海に出て木枯らし帰るところなし 山口誓子
「俳句に季語」
この制約がわずらわしくて最近は川柳の本ばかり読んでいる。
わずらわしいのは未熟さの言い訳であることはいうまでもない。
先日、山口誓子の俳句”海に出て木枯らし帰るところなし”にあったとき、
そのシンプルな調子と潔い断定に魅かれた。
俳句は自然を詠み、川柳は人を詠むというが、
その境界はわたしにはわからない。
河豚汁や人はロマンに生きるべし 三条東洋樹
こういう川柳を詠めたら嬉しいが、
自分の型から這い出すのは容易ではない。
黄ばむほどこころもからだも色褪せて
旭橋周辺の風景
寒いけど歩き回るほどに心地よい。
「俳句に季語」
この制約がわずらわしくて最近は川柳の本ばかり読んでいる。
わずらわしいのは未熟さの言い訳であることはいうまでもない。
先日、山口誓子の俳句”海に出て木枯らし帰るところなし”にあったとき、
そのシンプルな調子と潔い断定に魅かれた。
俳句は自然を詠み、川柳は人を詠むというが、
その境界はわたしにはわからない。
河豚汁や人はロマンに生きるべし 三条東洋樹
こういう川柳を詠めたら嬉しいが、
自分の型から這い出すのは容易ではない。
黄ばむほどこころもからだも色褪せて
旭橋周辺の風景
寒いけど歩き回るほどに心地よい。