳しい歴史・事実などは、どうだったのか?私は良く知らない。

この、「マチュピチュ発見100年 インカ帝国展」は、2012年3月10日~6月24日「東京・上野国立科学博物館」をスタートして全国7か所を巡回する全国展です(そして沖縄が最後)。

「考古学」「人類学」「歴史学」各分野の最新研究を元に、「インカ文明」の全貌に迫る(総点数およそ160点のインカ考古遺物は、ほぼ全て日本初公開)。

※「インカ帝国」とは、南アメリカ大陸のペルー、ボリビア、エクアドルを中心に、ケチュア族が作った国で、前身となる「クスコ王国」は、13世紀に成立し、1448年のパチャクテク即位による国家再編を経て、1532年スペインの宣教師フランシスコ・ピサロと160名のスペイン軍に倒されるまで続いた。最盛期には、80の民族と1,600万人の人口を抱え、現在のチリ北部から中部、アリゼンチン北西部、コロンビア南部まで広がっていた。首都はクスコ。«ウィキペディアより»

展示の最終コーナーには、「3D映像で見るマチュピチュ」が、ある(これが見たくて私は観に行ったくらい)。約20分ほどの3D映像であるが、良く創られていてなかなか見る事が出来ないマチュピチュを空から鳥の目線で見る事が出来て感動した(一見の価値あり!)。




※「マチュピチュ」と、呼ばれるこの遺跡は、山裾からは存在が確認出来ない事から、「空中都市」「空中の楼閣」「インカの失われた都市」等と呼ばれる。一方、遺跡の背後に見える山の山頂には神官の住居跡とみられる遺跡があり、山腹にはマチュピチュの太陽の神殿に対する月の神殿が存在する。この遺跡には3mずつ上がる段々畑が40段あり、3,000段の階段で繋がっている。遺跡の面積は約13km²で、石の建物の総数は約200戸が数えられる。熱帯山岳樹林帯の中央にあり、現在ペルー国内に11件あるユネスコの世界遺産の内では、クスコと共に最初(1983年)に登録された。未だに解明されていない多くの謎がある遺跡でもある。2007年7月、新・世界七不思議の1つに選ばれた。«ウィキペディアより»

「沖縄県工芸振興センター収蔵品公開展」

2013年11月20日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<「てんぷす那覇」2階にある「那覇市伝統工芸館」>

今、「那覇市伝統工芸館」で、「沖縄県工芸振興センター収蔵品公開展」が行われている。沖縄県の染と織物、「紅型」「首里織」「芭蕉布」「読谷山花織り」「琉球絣」「久米島紬」「八重山ミンアサー」「宮古上布」「与那国花織」が、すべて見る事が出来る貴重な機会で、しかも入場は無料だったので、急いで11月15日に見学してきた。展示期間は、11月14日~30日。開館時間は、9時~18時。

「人間国宝」の作品もあり、素晴らしい作品を直に観れる幸せを感じた。※沖縄の人間国宝:与那覇貞「読谷山花織り」、玉那覇有公「紅型」、宮平初子「首里織」、平良敏子「芭蕉布」。他に、陶芸や伝統芸能分野で7名認定(計11名)。

合わせて、「那覇市伝統工芸館」(常設展)も見学した(入場料300円)。ここには、那覇工芸品5分野(「紅型」「壷屋焼」「琉球ガラス」「首里織」「琉球漆器」の歴史と、その代表作品が展示。那覇工芸作品の入門編になっている(館内設置の各分野別解説ビデオが良く出来ていた)。

外に出ると、同じフロアに各作品を体験出来る教室がある。名前の通り那覇市の中心地で「国際通り」沿い「三越」の向かいにあり、解り易い交通に恵まれている場所にある。

※「てんぷす」とは、沖縄の言葉で「へそ」の事。

「トックリキワタ」

2013年11月18日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


今、ゆいレール「おもろまち駅」前の、「トックリキワタ」が満開だ。

先に、花が咲いてから葉が出て来るので、大きな木にピンク色の花だけが咲き誇るので、遠目に「桜?」と思うくらい。





「おもろまち駅」前の、「トックリキワタ」は、特別だ。樹の下にある「掲示板」に、以下のような解説が書かれている。





この「トックリキワタ」は、1964年に琉球政府農林局の天野鉄夫氏が、南米ボリビアから5.6粒の種子を持ち帰り、翌年初めて発芽した苗を自宅(那覇市繁多川)に植えて成長したものです。

