或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

破魔矢

2010-01-07 06:20:34 | 900 その他
最近は正月に家族全員で神社にお参りするという習慣が薄れてきている。というか、カミさん達は実家で元旦にやっているらしく、自分だけが取り残されている格好。今年も名古屋から2日に帰ってきたので地元の神社に一緒に行こうと誘ったのだけど、カミさんは3日から仕事だったし、娘と息子は2人で映画を見に行く予定があると断られ、結局4日に自分ひとりで行くことに。

毎年せっせとお参りする理由だけど、これはもう長年のならわし的な意味合い。お参りそのものもだけど、中でも前年の破魔矢を返して今年のを買うというのが大きい。今年も夕方に破魔矢を助手席に置いて車で出かけたまでは良かった。神社へつながる道へ入ろうと右折レーンに入って信号待ちで停止したら、少し経ってエンジンが止まって。いわゆるエンスト。

その後何度かセルをまわしてみたけれど、エンジンが再始動しない。こりゃダメだと、ダッシュボードに入れておいた車の保険証のコピーから電話番号を探してケータイで保険会社へ連絡。その後で車を押して数メートル動かし、なんとか他の車の邪魔にならない場所まで避難して。といっても片側2車線の国道の中央分離帯のすぐ側。つまり道路のど真ん中で立ち往生ってやつ。30分ぐらいでレッカー車が来て車を積んですぐ近くの系列ディーラーへ。この一連の行動が、我ながら極めて迅速かつ冷静だった。

なんか想定どおりだったなと。ケータイは当たり前として、保険証のコピー、ケータイに付けておいたボールペンとミニライト、全てがうまく機能してくれた。加えてディーラーがちょうど4日から営業で、しかも営業時間内に搬送が完了。JAFは退会したけれど保険にロードサービスがついていて、結局レッカーの費用は無料で、しかも自宅へ帰るタクシー代も補償される。

実は当日の昼にエンジンをかけようとしたらかからなかった。ひょっとしてプラグがかぶったのかと数時間待ってお参りに行こうとしたらかかって。だけどどうもエンジンの振動が大きかったのは確か。つまり遅かれ早かれディーラーに持ち込まなければならなかったということ。自宅にレッカーを呼ぶよりは道路で呼んだ方が状況的にフツーかなと。保険の処理的にもスムーズだろうし。

帰宅して「正月早々のアクシデントだったけど、ある意味でラッキーだったよ」と笑いながら家族に話したら、「ポジティブな性格だよね」とあきれられたけど。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