バスケットボール男子の2戦目、フランス戦が行われて延長戦の大接戦の末敗れました。この試合、ジェットコースターにでも乗っているような試合で気持ちの浮き沈みも激しく、選手の皆さんの方が気持ち的に堪えているのではないかと推察します。
開始早々は日本が先制しいいペースも、フランスは3ポイントもバンバン決まって逆転。何度か同点にはなるものの基本的にはフランスペースで試合が進んでいった。そんな苦しい試合の中、最終クオーターに攻守の中心だった八村選手が退場処分となる。もうこれは追いつけないし、試合が壊れそうな感じが漂ってきた。それぐらい中心な試合運びだったのだ。
しかし、彼の退場で残った選手の覚悟が決まったのか、突然昨年のW杯で勝った時のリズムが蘇って一気に逆転し、あと16秒ほど残して4点差となった。一度で獲得できる点数は3点が最高なので、ほぼ逃げ切れる…はずだった。が、飛び上がって放った3ポイントシュートが決まり、プラスしてファールのフリースローで1ポイント入っての同点。そんなに激しくチャージしているようには見えなかったのだが、これは地元判定ではなかったろうかと言いたくもなる。その手があったか。
結局、これで力尽きたのか日本は延長早々に点差を開かれて敗れたのですが、最後まで諦めずにプレーしていたのは感動的でした。
八村選手が合流して日が少なかったからか、やはりチームとして合わせきれない部分もあったのかもしれません。もちろん、彼の実績や技術や身体能力は図抜けたもので彼がいるのといないのとでは別チームなくらいです。でも、それくらい八村選手退場後の日本代表の躍動ぶりは心を打ちました。そんな試合でした。
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