鹿よけのネットを張った小さな畑に馬鈴薯を植えた、畝の間を小型の耕運機が使えるように広く取った。
馬鈴薯の種類は男爵がほとんどであったが最近新しいハイカラな名前の品種が沢山出回っている。
我が家ではここ数年「きたあかり」が主力品種である。
梅雨の頃美しい花が咲く。
北海道で峠を越えた時、緩やかな起伏が幾重にもかさなって地平線の果てまで続く花ざかりの馬鈴薯畑を見た。
ここでは馬鈴薯の花を摘むのが常識になっている、その分芋に養分が回るのだという。
忙しさに花を摘むことが出来ないこともあったが、芋の収穫には差がなかったように思う。