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赤ちゃんポスト3年

2010-05-12 | ニュース

 「赤ちゃんポスト」が10日、設置から3年を迎えた。これまでポストに入れられたのは51人。そのうち、特別養子縁組によって一般の家庭で育っている子供はわずか1人に過ぎない。病院がポスト設置の参考にしたドイツでは全員が養子縁組されている。蓮田理事長は、環境が整わない中でのポスト利用に自ら否定的な考えを示した。

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 私も実は、病院の当初の想定どおりに養子として貰われていっているものだと思っていましたので、今回の発表には驚きました。現状では赤ちゃんポストは、捨てた子供が死ぬ懸念が無い捨て場所にしかなっていない。

 欧米では映画スターや富豪などが、養子縁組という形でアフリカなどの貧しい家庭の子供などを何人も養子にしているということがニュースとして流れています。日本ではこのような子供を養子縁組することが難しいのでしょうか。それは、法的なものなのかわかりません。

 キリスト教の影響などの文化の違いもあるはずです。しかし、日本でも子供が出来ない家庭では、兄弟の末っ子を養子にといったことも結構あったようですし、決してそういった土壌が無いわけではありますまい。

 晩婚化によって、結婚してももはや子供を持つことが困難な夫婦も増加している現状。また、病気などによって熱望しながらも子供を持つことが出来ない夫婦。これら、経済的に子供を育てることの出来る夫婦に養子縁組をすることによって、結果的に少子高齢化対策の僅かでも一助にもなっていくのではないでしょうか。

 実の親を捜査することよりは、捨て犬と同列に語るのは不謹慎でしょうが、本当に望む両親に育てられる方向に進んでいった方がよいのではないでしょうか。

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