晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

シデの山を楽しむ会(1) 6/26

2011-06-27 | 山・峠

2011.6.26(日)晴

 鳥垣自治会が整備を進めておられる鳥垣渓谷、シデの山の山行が催された。一段と暑さも増してきた時期だが楽しみにしていたので、早速参加させていただいた。三回のシリーズになっており、今回は鳥垣渓谷からおおだん、鳥垣林道まで往復する半日コースだ。
小野田橋集合 9:00  軽トラでおりとまで
おりと(滝)発  9:15
三の滝着    9:40
桂の木着   10:25
やすみと着  10:50
林道着     11:40 昼食林道発12:10
やすみと着  12:50
おりと(広場) 13:24

 鳥垣渓谷は名前こそ聞いていたがどのようなものか知らなかった。小野田橋周辺の河床の岩盤や吉水辺りの大きな岩石を見ていると、そこそこの渓谷が予想されるが、果たして予想以上に規模の大きい、美しい渓谷であった。滝の美しさもさることながら、岩床、岩石、水流の美しさもあり、なにより周囲が植林でなく広葉樹の林であることがなによりだ。
 塚ヶ谷の林道の少し奥に鳥垣6号墳の円墳がある。封土は無くなり石室が露出している。今回は目的でないので次回に改めて観察したいと思うが、鳥垣には他にも10基もの古墳があり、古代の重要な地であったことを思わせる。Img_3174Img_3175 
 
塚ヶ谷、鳥垣6号墳は林道の脇植林の中にねむっている。
右は第一の滝。

 大きなえん堤のところが第一の滝でここに車を置く。えん堤によって滝の下部が埋まっているがえん堤そのものの落差が相当あるので、元々の滝の大きさはかなりのものであったと予想される。熊内さんに「こめ石」(米石か)の事を聴く。この渓谷に沢山ある黒褐色の表面のつるりとした岩で、石塔や石碑に格好の良い石だということだ。この一の滝の下にも大きなこめ石があるのだが、写真を撮ろうとファインダーを覗くとなんと鏨(たがね)の痕がある、やはり過去に切り出そうとした痕跡である。桜井さんが各滝に名前を付けようと考えているとおっしゃっていたが、「こめいしの滝」ってのはどうだろう。おりとという地名だから「おりとの滝」でもいいかな。Img_3176
 
鏨の痕が残ったこめ石。


 この滝を左岸から登り、右に左に徒渉しながら3の滝のしたまで行く。道は整備され危険なところはロープを張って安全にいけるようになっている。地元の方の苦労が偲ばれるところだが、茅かきの頃は事前に道作りをし、徒渉点には丸太の橋も架けたそうだ。信じられないほどの大きな茅の束を担いで下りてくるので、しっかりした道が必要だったのだ。きれいなナメやゴーロを楽しみながら第三の滝に到着、ここで一服する。茅かきの道ももともとこの渓谷の道を使っていたそうだが、28水(昭和28年台風13号)の際に谷が荒れ、通行不能になり尾根道を下るようになったそうだ。つづくImg_3177Img_3178Img_3179





第3の滝まできれいなナメやゴーロが楽しめる。

 【作業日誌 6/26】
草刈り(5-4)

今日のじょん:暑さが続いてじょんも居場所に困っている。かみさんがジェルの冷たいマットを買ってきたが、一向に使わない。以前に買ったアルミ板の冷却板も全然使わずに遊んでいる。臭いが気に入らないのか感触がよろしくないのか、親の心子知らずとはこのことだ。Img_3209


暑くても左の冷たいマットには座らない。あほちゃうか。
 
 

コメント
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