東京千鳥が渕付近
朝5時半に桜の花だらけの都心を歩いた。
靖国神社、北の丸公園を抜けて千鳥が渕へ朝早いためか人通りは少なかった。
東京にこんなに桜があるとは思いもよらなかった。桜 さくら サクラである。
90分歩いて朝食が美味しかった。
東京千鳥が渕付近
朝5時半に桜の花だらけの都心を歩いた。
靖国神社、北の丸公園を抜けて千鳥が渕へ朝早いためか人通りは少なかった。
東京にこんなに桜があるとは思いもよらなかった。桜 さくら サクラである。
90分歩いて朝食が美味しかった。
北国の地平線の彼方に連なる山並に日が落ちる荘厳な絵巻には及ばないが、屏風のように立ちはだかる北アルプスの夕暮れ、中でも春の夕暮れは好きだ。
微風が梅の香りを運んでくる。
薄い茜色の空と、蒼く雪をいただく山並、暮れなずむ街に瞬く灯。
ここがまだ村と呼ばれた頃、村の鎮守の祭りは、曜日に関係なく4月9日10日と決まっていた。
学校は休みで、家には親戚縁者が集まった。その日が子供心に待ち遠しくて仕方がなかった。
春の暮色の中に一抹の寂しさを感じ取るのは、待ちに待った村祭りが終わったあの頃の、夕暮れの寂寥感が今でも鬱積しているからかもしれない。
東京から靖国神社に咲き誇る桜の写真が届いた。
信州も花の季節に向かって一気に加速した、桜にはまだ間があるものの、紅梅白梅、白木蓮、サンシュウ、辛夷が通勤途中を彩る。
早起きの福寿草は花を散らせて既に種子を実らせている、先日までの寒波にうちひしがれていた姿が嘘のようだ。
土手の枯れ草の中に緑が芽生え、朝と夕では色彩が大きく変わっている。
自然界の偉大なエネルギーを改めて感じる季節である。
新しい高齢者運転マークを車の前後に張り付けて1カ月近くなる。
あたりまえのことだけれど 無事故無違反である。
運転中まわりの人の視線が柔らかくなったように思う。
マークのご利益もあるのだろうが、それは大震災を経た人の温かさなのかもしれない。
4月1日義兄(次兄)が心筋梗塞で旅立った 享年81歳。
入院したとの知らせに駆け付けたが間に合わなかった。
5月の連休明けに挙行される埼玉の姪の結婚式に兄弟姉妹が全員で出席することになっていた。
数年前大病から奇跡的に生還した最年長の義兄にとって、最後の慶事になるかもしれないからそろって東京へ行きましょうと準備していた矢先である。
長兄は「おれより先に行くなんて・・・」と次兄の枕もとで泣いた。二人は従兄弟である
今夜納棺 明日火葬 葬儀 告別式とあわただしく続く。