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はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

ストーブ

2006年12月12日 22時52分33秒 | Weblog
本日の画像は、暗くてよく分かりませんが解体工事の様子です。
北東にあるキッチンから西を向いて撮影しました。

フローリングが張ってあった床も、壁も、天井も全て剥がされ、オリジナルに近い状態になっています。土間は外された木材の山です。

さて、暖炉と薪ストーブの違いってご存知でしたか?

暖炉ってとても暖かそうに見えます。近くにいると確かにそうなのですが、実は外部に開放されているため熱効率が非常に悪く、部屋の空気自体もほとんど暖まらないのです。囲炉裏も同じ。

一方最近の薪ストーブは密閉されていて、熱効率も非常に良く、近くにいれば暖かいし、部屋の空気も暖めてくれる機構が付いていたりします。

本気で家を暖めようとすると断然薪ストーブなんですが、火を焚いているという実感が湧く(音とかにおいとか)のは、暖炉や囲炉裏なんですね。

うーん悩みますが、生活(暖かさと薪代)を考えるとやっぱり薪ストーブです。

あぁ、ついに・・・

2006年12月09日 02時05分15秒 | Weblog
本日昼休み、例の如く家に行くと、もう工事が始まっていました。

土間正面の天井と北側の和室の床、キッチンのリフォーム部分の壁が剥がされていました。

吹き抜け部分の梁やオリジナルの土壁が見えています。
昔はこんなんだったんだ、やはりかっこいいですねぇ~。(写真撮るの忘れました)

北側和室の床が剥がされたところは地面が見えています。
その奥の西側の部屋の床板は、最近補修されたらしく、新しいものでした。

「そうだ、大黒柱が見えるぞ」と覗いてみると・・・・・、けっこうきれいな状態。

ふーむ・・・、もう騙されませんぞ、シロアリは見えるところは食わずに中だけ食い荒らすのです。

落ちていた木片でガンガン叩くと、柔らかい感触と共にボロボロと外側が剥がれて、剥がれて、剥がれて、中は穴だらけ。

ガガーン・・・・。

その夜、僕の留守中に大工さんより電話がかかってきて、明日現地で話をすることに。

ということは・・・・。
少なくとも良い話で無いことは確かです。

あぁ、どうなるのか、治るのかこの家は・・・?



図面がでた!

2006年12月07日 22時16分20秒 | Weblog
本日のお宝は、昔のお皿とか徳利。
まだまだ使えそうですが、何十年もの間、屋根裏で過ごしたおかげで真っ黒です。
一枚だけきれいなのは、ぼくが上に乗っている皿をずらしたからです。

本日、設計士のアマチンから図面が届きました。
う~ん、ちょっとイメージ違うかな、と思って眺めていると、至るところに知恵と工夫とパッシブな家にするための装備が施されています。

さすがです。越屋根も昔風の「屋根の上に小さな屋根を乗せた」型ではなくて、片側だけ開口したタイプと天窓の併用、瓦ではなく金属屋根となっていて、効率と低コスト化を図っています。

外見は昔の家のままにしたかったので少しさびしい気もします。
が、この辺は妥協点かもしれません。まずは先立つものがないとね。

あの決定的な梁の折れが無かったら、もう少し考える余地はあるのですが。
まだ大工さんから返事がありません。

でも、今日の昼休みに会社を抜け出して家に掃除にいったところ、屋根裏に上る穴の下に脚立が立ててあったので、きっと見てくれたのだと思います。
早く返事が来ないかなぁ、落ち着かないな。

土壁

2006年12月06日 22時28分59秒 | Weblog
画像は壊した昔のお風呂です。
こうやって見るともったいなかったですね・・・。

でも写真の右の方の屋根は落ちていて、壊した後で使える古材はないか探しましたが、ぼ
ろぼろで全てダメでした。

土壁って、いいですね。
子供の頃の家も土壁でした。指でガリガリほじくって、よく怒られたものです。

壁の中が均一の材質でつまっているのも、なんとなく安心できます。

断熱材や結露防止のための防水シートや通気層や外壁やら、今の家は壁の中が非常に複雑で、中も覗けないし、自分で治せないし。

確かに断熱性能では格段に劣るし、割れたり、柱との間に隙間があいたりします。
でも、悪いところはすぐに目に付いて、すぐに修復可能、というところが、裏表のない何でも話せる友達みたいで、親近感が湧くんでしょうかね・・・・。

壁土収集

2006年12月05日 13時00分53秒 | Weblog
今日のお宝は、簡易かまど&お釜です。

かまどは写真では見えませんが、側面にぽっかりと穴が開いていて薪がくべられるようになっていて、持ち運び可能です。

お釜はUFO型で、「かまどや」のマークみたい。
ちゃんと木のふたも付いています。けっこう重いっす。

さて、日曜日の作業の続きです。

壊した建物で、相当古いのがありました。
昔のお風呂だった建物で、外は土壁で出来ており、風情があって残そうかとも思ったのですが、損傷があまりにも激しくて断念したのです。

その壊した跡から土壁の壁土を採取しました。

(目的)

裏山の上に、壁土が剥がれてボロボロの状態の掘っ立て小屋あるのですが、こちらの修繕に使用します。

採取した壁土に藁をまぜて一定期間寝かせると、再使用可能です!!
これをペタペタ壊れた部分に塗って乾かせばOK、多分。
・・・・・作業できるのは、だいぶ先の話ですけどね。