6年後の1970年の開花をスタートに、咲き誇るように鮮やかなピンクの大柄の花を咲かせ、亜熱帯庭園都市那覇の秋の街並みを演出し続けた。



「トックリキワタ」とは、天野氏による命名で、一般的には天野株として知られるようになり、これまで約40年の間に全県下の街路樹、公園樹として広まり今日に至っている。


▲<木の幹が、「トックリ」状になる事から名前の由来になった>

約40年を迎え、幹や枝が大きく成長し天野宅での成育が困難となったため、那覇市が2005年この地に移植した。

科名:パンヤ科 学名:Chorisia Speciosa 原産地:ブラジル、アルゼンチン 開花時期:9~12月 特性:4~6年で成木になり、樹皮が褐色に変わる頃から幹がトックリ状になる。高さ20mに達する落葉広葉樹で、花は鮮やかなピンク色、開花後こぶし大の果実が成熟すると破裂し中の綿が付いたまま飛散する。種子を包むカポック綿は、枕・座布団・クッションの詰め物として利用される。



第25回「離島フェア2013」

2013年11月16日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<11月15日の午後、「離島フェア」を観に行く>

11月15~17日、奥武山総合公園で「沖縄県離島フェア」が開催されている。





今年も、18離島市町村が一堂に集合して、自慢の商品を紹介している。


▲<昨日、フランスに販路を展開したと報じられていた「南大東島」のラム酒>

殆どが、食料品なので「試食」も楽しみ。



「セルラー球場」の「雨天練習場」が会場だが、149のブースを見学する観客でほぼ満員。

外には、島でしか味わえない「離島食堂」が、11店舗出店していてこれも嬉しい。




▲<久高島の「イアラブー汁」の幟が見える>


▲<平日なのに、石垣島の高校生が「沖縄そば」の販売をしていた>


▲<「石垣そば」500円を購入>


▲<大きなテントの中では、沖縄ラジオの公開番組が行われていた>


▲<本日の買った商品>

右上「かつおなまり節」<宮古島>@600円、右下「牛すじみそ煮込み」<多良間島>500円、左下「イカ下足スモーク」800円、左上抽選の4等賞品「リプトン紅茶」。

「ハイサイプロジェクト」

2013年11月15日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<ハンフレット表紙>

11月14日、沖縄県立博物館で、沖縄県中小企業団体中央会主催の「ハイサイプロジェクト」【就職考】があった。※これは、平成24年全国中小企業団体補助「地域中小企業人材確保・定着支援事業」です。

今日の「パネルディスカッション」のテーマは、就活生の保護者・大学の教職員・自治体や労働局等、行政関係者向けに沖縄の学生就職現状と、これからのあるべき姿・なすべき事を考える事。


▲<パンフレットに掲載されていた「沖縄県の現状」>


▲<「沖縄県の労働市場の課題」と「課題解決方法」>

司会者の原正紀(㈱クオリテイ・オブライフ代表)さんから、「沖縄県の就職実態データー」が示された。
(1) 就職内定率 沖縄65.4%(全国93.9%)
(2) 3年以内離職率 1年目26.2%(全国14.3%)、2年目39.9%(24.1%)、3年目45.9%(29.5%)
(3) 無業者(大卒) 29%(全国15.5%)

