平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2006年3月12日 個人的な体験なれど

2007年04月04日 21時55分06秒 | Weblog
   個人的な体験なれど

 私たちにとってうれしい出来事は、神様からのプレゼントをいただけることだ。すでにいただいているものは、イエス様をはじめ、いくつもあるが、これからいただけるものもある。その中でも、私が一番うれしいと思うのは、信仰の確信である。
 しかし、これは、多くの場合、チャレンジを伴う。教会でも、いろいろな計画を立てる場合、それはちょっと無理ではないか、と思えるけれども、信仰においてあえてチャレンジしたときに、思わぬしるしをいただいて、これが信仰の確信となり、さらに信仰の純度が増し加わり、強化されるのである。
 私は、今度の息子の受験をとおして、まったく親の介入する余地などないところで、息子は神様と真実に向き合わせられたことを知った。彼は、長女をとおし神様からのチャレンジを受け、これが御心と信じて応答したようだ。
 私は今年は確実な所を選ぶように助言し、彼も当初そう思っていた。が、実際選んだのは昨年と同じだった。私も神様の御心を考えた。昨年、後期の大学もだめだったのは、やはり、ここに置くためじゃないか。
 広い牧師館をいただいたのは、神様がしばらくは息子も一緒に生活できるようにさせるためではないか。それならと考えた。しかし、受験が終わって、私は祈ったけれど、昨年ほどの期待感がわかなかった。
 しかし、長女は、神様はきっとご自身の栄光を長男の上に現されると、彼に言ったという。結果、彼は神様から信仰の確信という大きなプレゼントをいただいた。このことは、人生において信仰の基点となるのではないだろうか。


平良 師