晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

終戦の夏 8/2

2010-08-03 | 日記・エッセイ・コラム

2010.8.2(月)晴れ

 暑い日が続いている。この季節になると原爆記念日、終戦記念日などが近づき、新聞、テレビなどで戦争に関する記事や番組が多くなる。先の大戦を風化させることなくその不条理性や悲惨さを語り継いでいくことは大切なことだと思う。最近の報道では永年語られることの無かった部分や、海外における秘密文書などが公開されたりして新たな視点で戦争を観ることができる。やはり私たちの最大の願いは世界平和であると思う。Img_3689_3

長崎原爆落下中心地


 終戦とは直接関係ないのだが、民主党政権になって沖縄返還時の核密約の有無が俎上に上がった。結局有耶無耶になりそうな状況だが、今ここで明らかにしなければ永久に葬られることとなるか、あるいはどうでも良くなってから真相が語られるという茶番に終わりそうな気がする。昨日の讀賣新聞トップに「核密約草案も佐藤邸に」という記事があり、キッシンジャー大統領補佐官(当時)と極秘裏に議事録作成交渉を行ったとする若泉氏の証言の信憑性を裏付けるものと報道されていた。
 これは一大事、各報道も大騒ぎとなるかなと思いきや、ヘリコプター墜落やどこやらの最高齢者の年金詐取事件ばかり騒がれて、日本中平和と言うことに対して鈍感になりつつあるのかなあと寂しく感じる次第である。
 佐藤首相と言えば日本で唯一ノーベル平和賞を受賞している。しかもその事由は非核三原則などの功績というらしい。沖縄返還が1972年、ノーベル賞受賞が1974年だから、非核三原則を堅持した沖縄返還が大きく影響していると想像できる。それが裏で核持ち込みの密約があったとしたら、彼は一体どのような気持でノーベル賞を受賞したのだろう。
 湯川博士や田中博士の受賞は日本人にとっても誇りである。しかし、平和賞には?の付く人物も多く、北里柴三郎氏の未受賞については人種差別の兆候があるとさえ言われている。
 「こんな怪しげなノーベル賞なんざ、やろ言われてもいらんわい」
 「おとーさん、ノーベル賞ってもの凄い額の副賞が付いてるんやで」
 「それだけ貰うってわけにいかんのかいな」
 「まあ貰えてもノーメル賞やなあ」 ちゃんちゃん。

【作業日誌 8/2】
茗荷収穫

今日のじょん:ブヨの発生が多くなってきた。昼間はとても行動できないので、夕方が主な作業時間になるんだがこれが堪らない。かみさんは首から蚊取り線香ぶら下げて虫除けスプレーして散歩に出かけてるが、じょんはそういうわけにいかない。やむなく電子蚊取りなんぞをぶら下げている、どーだかねえ。Img_1147
 

 

コメント
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