パネラーは、高橋俊介(慶応大学)、宮城=内海えみこ(琉球大学)、前泊博盛(沖縄国際大学)<敬称略>。

(内海)琉球大学の卒業生は、公務員志向が強い。それも国家公務員ではなく、沖縄県や市町村希望が多い(家を出たくない・父母も出したくない)。
(高橋)沖縄の離職率が全国平均より16%多いのは、大手メーカーが無い事が最大の要因。メーカーは、入社後の教育を徹底的に施すが、中小企業が大半の「サービス業界」は、メーカーに比べて社員教育が出来ていない企業が圧倒的に多い。沖縄が、サービス業界率が一番多い県なので、日本の雇用問題を先行している。入社3年以内に「適職感」と「自己肯定感」を認識するのが一番重要だ。【働き甲斐】を感じられる「人材教育熱心企業」を沖縄にたくさん創りたい。
(前泊)沖縄の「非正規雇用者率」70%。沖縄県中小企業同友会(1,000社)の新卒採用数は100名。沖縄県企業の従業員5名以内は80%、10名以内90%だ(零細企業が殆ど)。沖縄県就業者年収は、平均200万円。最高の建設業でも300万円。一番就業者が多い宿泊業は、100万円。これでは、3年以上働けない。それに加え、労働時間も全国平均より18時間多い。生涯賃金は、全国平均に比べて1億円少ない!(3億円vs2億円)。これは、定年後の年金額に連動する(最高の山口県の42位万円に比べて25万円少ない17万円)。今後、沖縄では「6次産業」に期待したい。
(内海)沖縄の優位性は「海の広さ」。「水産業」に期待している(中国に、魚を売りに行こう!)。
(高橋)父母は、子供の就活に囁かないで欲しい。家庭や教育機関も目標(就職先)を急いで決めさせるな!もっと学生に「内省」させよ!
(内海)大学が全入時代になっている時、受験競争させる弊害あり。地域活動の時間を与え「社会接点」を増やし、社会を学ばせよ。海外にも、もっと目を向けさせよ。家庭では、親は家計を話し、親の苦労話をしろ(それを知らない子供が「ボンボン・お嬢さん化」して、就活にマイナスになっている)。

パネラーは、すべて大学教授だった。民間企業での人材育成成功例の話も欲しかった。

「古民家食堂11月例会」

2013年11月14日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<沖縄も11月に入り、急に冷え込んできた。今月から「囲炉裏部屋」での鍋料理に>

11月12日の夜、「古民家食堂」の11月例会があったので参加した。

今月の料理は、「トマト鍋」でした。

真っ赤な中身だったので、「キムチ鍋」?と思ったが違っていた。

巷のOLさんに人気の料理「トマト鍋」を、おやじ8名で食べた(笑)。


▲<野菜だけでなく、「肉系(鶏・豚・ソーセージ)」もタップリ入れる>

肉は、既に入っているとの事だったが、一回目に食べた時、いくら底を探しても「肉」は一片も無く、入れるのを忘れていたのだった(笑)。

話題は、最近の名門ホテルや有名レストランの「食材偽装」の話になる。





「古民家食堂」の店内で流れている有線が「ナツメロ」だったので、島倉千代子さんや岩谷時子さんを偲ぶ・・・。




▲<チーズのトッピングは美味しかった!>


▲<鍋の下には、アルミホィルで包まれた「焼き芋」あり>


▲<炭火で焼かれた芋は、甘くて美味しい>


▲<再度、「肉系」をたっぷり入れて少し待つ>


▲<さすがに、「肉系」が入ったら味が良くなった!>


▲<最後の「締め」は、ご飯を入れて「トマト味のリゾット」です>


▲<小出さんが、突然に「古民家食堂名物の沖縄ぜんざい」を注文した>

「ぜんざい」に、練乳をかけて食べてたら、沖縄のおやじ達は、「ワシミルク」が美味しかったと、懐かしがっていた。


【ワシミルク】コンデンスミルク(練乳)、アメリカ統治時代コンデンスと発音するのが面倒なので、パッケージ鷲の絵から来てると思われる。沖縄のスーパーでは練乳ではなく「ワシミルク」と表示されている。

「琉球国之図と完全復元伊能図フロア展」

2013年11月12日 08時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<「琉球国之図と完全復元伊能図フロア展」が行われた「沖縄県立武道館アリーナー」>

