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或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

Ardbeg

2005-01-02 09:59:55 | 650 酒
昨晩は久しぶりにウイスキーを飲みました。

正月はゆっくり時間が進むので良いですね。最近減酒をしているせいか、和食では缶ビールの後焼酎、洋食ではワインまでと、なかなかウイスキーまで行き着くことがないんです。

昨晩飲んだのが写真のアードベッグ17年です。スコットランドの蒸留所は、ハイランド、ローランド、アイラそしてハイランドの中のスペイサイドと大きく4つの地方に分類されるのですが、前回のバルヴィニーはスペイサイド、今回のアードベックはアイラです。

このアイラというのは、スコットランドの西の端にある小さな島のことで、北アイルランドとの境に位置しています。この島で作られるモルトはどれも強烈で個性的なんですが、アードベックもその中の一つです。アイラ島って言われても最初何も分からず、シングル・モルトを飲み始めてから勉強して理解しました。なにせそれまでは、UK、英国、イギリス、イングランド、スコットランド等の違いを全く知らなかったんですから。(笑)

アードベックの特徴は男性的な潮の香りとスモーキーさでしょうか。これは海岸沿いの立地と独特の製法によるものだそうです。

私は30才で煙草を止めました。止めてすぐは近くで煙草を吸ってると寄っていきましたが、最近は完全に拒否反応がでますね。駅等の屋外にある喫煙所の近くを通る時にちょっと臭ってもダメなくらいですから。でもこのアードベックには、昔煙草が好きだったことを思い出させる風味を感じます。

Valbenny

2004-12-20 22:52:19 | 650 酒
今日はシングルモルト・ウイスキーのお話です。なんか最近密かなブームになっているそうです。

私が興味を持ち始めたのは10年以上前ですね。でも冴えないことにきっかけが思い出せないんです。当時海外出張に行く毎に1本か2本免税店で買って帰ったのは憶えているんですが、最近じゃもう5年ぐらい買ってません。でもボトルが20種類以上あるので、それらをチビチビやってるとなかなか空かないんですよ。

ちょっとネットサーフィンしてみたらシングルモルトのサイトが多いですね、びっくりしました。その中では、Kazu sanのシングルモルトの中の「よもやま話し」が分かり易くて、いろはが理解できます。それじゃどんな種類があるのってことになると、MALTbankが詳しくよく整理されてますね。

写真は最もお気に入りのバルヴィニー15年(50.4度)です。これは業界用語でシングルバレル+カスクストレングスっていうやつで、たまらなく美味しいですよ。ちょっと高価ですけど。

普通のスコッチウイスキーは、複数の銘柄(地酒)のモルトの複数の樽を混ぜて(樽間のバラツキを平均化する)、更に全く種類の違うグレーンで薄める(でもその方が味が平均化する)っていう極めて複雑な作り方なんですが、これは本当に”1つの地酒の1つの樽から出したそのまま(水で薄めてない)”なんです。よくテレビなんかで日本酒の酒蔵で樽から出したのを試飲する場面とかありますよね、あれです。

バーでシングルモルトを注文すると、なんか通っぽかったので当時ハマッタのかもしれません。最近はスプモーニとかネグローニばかりですから。(笑)