晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

秋ナスはクマに食わすな 9/19

2010-09-20 | 違いのわからん農学士

2010.9.19(日)曇

 現在のじょんのびファームの主役は秋ナスである。「秋ナスは嫁に食わすな」という諺は諸説あるようだが、美味いと言うことは間違いないようだ。夏になったナスが、秋になってもなり続けているのが秋ナスかと思っていたのだが、そういうナスは硬くて食えない。秋ナスとは夏の収穫が終わる前に、剪定をして根切りをして追肥を行い九月頃に改めてなってくるナスのことである。いやあこれって知らなかったなあということで、違わか農学士の真骨頂ってところか。そこまでやるかというぐらいちんちくりんに剪定し、完璧に根を切り、しこたま肥料をやったら、これって本当になるのかなあと不安になる。炎天下の水遣りを続けていると、花が咲き実が着いていよいよ秋ナスなるものが出来てきた。Img_1358

9月11日の状況、小さいのがひとつなっている。


 もう少し大きくなるまで待って食おうかという瞬間、アライグマが再来した。くそったれ、お前に食わすために作ってんじゃねえよ。よっぽど美味かったんだろう又しても皮だけ残してきれいに食べていた。従前のごとく一個だけの被害であったことは幸いである。もう一つ幸いなことは、もう捕れへんし返そかなと思っていた捕獲カゴがまだ手元にあることだ。真夏のクソ暑いときに、魚肉ソーセージや竹輪など上等の餌をやってたが、かっぱえびせんなどのやすもののお菓子が良いそうだ。それを早く言ってよん。秋ナスはクマにくわすな。Img_1382 Img_1383

しっかりできた秋ナスと被害の残骸。



 今日のじょん:今夜はおとーが晩飯を作った。ドッグフードを2杯半、人参とキャベツを刻んでジャーキーを細かく切って一緒に煮込む。残り汁でフードをふやかし、遊膳という低脂肪のレトルトパックをトッピングする。これって毎晩なんだけど贅沢な感じだなあ。

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擬態 9/18

2010-09-20 | 違いのわからん農学士

2010.9.18(土)晴

 今夏は猛暑のためか強烈に虫が多かった。ゴキブリと蚊は上林では少ないはずなんだが、今年はしっかり発生した。気温の高さが影響したものと思える。気温が上がればその他の環境は充分すぎるほど揃っていそうだから。
 害虫御三家のハエも多く、殺虫剤やはえたたきなどが大活躍した。花木の害虫も例年より多いようで、スジキリヨトウは芝生広場まで大発生したし、桜にも毛虫が大発生した。意外と少なく感じたのは、ムカデで家の中では小さいのが一匹発見のみであった。土を掘り起こす造成時に多いそうで、我が家も落ち着いてきたのかなあと思う。ただ、ゲジやヤスデは大変多かった。
 木に付く虫は大きな木については問題もないようだが、発展途上の木については手で捕虫している。特に値段の高い木ほど虫が多いようだ。最も値段の高い木は白樺である。3本で6,000円の苗木が一番というのも情けない気がするが、こいつをやられると頭に来るのだ。三本ある内で、真ん中の最も育ちの悪い木ほどよく虫が着く。一番小さくて弱いニワトリが虐められるのと同じ理だ。人間社会も同じである、弱いところ弱いところに災いが起こるものだ。だからこそその木を重点的に点検しているのだが、なんとも信じられないような擬態を示す虫がいる。触るまで枝と見分けがつかない、生物の世界とは何とも不思議なものだ。Img_1373 Img_1375

どこが虫かわかるかな。


【作業日誌 9/18】
大根、白菜間引き

今日のじょん:かみさんの大好きなじょんの顔は、きびなごを食っているとき。ごはんやジャーキーなど食べてるときには決して見せない、くちゃくちゃと食べる姿は本当に面白い。いい写真がないので、撮れたときに紹介しょう。

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