11月6日~11日まで、「沖縄県立武道館アリーナ」(那覇市)で、「琉球国之図と完全復元伊能図フロア展」が行われていたので、7日に見学してきた。

200年も前に、「伊能忠敬」が自分の足で日本各地を17年間で4万キロ、北は北海道~南は鹿児島まで歩いて測量して製作した近代地図「伊能図」。その半分以上が「アメリカ議会図書館所蔵図(単色)」で発見され、それに彩色再現を施した「伊能図大全」(収録246図)の刊行記念事業のフロア展。



歴史教科書で学んだが、江戸時代これだけ精密な日本地図を作製した事に驚く。また、伊能自身、隠居してから始めたという事に、我々中高年に勇気を与える仕事だ。


▲<武道館の床に「伊能図」が並べられている。その上を歩きながら鑑賞する(靴下を履く事が条件です)>

※1800年~1816年。55歳から17年かけて日本全土を測量し『大日本沿海輿地全図』を完成させ、日本史上初めて国土の正確な姿を明らかにした。


▲<壁面には、「伊能忠敬の人生の軌跡と功績」が掲示されている>

会場では、実際に日本地図の上を歩きながら観れるのが楽しい(沿岸部分は、くまなく精密に記録されているが、内陸部は当時の基幹街道筋が中心で、山間部は省かれていたので、わが故郷が真空地帯になっていたが・・・)。


▲<こちらは、「琉球国之図」>

会場には、『琉球国之図』も、展示されていたので、伊能忠敬さんが「琉球国」にも来たのだ。と思ったら、会場にあった解説を読むと、1717年に清国が、フランス人宣教師(測量技術者)と中国測量官を動員して、中国全土の近代地図を作製した。その2年後に、中国測量官「平安」を琉球に派遣して、琉球の緯度経度を観測させている(琉球王府は、平安からその時当時の最新技術を学んだ)。

その18年後(1737年)、平安から学んだ琉球の測量技師達が、世界最先端の測量技術を使い(多数の担当役人や地元住民を動員)、13年かけて「間切島針図(マジキリシマズ)」という、今の市町村単位の正確な地図を作製した(1750年)。その時、村の境界(間切)を示すために使った、一万個の「印部石(シルビイシ)」が、今も数千個存在している。


▲<「琉球国之図」の本島南部、最近造成の埋立地が無いだけで、戦前の沖縄県の地形とほぼ同じ>


▲<「琉球国之図」余白の記述>

後年の1796年に「高原築登之親雲上(タカバルチクドゥンペーチン)」が、「間切島針図」を縮小編集して、一枚の「沖縄諸島図」に仕上げたのが、「琉球国之図」である。


▲<「琉球国之図」那覇市の拡大(現在の地名がそのまま記載されている)>

「琉球王国」で、日本よりも20年以上前に、正確な国図が作成されていた事を今回の展示会で初めて知った。当時の最先端国「清国」に一番近い国だったので、実現したのだろう。

映画「スティーブン・ジョブス」

2013年11月10日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


アップルコンピューターの創設者の「スティーブン・ジョブス」の半生を描いた映画を観た。

自宅のガレージで創業した「アップルコンピューター社」を世界的企業にした時代の寵児。

コンピューターを個人が使うものにして、世界的大企業のIBMをアッと言わせた。

工業製品に美しさを取り入れた。



2011年没(享年56歳)後、初の映画化。「嘘つきで」「我まま」「傲慢」「完璧主義者」「卓越した話術」。自分の考えを曲げないゆえに、自分がスカウトしてきたCEO19855年に、アップルを追い出される(この辺がこの映画のひとつの山場)。1996年業績不振の陥ったアップルに復帰。アップルの企業精神を再度復活させ、奇跡の立て直しを行う。映画はそこで終わる・・・。

創業時から、一挙に大企業になり、昔の仲間が離れて行く様子は、映画「フェイスブック」と同じ。

晩年のジョブスは描かれていないので、彼の若き時代の生き方を知るのみ。

ムチャクチャで、絶対一緒に仕事はしたくないな奴だが、56歳という、あまりにも若くして亡くなった事は、世界の損失だ。もう少し、ジョブスに新しい世界を観せてもらいたかった・・・。

