或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

パイナップル

2013-03-11 06:01:18 | 880 ハワイ紀行
ハワイ3日目は、車でノースショアへ遠征。H1、H2と高速道路を乗り継いで99号線へ入り、片側1車線を北上すると、そこはタイの山奥へでも来たかのような、のどかな景色に様変わり。そのうち道の両側の赤土に何やら農作物がぎっしり植えてあるのに気づいて。近くで見ると、これがパイナップル畑だった。パイナップルって木の上に実がなるとばかり思っていたけど。

そういえばハワイに来てドリンクを頼むとパイナップルの切り身がグラスに添えられていることが多い。確かにトロピカルな果物の代表と言えばパイナップルと言っても過言ではないかも。ホール・フーズとか現地のスーパーでも山積みになって売ってあるし。ハワイは生産量そのものが高い訳ではないけど、コーヒーやサトウキビと並んで有力な農作物のひとつらしい。

滞在している間は食べない手はないなと、最終日には2個も買って昼食後の皆のデザートに。これがみずみずしくてとても美味しかった。日本で食べるのより新鮮で繊維質が感じられた気がする。値段も歩LB(ポンド)当たり1.5ドルだから、1個3ドルぐらい。日本で買うより安いのは確かで、食べる価値は十分にあった。こう書いていると、なんかまた食べたくなったりして。

それで情けない話をひとつ。スーパーでパイナップルを買った時に、隣のワゴンに同じような皮の形をした植物を発見。なんとなくパイナップルに似ている。日本で見たことがなかったので、記念にとこれも2個買ってみた。宿に帰ってネットで調べると、名前が分かり調理法も出ていて、何でもスープに入れるのだとか。皮の色が緑だったので、そういうものかなと。

カミさんに料理を頼んで待っていると、「ちょっと、これ棘があるじゃない」との悲鳴が。確かに葉の一部に棘のようなものがついている。「この棘を食べたらヤバいんじゃない」と女性陣が言い始めたので、やむなく食べるのを断念。調理の途中で全て廃却することに。けっこう高価だったのに結局食べられずじまい。帰国してネットで調べたけど名前すら分からなくなっていた。