或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

バイクタクシー

2011-06-09 05:38:35 | 800 観光
タイ出張時に利用して面白かったのがバイクタクシー。街のいたるところにマラソンでよく見かけるようなオレンジ色のゼッケンをつけた集団がそれ。駐在員からバイクタクシーだと聞いて、近くの日本料理屋へ行く時に利用してみた。ヘルメットもかぶらず後部座席に座って10分ぐらい乗ると目的地へ到着。料金は確か20バーツだったような。日本円で約60円。こりゃ安い。

料金はともかく、渋滞している車の横をスイスイと抜けていくのが気持ち良くて。それで今回も早速利用。タイが初めてという連れの2人への観光サービスという意味合いもあったかな。これに気を良くして夕食を取った後に歓楽街へ。運転手達がたむろっている所へ行って、「ナナ、ナナ」と言うと、その中の一人が「ナナ、ナナ」と返してきたので、これで指示はOKと思った。

我々ひとりずつを乗せた3台のオートバイは、裏道を通ってゴーゴーバーのあるナナのある方角へ。蒸し暑い中で、通り抜ける風がとても心地よい。勿論バンコクに詳しい訳がないので、どの辺りを走っているのか全く検討がつかなかったけど、何処か見たような交差点付近でバイクは停止。すぐ後で連れのひとりも到着。それからしばし、残りのひとりを待つことに。

ところがいつまで経ってもバイクが来ない。こりゃ逸れたのかなと諦めて、目的地であるビルを目指したものの、どうも周囲の景色がナナと違うような。そのうち連れが「あのネオンはスゴイですね」と通り向かいを指差した。その中心には”Soi Cowboy"と書かれた大きな看板が。「おいおい、ここはナナじゃなくてソイカーボーイなのかよ」と、ようやく置かれた状況に気づいて。

後で分かった話だけど、残りはひとりはちゃんとナナに連れて行かれていた。つまり自分を乗せた運転手が場所を完全に間違えていたということ。しかしナナと自分で言っておきながら間違うとは、とんだシロウトに出くわしたもんだとあきれ果てて。結局その日は別々に行動し、翌晩にようやく3人揃ってゴーゴーバーへ。ある意味でとても良い勉強になったとは思ったけど。


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