或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

Lei Makau

2013-03-25 05:54:12 | 880 ハワイ紀行
ハワイのお土産話の第2弾は”ボーン・カーヴィング(Bone Curving)”。言葉の通りクジラとか牛の骨を細工したもの。自分が興味を持ったのはレイ・マカウ(Lei Makau)と呼ばれる釣り針(フィッシングフック)。実はハワイ旅行で何をするか検討し始めた頃には、是非とも釣りをやりたいなと思っていた。勿論ネットで遊魚船のサイトをいろいろとチェックして情報を入手してもいた。

調べると、思った通りカジキマグロといった大物からハマチやカツオ等の小物まで、好みに合わせて様々なジギングが楽しめることが分かった。実は新郎も彼のお父さんも釣り好き。「こりゃ、女性陣を買い物へ送り出した後に3人で船を貸し切って釣りをすれば、お互いに好きなことができる、釣った魚はその日に料理して食べればいいし」と勝手に妄想を描いていた。

だけど、いざスケジュールを詰めていくと、結婚式と観光と買物だけで、あっという間に現地の予定が埋まってしまい、釣りなんてやる余裕が全くないことが分かって。「ゴルフとか釣りとか、日本でできることをわざわざしなくていいんじゃないの」なんてダメ出しをされた時には、「確かにその通りだよな」といつになく納得したのも確か。ということであっさり予定からドロップ。

なんて冴えない話は置いておいてレイ・マカウに戻ると、実に様々な形と大きさのものがショーウィンドウに並べられていて。店長から「鏡で確認したら」との誘われたので、いくつか首につけてみて決めたのが上の写真で、中くらいの大きさでシンプルなデザインのもの。「買ったとして何時つけるのだろう」という疑問を持ちつつも、どうしても欲しくなり買ってしまった。

このレイ・マカウはポリネシアの漁師の文化を語る上では重要なものらしく、幸せを釣ったら離さないという伝説もあるぐらいで、今でも多くのネイティブが持っているらしい。それじゃ自分は何時つけるのかだけど、いつかまた南国の島へ旅行する機会があれば、その時ぐらいかな。まあ、ずっと箱の中にしまっている可能性が限りなく高いような気がするけど。