火曜日に、五輪会場で酒類の販売を行うと発表しながら、メディアで総批判を受けると一転して夜遅くに酒類の販売を見送り、翌日には持ち込みも禁止するとした。メディアに批判されたら右往左往して追随するという醜態を晒した。情けない話だ。
酒類の販売を行うとしてすぐに、ニュースでは飲食店に取材に行って「あなたの店では酒類を自粛させておいて、五輪ではOKにしますが」聞いて回っていた。被害者だの差別されているだの、特権階級だのと怒りを煽るのはマスコミの常とう手段だし、今の状況で酒類の販売を許可したらこうなるのは馬鹿でも分かっていたはずだろうに。
スポンサーとの兼ね合いもあるので出来れば酒類販売したいから、とりあえず1回アドバルーンを上げてみたといったところか。今はそんな時代ではないのではない。ただ信頼を損ねただけだ。それとも、酒類販売に拘っていた五輪スポンサー企業に自ら辞退させるために一旦OKという情報を流したのか。裏は色々あるのかもしれません。
もっとも、そもそも酒とコロナ感染拡大の明確な因果関係は分かっていない。酒を飲んだら、どうしても気が大きくなって大声で喚き散らしたり等で感染を助長する可能性が高いのではないかというレベルだ。どうしても、酒のこだわる行政やマスコミの意図は何なんだろうか。
個人的には、酒が飲めないならば外食は止めようと思う人が多くなるから、人出を減らすために酒類停止にしたのだと思っている。本当に酒がコロナ感染と直接関係あると思っていないから、こんな酒類販売の一時でもゴーサインを出したのではないだろうか。医師会会長が、あれだけ偉そうに政府を批判しておきながら100人の政治資金パーティーを開催したのと同じだなと、個人的には感じました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます