屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

旭川の気温はマイナス18度

2006年01月23日 | 日常
泣き弥勒の如く少女手を合わせ

葬儀のため旭川に向かう。
享年65歳の生涯・・・
八歳の少女の読む弔辞に涙した。
祖父の遺影の前で手を合わせている姿はとても哀しい。

今朝の旭川の気温はマイナス18度
出棺のためしばらく玄関前にたっていたが、コートを着ていなかったので、
突き刺すような寒さを感じた。
お見送りのあとまっすぐ札幌へ戻る。
寄り道は新篠津温泉。。

雨竜市街から妹背牛に向かう一本道、
路面は圧雪状態で地吹雪もなく走りやすかった。



頬を染めた花嫁 セルリア

2006年01月22日 | 日常
珈琲のあつき香りに頬染めて

山野で小さな可愛い花をみかけると、
あっと声をかけてしまう。
雪が解けて、早春の水辺でヤチブキと出合ったときは嬉しくなる。
いまは冬、
花をみたくて百合が原公園の温室へでかけた。
そこで、印象に残った花の一つが セルリア・フロリダ
原産地は南アフリカ(ケープ地方)、クリームがかったピンクの花で
ブラッシング・ブライド 頬を染めた花嫁 よばれる。
その優美な姿からブライダル・ブーケに使われることがあるそうで、
なんとも優雅で素敵なネーミングである。

ただ自然種は絶滅が危惧されているそうだ。




夜の札幌 舞い散る雪・・ 

2006年01月21日 | 札幌の風景




久々の夜の札幌は明るく華やかであった。

中学校時代の友人(総勢七人)との新年会は、
旨い酒と料理そして昔の思い出ばなしで盛り上がった。
空襲警報のなか、防空壕に避難したときの場景のくだりは臨場感たっぷり・・
このひととき、昭和20年~30年代のみんなの記憶は鮮明に蘇る。
幼いときから過去の思い出を共有している友人たちとのつき合いは
歳とともに大事なものとなってきた。

キンメダイの刺身、肉厚で旨い。


南の島へいきたい

2006年01月20日 | 札幌の風景
女は無口 雪は静かにふるがいい

これからの毎日はこんな朝、
どこでもいい、南の島へ逃げ出したい




やっと愛車の姿がみえてきた。
もうすぐ除雪車がくるので、
昼過ぎまで車を避難させなければならない。
4駆なので、少々の積雪は乗越えていくので助かるよ。
昔は後輪2駆、
よく雪に埋まってカーヘルパーの世話になったものだ。
東藻琴の峠で車が動けなくなったときは遭難するかと思った。


やっと結審した宮崎勤の犯罪

2006年01月19日 | 日常
宮崎勤に死刑判決
昭和63年、飯能市の自宅近くで失踪した少女が遺体で発見さた。
ちょうどその頃、わたしも飯能市に住んでいたこともあり、
あまりに残忍でおぞましい事件と間近に接し衝撃を受けた。
「今田勇子」の犯行声明や告白文はご家族に大きな苦痛を与えた。

逮捕されてから17年の長い裁判がやっと結審した。
長期にわたった理由は被告の精神鑑定の結果がわかれたからである。
そのため審理は迷路に入り込んでしまったのである。
しかし、神でない限り人間の精神状態を正確に鑑定することはできない。
不確実な精神鑑定結果の食い違いよって、
何年も審理を長引かせることは刑事裁判の意義を失わせかねない。

刑事裁判の審理は慎重ながら迅速に進め、
有罪であれば早期に罪を償わせるべきでないか。
オウム真理教の麻原裁判もしかりである。
鑑定論争だけで審理を中断してはならない。

4歳で殺された少女がいた。
生きていれば、昨年成人式で晴れ着をきられたであろうに・・
ご両親にしてみれば、そのときから時間はとまったままだと思う。
17年間の空白の苦しみを考えると、
裁判を長期化させた鑑定人の精神も鑑定したい。

百合が原公園の温室
「やぶつばき」
ちょうど今頃の季節・・・
まだわたしが学生のとき、(妻)と二人で大島の椿トンネルを歩いたことがある。
そのときの記憶はもう赤でなくセピア色となった。



