或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

寿しTARO

2012-01-12 05:44:39 | 870 米国紀行
米国旅行の現地3日目に、ワシントンDCで美術館巡りをする前に昼食をとったのが「寿司TARO」という日本食レストラン。場所はデュポン・サークル(Dupont Circle)の東側。この辺りは学校も多く、雰囲気の良い中流住宅街って感じ。ニューヨークで寿司懐石を食べた後はサンドイッチ等で手軽に済ませていただけに、この辺りでそろそろ日本食をとは思ってはいた。

いつ頃からだろう、旅行前に必ずチェックするのが訪問する都市の日本食レストラン。というか国内の出張でも同じ話だけど。年を取って舌が肥えてくると、まずい食事だけはしたくないという意識が働いて。特に海外では、日本食といっても名ばかりで、外国人が調理をしている店が少なくないので、とりあえず日本人が調理をしている店というのが最低条件にしている。

上の写真の看板が分かりにくいところにあるので何回か通りを行き来したけど、これまたビルの端にある、注意しないと見落としそうな階段を登ると2Fの入口へ。広くもなく狭くもなく、なかなかモダンで落ち着いた雰囲気で想像通り。ひとりなので入口のすぐ傍にあるカウンターに案内されて。メニューを見ると寿司を中心に日本食を幅広く揃えている。とりあえずビールを注文。

同じカウンターに白人の客がひとりいて、彼が食べていたのが”弁当箱(Lunch Bento Box)”という名前の日替わり定食。下の写真のように刺身、鳥の空揚げ、海老フライ等とご飯と味噌汁というオーソドックスなもの。値段も14ドルとリーズナブルだったので自分もそれを注文。食べてみるとこれが想像以上に美味しかった。日本のそこそこの店とほぼ同等。嬉しかったなあ。

客は白人と東洋人が半々ぐらいだったかな。そのうち満席になったけど、おそらくこの辺りの人気店のひとつなんだろうなと。食が進むにつれて二日酔いも和らいできて、気分は上々。なかなかの店だった。後でホテルに戻った時、ワシントンDCの観光案内のパンフレットに日本食レストランが特集されていて。思ったよりもいろいろな店があるんだなあと認識を新たにしたけど。