晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

熊被害の影で 11/3

2010-11-04 | 日記・エッセイ・コラム

  2010.11.3(水・祝)曇

 連日のように熊被害がニュースとなり、上林でも熊出没が日常茶飯事となってきた。熊目撃情報は有線放送で随時放送されるそうだが、有線放送に加入していない、あるいは加入できない家庭では情報は得られない。綾部市は有線放送を聴ける家庭にだけ熊情報を出している。
 また、熊目撃情報というのは文字通り熊目撃情報であって、熊が出没し柿の木を食い散らし、黒くてでかい糞をまき散らしても、目撃しない限り情報として取りあげられないそうだ。この情報が住民の安全を目的とするならば、目撃されなくても出没が確認できるなら情報を出すべきではなかろうか。どちらにしてもその情報が得られない我が家では関係のないことだが。安心安全を声高々と訴えられた市会議員のお答えが聞きたい。
 さてその熊被害の影で、猪や鹿などの被害が話題に上がらなくなった。ところがこちらも相変わらずというよりますます被害が増大して、実質的な被害以上に精神的な影響が懸念されているようだ。
 朝夕の散歩時も熊の出没ばかりを気にしていたが、堤防沿いの道に大きな猪の堀痕を見つけて、猪もうろうろしてるんだと思い知らされたところである。そして谷の水道補修に我が家の敷地を一歩出たところにこれまたでかい堀痕を見つける。表面をめくったような痕はよくあったが、ここまで掘られた穴は初めてである。これを敷地内でやられたら堪らない。Img_1615 Img_1620
 
堤防沿いにあった堀痕と家のすぐそばの堀痕。


 そして敷地内に連日侵入している何者かがいるのだが、小さな鼻の痕や少しばかり地面を掘った痕などがあるばかりで、たいした実害もなく放っていた経緯がある。ところがこの侵入がエスカレートしてきて、侵入範囲も敷地全域にわたりだし、糞もところどころに残すようになってきた。Img_1632 Img_1613

なんかの実の皮のようなものが残留している。


  アナグマ、アライグマ、ハクビシンなどの動物かと思われるのだが、今朝とんでもない光景を発見する。じょんのびガーデン玄関登り坂にかみさんが植え付けた芝生があるのだが、今夏の暑さで枯れて枯れ草状態になっている。その二坪ぐらいの芝生の上をきれいに縦横に並んで鼻の痕を着けているのだ。ミミズなどが見つからなかったためか掘り起こしてはいないが、なんとも根気よくやったものだと感心する。Img_1629Img_1630

無数の鼻痕。


 芝生広場がやられなくて良かったなどと思っていたら、こちらもやられていた。芝生広場は30坪ぐらいあるのだが、その全面をご丁寧に突いて廻っているのだ。その鼻痕は何万となるだろう、しかも何カ所かは掘られていて無惨なことになっている。ゴルフ場などで猪が芝生を掘った痕はよく見たが、こんなものではないので猪では無さそうだが、ひょっとするとうり坊かもしれない。そうなると捕獲というのは難しそうで、電柵などの対策が必要となる。でも今の私にはそんな時間も資力も無い、少しずつ自らの領土を侵略されていく感じでなんとも不気味だ。Img_1627 Img_1628


波打っているような鼻の痕とひっかいたような堀痕。


 今日のじょん:本文中の侵入者の作業時間は相当長時間に及ぶと思う。しかも玄関の方の芝生は、じょんの寝てるところのすぐ近くだ。なんか反応あってもいいんじゃねえか。ちっちゃな虫にはえらい反応するんだけど、、、、。Img_1553

 
そんなのかんけいねえってか。

コメント
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