或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

タチウオ

2010-10-11 06:45:21 | 400 釣り
この土曜日に友人と船釣りへ。狙いはタチウオとウマヅラハゲ。例年だと船からのタチウオ釣りは年が明けてからが本番なのだけど、今年はこの時期によく釣れているという情報があり、それならばと行くことに。今回は友人3人とその知り合い1人とで合計5人。こうなるとほとんどチャーター状態なので、誰に気兼ねする訳でもなくてとても気楽。ただし心配だったのが天候。

”雨男”という言葉があるけど、友人の1人がまさしくこれ。今回もたまたま彼が船の予約をしたのだけど、案の定雨模様。というか、釣行で雨が降る時は、ほとんど彼が予約した時だけ。港に向かう別の友人の車の中で、やっぱりかという顔で2人が苦笑いしたような。だけど雨がそんなには強くなさそうだったのが救いだった。久しぶりに利用した遊魚船でいざ大黒神島へ。

そこには既に数隻の船が集結していた。ただしそんなに釣れている感じでもない。メタルジグで釣りを開始したけどアタリはほとんどなくて。結局2時間ぐらい粘って友人が1~2本、自分はボウズ。というかアタリが一度もなかった。それから別の場所へ移動。そこでジグから冷凍サンマを使った餌釣りへ変更。これが功を奏して指4本クラスを3本ゲット。総じて不調だった。

結局タチウオを諦めて昼からはウマヅラハゲに対象魚を変更。だけど何度場所を変えてみてもアタリなし。船長の話では、っ魚影がほとんどないらしい。こりゃヤバイかなと最後の場所へ着いてしばらくすると、ようやくアタリらしきものが出始めて。それから30分間ぐらいだったかな、入れ食いになったのは。それまでが冴えなかっただけに俄然皆の目の色が急変して。

結局自分は30cm~38cmのウマヅラハゲが10匹。終わってみればイマイチだけどなんとか形を作った格好。その晩の食卓は勿論これらの魚。ウマヅラハゲの薄造りとタチウオの炙り。そしてウマヅラハゲの水炊き。それに以前紹介した日本酒の「一滴入魂」の冷酒。中でも上の写真のタチウオの炙りは、料理用バーナーの使い方が分かってきたせいか、もうほとんど料亭の味。とにかく皮から染み出た脂とその旨味とやや固めの食感が最高。これだから釣りはやめられないと再認識したかな。