或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

帰国

2009-05-03 13:22:07 | 830 パリ紀行
7泊9日のパリ旅行を終えて5月1日の朝、AF292便で関西国際空港へ無事に帰着。飛行機に乗る前は焦った。朝ホテルを出てモンパルナス駅から出ているエールフランスバスのシャルル・ド・ゴール空港(CDG)行き直行便に乗り空港に着いたまでは良かったけど、そこからが想定外。特に出国手続きが、徹底した手荷物検査の影響なのか大渋滞で1時間以上もかかった。

連絡用バスに乗り込んだのが出発時間の15分前。シングルモルトウィスキーを買おうと、この旅行で初めての自分のための買物を楽しみにしていたけど、結局それもパー。しかもバスの中でカミさんへの大事なお土産が入っているボストンバッグを手荷物検査のローラーに置き忘れたことを思い出して。急いで引き返し、取り戻したバッグを手になんとかバスへ戻ったけど。

でもアンラッキーの後にはラッキーもあって。前日の夜にインターネットでチェックインした際に変更した座席が大正解。当日の客の搭乗率は8割程度で満席ではなかったので空席もポツポツと。自分の座席は中央4列の左端だったけど、なんと自分の右横2席が空席。右端の日本人の老人と1席ずつ使うことに。この2席分というのはビジネスクラスに匹敵するスペース。いや快適だった。足を完全に伸ばせるし、足を組めば2席の上で横たわることもできる。これで快適に機内を過ごせたから。

昼過ぎに広島の自宅に到着。それから1日以上経つけど、終止ボーッとしている。時差ボケもあるけど、かなり体が疲れているみたい。だらだらと旅行用バッグの後片付けや買物のレシートの整理をやっていて、どうもピリっとしないし。その中に紛れていたのがメトロと呼ばれるパリの地下鉄の地図。日本からコピーして持っていったのが破れてボロボロになっている。

やっぱりなと。メトロはパリ市内であれば距離や乗り継ぎ回数に関わらず、料金は一律1回1.6ユーロ。自分が利用したのはカルネ(carnet)と呼ばれる10枚組みの回数券。これだと1回あたり1.14ユーロ(約150円)。数えると、現地での6日間で30枚近く使っている計算。SNCFと呼ばれる郊外電車も別に2日利用しているし、とにかく休む間もなく朝から晩まで歩き回ったということ。

ということでGWの残りは全部休養にあててゆっくりするつもり。その後で”パリの美術館めぐり”や”著名人の足跡”等のシリーズものの紀行を始めたいと思います。