或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

あまんじゃく

2009-03-26 06:23:45 | 650 酒
通勤の行きと帰りに桜並木が横目に入るのだけど、日増しに暖かくなる中でポツポツと咲き始めている。冬の必需品だったコートもいらなくなったし、いよいよ春到来という感じ。暖かくなると変わるのが酒の種類。あれほど飲んでいた日本酒の熱燗や焼酎のお湯割りがめっきり減り、このところ増えているのが焼酎のロック。食前、食後を問わず気軽に1、2杯という感じで。

家にある焼酎には2系統あって、ひとつは前に紹介した「百年の孤独」に代表される長期貯蔵の濃厚系。もうひとつは普段使いというか、短期貯蔵のあっさり系。後者の代表が地元の中国醸造で造っている「あまんじゃく」。とにかくクセや嫌味がなくて飲みやすい。だから料理の味の邪魔をしないのもいい。これを飲む度に思い出すのが名前の由来となった伝説。

紙パック仕様の側面に書いてあるのを要約すると、”昔海辺のある村に父母と息子が住んでいた。父母の唯一の悩みは、息子が何かにつけて親の言うことの反対ばかりすること。あるとき死期が近いことを知った父親が、自分の墓を家の裏山に建ててもらいたいと思ったが、息子の性格を踏まえて一計を案じ、あえて沖の小島に墓を立てたいと息子に頼んで息を引き取った。ところが息子はそれまでの親不孝を悔やみ、父親の最後の願いを叶えようと言われた通り小島のてっぺんに墓を立てた。

それ以来人々はこの島のことを”天の邪鬼の島”、広島弁で”あまんじゃく”と呼ぶようになった。”というお話。中で出てくる小島というのが、広島湾に浮かぶ写真の津久根島。実はこのあいだカレイ釣りに行ったときにカキ筏の上から撮ったもの。小さくてとてもカワイイ。島のてっぺんには今でもホントに墓があるらしい。なんかねえ、ホロリとさせる話だといつも感心するけど。

”あまんじゃく”言えば、周りにもそういう人間がけっこういる。自分のカミさんがその典型だけど、どうも血液型と関係している気がして。B型に多いのではと思って調べると、やはりそれが通説になっているみたい。A型の夫とB型の妻の組み合わせで浮き彫りになるような。このあいだTV番組の”食わず嫌い”でもその話題が出たので、やはりそうなのかなと。


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4 コメント

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Unknown (とど)
2009-03-26 16:23:53
A型とB型が合わないというのは通説ですよね。それとO型とAB型。
その他の組み合わせは、どれもまぁまぁみたいですよ。
かく言う私は、B型です(笑)。
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Unknown (ハンコック)
2009-03-27 06:43:07
その”食わず嫌い”でA型の石橋貴明が言ってたけど、若い時に好きになるのは必ずB型だったと。でも年を取るとそれが大間違いだと気づいたとか。なんか分かる気がしたなあ。

どうも性格の違いとかを超越して人間としてのルーツが違うような気がするんだけど。なんて言うとB型のとどさんに失礼かな。(笑)
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血液型 (匿名)
2009-07-04 04:41:19
O型とA型は互いに合うってよく聞く。
O型とO型、A型とA型、A型とAB型も合うってテレビや雑誌でよくみるしよく聞く。
B型とO型も聞くけど、B型がO型と合うって言ってるのが目立つなか、逆にO型はB型に苦手意識を持ってる人の方が多いみたい。

自己中などあまり良くないイメージが定着してるB型は他の3種から異質扱いされやすいってテレビでやってたりするし血液型占い信じすぎると人間関係に影響したり酷い場合ブラッドハラスメントとかもあるらしい。

実際、同じ血液型なのに性格が正反対な人とか結構いるし血液型に関する詳しい情報をみても関係性は無いように思う。

なのになぜ日本人はこんなに血液型を気にするのか…
国民性。やっぱり環境なんだなって思う。
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関係ないですか。 (ハンコック)
2009-07-04 07:53:16
まあなんとなくそう思っているだけで、確かに血液型を聞いて性格とまるで違っていたなんてこともよくありますからね。単なるイメージなのかもしれない。というか、そうこじつけて自分を納得させているだけかも...。

ブラッドハラスメントという言葉は初めて聞きましたが、飲み会なんかでそういう場面があったような気がします。
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