或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

MAXFACTOR

2008-10-03 06:29:15 | 370 テレビ
久しぶりにぐっとくるCMに出会いました。綾瀬はるかが出演しているマックスファクターの化粧品のCM”ぴたっと美肌編”。「デュアルエフェクト」というファンデーションの宣伝で、男には無縁なだけにどんな商品か分からないけど。まあその分見る時は商品の効能とかじゃなくて映像とか音楽に集中できるけど。実は化粧品のCMにはどうも最近疑問を持っていた。

代表的なのが資生堂の「TSUBAKI」。商品が何だったかはよく憶えていないけど、有名女優がこれでもかというぐらい大勢出ているやつ。鈴木京香と仲間美由紀の2人は憶えているけど、その他が誰だったか?...。とにかく全員が深紅のドレスを着て次から次へと出てくる。目移りはするし、制作費をかけ過ぎとか文句を言いたくなるし、自分的にはどうも印象が悪い。

同意を求めてカミさんと娘に話してみたら、彼女達はまんざらでもないらしい。逆にどうして?とツッコミを入れられる始末。やはり男と女で感覚が違うのか、化粧品のCMに対する自分のイメージが古いのか。でもやっぱり1人で最初から最後まで通して欲しいよなと思っていた時に目に飛び込んできたのが今回のCM。いやあ、素晴らしい、釘付けになったから。

HPで何回も繰り返して見て自分なりに分析した結果、魅力的な要素がいくつかあって、まずは映像。銀座とかによくある街角の無機的なビルの色に何種類かのブルーが映えている。まさに秋の濃さ。次が音楽。よくあるアーチストのヒット狙い系ではなくて、完全なCM専用ホンワカ系。加えてよくある大人の落ち着いた低声の女性のナレーション。そして極めつけが綾瀬はるか。

前髪を揃えたポニーテール。トレンチコートが何故かよく似合っている。それと彼女っていろんな表情を創るのがうまいですね。まさに七色。その変化に見ていて思わずドキっとしてしまう。それでなんとなく脳裏をかすめたのが映画「ティファニーで朝食を」(1961年)の中でのオードリー・ヘップバーン。何処からかマンシーニの”ムーンリバー”が流れてきたかな。


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