或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

矢野沙織

2005-11-25 07:11:56 | 200 ジャズ
今日は久しぶりにマイッタ話。昨年DVDレコーダーを購入してから、毎週ものを何本か録画予約してます。デジタルってテープがいらないからホント楽。知らない間に録音してくれて。ちょっと見て興味がわかなければすぐ消せばいいし。

その中の一つがNHK教育テレビで毎週日曜日の夜7時から放映されている「トップランナー」。色々なジャンルで活躍している若手を紹介する番組。この間のゲストがアルトサックスプレーヤーの矢野沙織。名前はちょくちょく聞いてましたけど、顔をみるのも演奏を聴くのも初めて。最初なんか可愛い顔した今どきのキャピキャピ系の女の子だなあって見てたら演奏が始まって。

正直ぶっ飛びました。上手い。フィル・ウッズと大友義雄を足して割ったようないい感じの音色。いわゆる正統派でこれまでの日本人プレーヤーにいなかったタイプ。一番感心したのは音程。バッチリです。これってかなり凄い。

唯一の救い?がアドリブ。まあなにせ1986年生まれの19歳ですから。フェイクはまずまずだけどアドリブはねえ。ちょっと安心?ていうかこれからのお楽しみ。だってこの年で枯れたフレーズ吹かれちゃ、ベテラン男性陣は立つ瀬がないですから。(笑)

CDを調べたら最新盤が上の写真のジャケットの「PARKER’S MOOD」(2005年)。なんと米人リズム隊とのNYでの競演。参りました。キャンディ・ダルファーとか凄い女性サックス奏者が出てきたなあと思っていたら、日本にもいるんですね。

さらに古館伊知郎がキャスターを務める番組「報道ステーション」のオープニングテーマ曲“Open Mind”が同世代のピアニスト松永貴志と彼女のコラボであることを発見。イカしてると感じてたけど、まさか彼女の演奏とは。HPの“オープニングの舞台裏”で試聴できます。世の中変わったもんだ。

PARKER'S MOOD Live in New York

Open MindOpen Mind