今日はちょっと話題を変えて音楽の話。英国旅行の初日におけるロンドンでの夜は、フルオケによるクラシックコンサートの鑑賞を。海外だと有名どころが手軽に聴けるところが嬉しい。オケはロンドン交響楽団。場所は本拠地であるバービカン・ホール。事前にネットでチケットの販売状況を調べたら、2階席にまだかなり空席があったので、あえて予約をせずに当日券を会場で購入。
当日のキャッチコピーは”アメリカンナイト”。曲目は、コープランドの「アパラチアの春」、次ぎがバーバラ・ボニー(Barbara Bonney)という米国人のソプラノをフューチャーしたバーバーの「ノックスヴィル 1915年の夏」。共に米国出身の作曲家の作品で初めて聴いたけど。最後が有名なドヴォルザークの交響曲第9番「新世界から」。これは新世界としてのアメリカをテーマにした曲。指揮者は病気のアンドレ・プレヴィンの代役であるフランソワ・グザヴィエ・ロート(François-Xavier Roth)。
バービカン・ホールというのは割りと狭いホールで、2階席からでもオケがやけに近く見える。肝心の音楽だけど、正直なところ全く楽しめなかったなあ。細かいことを先に言えば、主席のクラリネット奏者。テクニックがどうのこうのという前に音程と音色がひどすぎ。これはいけません。アンサンブルが台無し。だけどどうにもこうにも我慢できなかったのがホールの音響。
ネットからの情報で、やけにデッドなホールということは理解していた。確かに残響はかなり短い。それは我慢するとして、問題は音響特性そのもの。弦の音色が完全に歪んでいる。これはオケのせいじゃなくてホールのせい。これまで日本を含めていろんなホールを経験してきたけど、これだけひどいのは初めて。とてもプロの設計とは思えない。聴いている途中から、「なんでこんなひどい所が本拠地なんだろう?ロンドン響が可哀想だよな」と、もう完全に同情モードに入ってしまった。
それに追い討ちをかけたのが最後の交響曲。指揮者の安っぽいテンポの設定や盛り上げかたは”ポップスの夕べ”と間違えるくらい。そうなると今度は服装まで気になって。ファミリーコンサートじゃないんだから、キチンと正装ぐらいしろよと。ということで、聴かなきゃ良かったかもと少し後悔したかな。せっかくロンドンまで来たのに。なんか後味の悪い夜になったなあ。
当日のキャッチコピーは”アメリカンナイト”。曲目は、コープランドの「アパラチアの春」、次ぎがバーバラ・ボニー(Barbara Bonney)という米国人のソプラノをフューチャーしたバーバーの「ノックスヴィル 1915年の夏」。共に米国出身の作曲家の作品で初めて聴いたけど。最後が有名なドヴォルザークの交響曲第9番「新世界から」。これは新世界としてのアメリカをテーマにした曲。指揮者は病気のアンドレ・プレヴィンの代役であるフランソワ・グザヴィエ・ロート(François-Xavier Roth)。
バービカン・ホールというのは割りと狭いホールで、2階席からでもオケがやけに近く見える。肝心の音楽だけど、正直なところ全く楽しめなかったなあ。細かいことを先に言えば、主席のクラリネット奏者。テクニックがどうのこうのという前に音程と音色がひどすぎ。これはいけません。アンサンブルが台無し。だけどどうにもこうにも我慢できなかったのがホールの音響。
ネットからの情報で、やけにデッドなホールということは理解していた。確かに残響はかなり短い。それは我慢するとして、問題は音響特性そのもの。弦の音色が完全に歪んでいる。これはオケのせいじゃなくてホールのせい。これまで日本を含めていろんなホールを経験してきたけど、これだけひどいのは初めて。とてもプロの設計とは思えない。聴いている途中から、「なんでこんなひどい所が本拠地なんだろう?ロンドン響が可哀想だよな」と、もう完全に同情モードに入ってしまった。
それに追い討ちをかけたのが最後の交響曲。指揮者の安っぽいテンポの設定や盛り上げかたは”ポップスの夕べ”と間違えるくらい。そうなると今度は服装まで気になって。ファミリーコンサートじゃないんだから、キチンと正装ぐらいしろよと。ということで、聴かなきゃ良かったかもと少し後悔したかな。せっかくロンドンまで来たのに。なんか後味の悪い夜になったなあ。
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