もうすぐ、さっぽろ雪まつり

2006年01月18日 | 札幌の風景
大通りはどこも雪が満載。
自衛隊の支援縮小にともない、
ボランティアの人たちも雪像つくりに参加しているそうだ。
いままで自衛隊の全面的な協力があって、
素晴らしい雪まつりをおこなうことができた。
これからは規模は小さくても市民による、
さっぽろ雪まつり になってほしいと思う。

野暮用の帰り道、大通り10丁目から札幌駅まで歩く。
大通公園はどこでも雪像つくりが急ピッチ、
この進行状況では開幕に間に合うのかどうか心配。



激しい雪でテレビ塔が霞んでいる。



札幌駅構内、これオホーツクの流氷とか・・
さわってみたけど冷たかった。(当たり前だよね)




共感できない熱中人・・

2006年01月17日 | 日常
時をわすれ窓から世間を知る

NHKの 熱中時間 を時々みている。
いままで、いろいろな熱中人を拝見したが、
「国内の航空路線をすべて乗りつくす」という、
無駄の極致というべきか、かの熱中人には心底驚いた。
全路線を原則日帰りで往復することだけが目的、観光もグルメもない。
お金もかかるし、いくら余裕があってもやる人はいまい。
もうすでにANA、JAL、JASなど大手の航空会社の国内路線は
すべて乗りつくしたそうだ。
彼のような熱中人がいるなんて”世間は広い”ということか。

他人がまったく理解できないことに熱中するのが熱中人・・
そうはいっても、この方には共感できそうもない。

百合が原公園の温室で、
甘い香りの淡いピンク花のアッサムニオイザクラをみる。
ネパールやヒマラヤ原産とのことだが、
とても幸せそうな花びらである。



さんまの夢・・

2006年01月16日 | 日常
初春や冷凍サンマも夢をみる

男のロマン・・・
昨年、将棋アマ強豪の瀬川さんがプロ編入テストに合格した。
見事な夢ロマンの実現である。
第五局に勝利したときの涙をこらえた瀬川さんの表情は清々しい。
金でもない名誉でもない、
ただ自分の夢を成し遂げた喜びがそこにあった。

わたしの小学生のときは将棋の駒を両手でジャラジャラしながら、
縁台将棋を指している大人をつかまえて、
「おじさん、将棋やろうよ」
すでに一人前の将棋指しの気分があった。
もし、自分が生まれ変ったとしたら、
やはりプロの将棋指しになりたいなあ。。
「新宿将棋センター」で三段になったが、
ついに四段に成れず、そこまでの棋力でしかなかった。
一度だけ朝日アマ名人に平手で勝ったこともある。
そのときの棋譜は今でも持っている。(笑)

夢枕さんの大物を釣りたい夢
瀬川さんのプロになりたい夢
それぞれの夢は違うけど、
いくつになっても夢ロマンは持つべしと思うのだが、
現実は日々”いい加減”なボクがそこにいる。

”男の夢は金も名誉も関係ない”はずだが、
「金のなる木」とは花の名前にしては妙に生々しい。

百合が原公園の温室
ベンケイソウ科「金のなる木」別名「花月」






夢をみる男の表情

2006年01月15日 | 日常
夢枕漠という作家をご存知であろうか。
彼の趣味は釣り。
「日本釣り紀行」という番組のなか、彼は島牧沖のアメマス釣りに挑戦する。
雪の舞い散るなか、
荒波が打ち寄せる砂浜でいつまでも棹を抛る。
夜は地元の釣り名人から仕掛けのジグ造りを教わり、
翌朝4時アメマス釣りに再度挑戦。
なんとかアメマスを一尾釣っただけであったが、
そのときの満面笑みの表情から嬉しさが伝わってくる。
五十五歳の子供のようなこころに屈託がない。
夢みる男(もちろん女も)の表情っていいなあと思う。

島牧のアメマス釣りはキャッチ&リリースが原則である。

島牧 といえば”漁火温泉”と”賀老の滝”(三年前の夏)、
日本の滝百選の一つである。



積丹半島西の河原の夕日、賀老の滝~漁火温泉の帰りであった。