※実に良く似ていた。ジョブスを演じた俳優【アシュトン・カッチャー】は、2011年『バレンタインデー』『キス&キル』で「第31回ゴールデンラズベリー賞最低主演男優賞」を受賞したくらいの役者です。しかし、私生活では、2005年9月16歳年上の女優デミ・ムーアと結婚し、2012年12月に離婚した経歴の持ち主。この作品を足掛かりに、メジャーな役者になる事を期待する。

ご近所散策 「赤嶺・高良~名嘉地・田頭」

2013年11月08日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<民家の庭に育つ「パパイヤ」(青いのも黄色いのも食べる)>

走る事が嫌いな私ですが、その代わり良く歩く。

先日も、いい天気だったので「万歩計」を付けて、ウォーキングに出た。

自宅から、一度、ゆいレール赤嶺駅前の「ブックオフ」に行き、古本を2冊購入してから、「県道231号線」を豊見城市方面へ南下した。


▲<「マンゴービニールハウス」外壁に茂る花に「蜜蜂」が、たくさん来て蜜を吸っていた>


▲<「サンダンカ」の一種「スーパーキング」が、燃えるように咲いている>


▲<畑の垣根に、ひっそり咲く「ハイビスカス」>

「名嘉地」交差点手前を西に折れて、「ダイソー」や「メイクマン」に寄ってから、「県道231号線」に戻り、自宅に戻った。


▲<夕陽を受け、透けている種子房が美しい>


▲<「ギンネム」の葉は、健康茶になる>


▲<道路下に「バナナ」が実っている。しかし黄色くなったのを見ないから誰かが収穫しているのだろう>


▲<お惣菜でもありファーストフードでもある沖縄の「てんぷら屋」ひとつ50円也>


▲<おちゃめな「シーサー」がいた!>

2時間少しで、1万2086歩だった。

首里「久場川旗頭」参加記 後編

2013年11月06日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<11月3日、首里「龍潭池通り」で行われた「首里王朝祭り古式行列」(王様の行列)>


▲<同じく、王妃の行列>

11月3日、朝の8時から首里に行き、毎年行われる「首里王朝祭首里古式行列」の後に、首里の旗頭が勢揃いする行列がある。「久場川町の旗頭」に、太鼓打ちで参加してきた。


▲<首里赤田の「弥勒(ミルク)さま」>

14時に集合して「守礼の門」からスタートし「龍潭池通り」を練り歩き、途中4箇所で「旗頭ガーエー」を演舞して、終点の「鳥越交差点」へ行く。


▲<「守礼の門前」で、記念写真のあと>


▲<久場川町は、「延賢大太鼓(三尺)」が有名。出番待ちの間、元気づけに「小太鼓三連」を打つ>

「旗頭行列」が終わると、終点地「鳥越交差点」向かいの「首里中学校校庭」で、18時から「旗頭演舞」や「全旗頭ガーエー」が行われる。


▲<汀良町の「獅子舞」も待機中>


▲<周りは暗くなり始める頃、「旗頭」が揃い・・・。>





特に、「全旗頭ガーエー」は、一堂に集まった首里の「旗頭」が他の旗頭と演舞しながら「ツゥール」を激突させる「旗頭の喧嘩」が勇壮で美しい。


▲<整然と揃っていた「旗頭」が、一斉に暴れ始める!>



殆ど、地元の人しか知らない貴重で素晴らしい、旗頭行列クライマックスの「伝統承継の祭り」です。

9時から始まった「旗頭ジュネー」は、21時過ぎ最後に近所を一回り(戻りジュネー)も終えて、やっと公民館に凱旋・・・。



▲<皆、疲れも見せず丁寧に「ツゥール」を外して、来年まで保管>

全て行事が終わり、公民館の中で、お待ちかねの「お疲れさん会」が始まる。一人ひとり、年少から順番に「今年の感想」と「来年の抱負」を皆の前で話す(皆しっかりと話す)。「お疲れさん会」は、明日まで続くが、私は「ゆいレール」で帰るために23時頃に退席した。

今日の歩数は、21,235歩/10.6kmだった(履いていた「地下足袋」の底が薄く足裏がとても痛い!右指は、太鼓のバチ豆が裂けていた)。しかし、この疲れが治まると、また来年も参加したくなるのだろう・・・。