或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

真鯛

2013-07-07 06:01:02 | 400 釣り
昨日はいつもの遊魚船で釣りへ。このところ梅雨でずっと雨続きの広島だったけど、土日はなんとか降らないかなと思いつつ港へ。いやな予感がしたのは、出港して1時間ぐらい経った時。船底で寝ていると、やけに揺れが激しくなってきて。船酔いはしないから問題ないのだけど、あまりの鋭角的なショックが続き、体が痛いのなんの。かなりシケているのかなと。

魚場である山口県の情島付近に到着してデッキに出てみてビックリ。波はそうでもなかったけど、風が強いのなんの。こりゃちょっと無理なんじゃないのと思いつつも準備を開始。この日の狙いは真鯛で、3本針の胴付きに青虫を1本掛けして底付近を探るのだけど、瀬戸内海でこんな所があるのかと思うぐらい深かった。およそ約80mから100mぐらいで電動リールが必須。

釣りを開始後しばらくして、後ろに座っていた友人が62cmの大型を釣り上げた。これは自分にもチャンスがあるなと。この1年ぐらい幾度か真鯛釣りにチャレンジしたけど、30cm未満のチダイがせいぜいで、真鯛が釣れたためしがなかった。だけど数時間経って、船中で4、5枚上がっても自分には外道のニベやカサゴばかり。こりゃヤバイと焦り始めた頃に待望のアタリが。

リールを巻き上げている途中で、今までにない強くて鋭い突っ込みが何度もあったので、これは真鯛に間違いないなと。サイズも50cmオーバーの大型は間違いないだろうと。気づいた仲間達が自分の竿を見守ってくれていた。これは久しぶりのショータイムになったなと徐々に興奮してきて、ついにクライマックスへ。だけどその時に信じられない光景が。なんと真鯛ではなくて60cmオーバーのニベだった。まさに天国から地獄。「おいおい、そりゃないよ」と嘆いたのは本人だけで、周囲は大爆笑。

これで相当気落ちしたまま終盤へ。結局8人中真鯛を釣っていないのが自分1人に。「こりゃ、ダメかな」と諦めかけていた時に、やや弱めのアタリが。海中に真鯛の姿を確認した時は嬉しかったなあ。中型の43cmで食べ頃サイズ。その晩に調理して3枚におろし、とりあえずお造りで食べてみたけど美味しかった。久しぶりにドラマがあったと感慨深い1日になったかな。


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