晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

どうする?生姜 11/16

2010-11-17 | 食・レシピ

2010.11.16(火)曇

 生姜の葉が枯れてきた、そろそろ収穫時かな。とりあえず一番成長の悪いところをざっくりと掘ってみる。いやいや立派に育っている、この調子だと全部OKだなと思い、半分を収穫する。予想通り大漁大漁と喜んでいる反面、収穫後のことは何も考えていないので手放しでは喜べない。我が家で最も生姜を使うのは夏期の素麺の薬味である。秋に収穫した生姜が翌年の夏に食べられるよう保管方法があるものと思っていた。
 一昨年のこと、殊の外豊作で大漁に収穫できた生姜をインターネットで調べた方法で保管した。某県の農協がいちおしで勧めている方法で、気候的にも同様と思われる農協なので採用した。発泡スチロールの箱に砂を入れ、その中に生姜を入れて土中に埋めるというものである。念のために収穫をせずに雨除けをかけるという方法もやってみた。上等な部分はそうして保存し、端に残った部分や育ちの良くない部分を紅生姜として漬けた。翌春、おもむろに土を掘り返してワクワクしながら箱を取り出すと、なんともかんとも、全ての生姜が腐っていた。直接土に残したものも同様である。半年の栽培の苦労が徒労に終わった瞬間である。Img_2308

情けないったらありゃしない(2009.4.28)


 残ったのは屑生姜で作った紅生姜だけで、これは風味よろしく一年間ほど味あわせてくれた。
 この反省を活かして、昨年は籾殻保管法を実行しようと、お向かいから怖ろしいほどの籾殻を戴き収穫に備えた。ところが昨夏は冷夏で作柄はさっぱり、保管するほど収穫できず、小さな瓶に紅生姜を作るだけだった。
 今年こそと籾殻を用意し、今日の日が来た。ところがこれまでに生姜の保存法について詳しく調べると、どうも絶望的な様子である。保管温度は14~16℃、湿気ても駄目、乾燥しても駄目だって。低温多湿の上林では到底不可能である。スライスして冷凍とか摺り下ろして冷凍、パウダーにするなんてのもあるが、そこまでするなら買ってきて食べた方がよっぽど美味そうだ。
 というわけで半分は紅生姜にして、残りの半分どうすべえかという難問にぶつかっている。腐らしてしまうくらいなら、それまでに食ってしまおう。夏の素麺時には買えばいいやという結果になった。Img_1742
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水洗いして皮をむき、塩をして一晩おく。


 で、さっそく八宝菜に入れたりしたが、なかなか美味い。メニューも検討してみると、しぐれ煮や醤油炊きなど結構美味そうなものがある。
 今日のところは940gの新生姜を紅生姜にすべく下ごしらえを行った。漬け上がったところでレシピを紹介しよう。

【作業日誌 11/16】
生姜収穫半分、紅生姜作り
ガーデンシェッド、床板切り

今日のじょん:散歩や食事など、かみさんがじょんの世話を少しずつ出来るようになって助かっている。何から何までやっていると、一日の行動の二割近くをじょんに費やすこととなりそうだ。最初から一人で飼っている人や多頭飼いの人たちはいかばかりかと思う次第である。
Img_1734
枕あそび。


コメント
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